ゴルフ迷走中

風向きによって球筋が変わると言われるけど、フォローとアゲンストの違いや、それぞれの風向きを攻略するためのショットのコツを教えてほしいなぁ。

アゲンスト風の場合はいつもより飛ばしたいと思って力みやすいし、スライスが出やすいのでこういった風の時の考え方などを教えてほしい。

 

 

今回はこのようなお悩みを解決するための方法になります。

この記事を読むことによって以下のメリットが手に入りやすくなります。

・フォロー風とアゲンスト風の攻略法が理解できる

・ティーの高さや打つイメージを変える必要がある事が分かる

・アゲンスト風で球が曲がりやすくなる理由が分かる

・ゴルフはフォロー風より、アゲンスト風の方が難しくなる事が分かる

 

フォロー風もアゲンスト風もそれぞれ攻略法を考えてプレーすることをお勧めします。

アゲンスト風の場合はサイドスピンが入りやすくなり、球が曲がりやすくなるリスクが高くなりますので、風との戦いに勝つためのコツをお伝えしたいと思います。

 

高いティーアップと低いティーアップはコースに出た時の風に左右される。

ゴルフは一般的にフォロー風の時には高いティーアップで、アゲンスト風の時は低いティーアップでというのが基本にある。

 

確かにこれに関しては間違いではないと思います。

でも、これに関してアマチュアゴルファーの方が実行して成果を上げているかと言えば疑わしい気がします。

 

それでは、フォローで高いティーにする理由とアゲンストで低いティーにする理由について話していきます。

 

ティーを高くすることにより高い弾道が出るのか?

高くティーアップすることは高い弾道のボールを打って風に乗せて飛ばそうという考えだと思います。

逆にアゲンストの時には低いティーアップをして低い弾道を打って風の下をかいくぐっていくような弾道にしようと考えがち。

 

でも、実際それを実行してみると結果は思わしくない方向へ・・・

ティーアップをせっかく高くしても弾道はそれほど高くならない、そして低い弾道のドロー系の球筋になり風に乗ることなくすぐにドロップしてしまう球筋に・・・

 

飛ばずに落下してしまう傾向があります。

逆にアゲンストの時はティーアップを低くしているのに、打ち出したボールは高く吹け上がっていき風に押し戻されるような弾道となり飛距離が伸びない。

 

風向きを考慮してせっかくティーアップの高さを調節しても実際の球筋が全く逆のものになってしまう。

 

フォローの時は高いティーアップでアゲンスト感覚で振りきる

では、なぜそのような結果となってしまうのか?

アゲンスト風の場合から考えてみるとしましょう。

 

アゲンストの時は風に負けない弾道のボールを打たなければならないと思ったり、距離をできるだけ稼ぎたいと思います。

なので、ティーアップを低くしているがそれを思いっきり力いっぱいたたきにいってしまいがちです。

 

そうなるとボールに対してヘッドを上からたたきつける感覚で振ってしまうのです。

でも、ボールを上からたたきつけるように振るとバックスピンがしっかりかかってしまう。

 

そのためアゲンスト風の中でボールはバックスピンにより吹き上がっていくのです。

逆にフォロー風の場合は、風に乗せるために高いボールを打とうと考えます。

 

そのため、アッパーブローにインパクトを終えようとします。

体重を右に乗せて一生懸命打ちに行こうとしてしまいがちです。

 

結果的にこの打ち方だとボールをこすり上げるような形となります。

そのため、ボールの弾道が低いドロー系のボールになります。

 

また下手するとダッグフックが出る可能性が高まります。

チーピンやプッシュアウトスライスという球筋も出やすくなります。

 

低く打とうと思っても高く打ってしまったり、高く打とうと思っても低く打ってしまったりといったミスに繋がりやすくなるのです。

 

風に左右されない球を打つために

では、どうすればいいのか?

フォロー風の時はアゲンスト風の感覚で、逆にアゲンスト風の時はフォロー風の感覚でスイングすると良いと思います。

 

フォローでティーアップを高くしますが、スイング自体も高い弾道のボールを打つ感覚は必要ありません。

逆に高くティーアップしたボールを低い弾道で打ち出す感覚で打つということが大事です。

 

そうすることで自然とボールにしっかりバックスピンがかかって高い弾道のボールが出て風に乗ります。

ボールがドロップしてしまうことはなくなります。

 

逆にアゲンスト風の場合は低いティーアップにします。

でも、この時に飛距離を稼ごうと思ってボールに対してクラブヘッドを上からたたきにいくのは良くない。

 

たたきに行くのではなくボールを払う感覚で打ちに行く。

また低いティーアップをして高く打とうと考えるとダフリやすくなりますので辞めたほうがいいでしょう。

 

フォロー感覚で打ちに行くことにより風の下をかいくぐって低いドロー系の弾道のボールが出やすくなります。

 

このように気持ちの持ち方を少し変えてコース対策をしていくことにより結果が大きく変わるのがゴルフというスポーツだと思います。

 

風向きによって曲がり幅も大きく変わる!風の攻略法

もちろん、どんな球筋が自分の持ち球であるかなどをちゃんと把握しておくことが前提です。

もともと球筋が低くフェード系の球筋であればアゲンスト風の場合、普段よりももっと右へ流されると思った方がいいです。

 

アゲンスト風の場合は飛球方向からこちらに向かって風が吹いていますので、球にサイドスピンが多ければ多いほど、風とぶつかってケンカして押し戻されることになりますので、押し戻される分曲がり幅も大きくなってしまいます。

普段よりもサイドスピンがより強く入りやすいということです。

 

なので、あなたも経験あると思いますが、強烈なアゲンストの場合少しでも右へ吹ける球を打ってしまったら果てしなく右へ持っていかれたという経験があると思います。

これがいわゆる風に押し戻されながらサイドスピンが強烈に入ってしまった状態です。

 

逆にフォロー風の場合は、飛球方向に対して反対側から風が吹いていますので、球を後ろから押していく形になりますので、曲がり幅がいつもよりも小さくなります。

後ろから風で押されますので前に前にという直進性が高まりますので、曲がり幅が少なくなるのです。

 

ゴルフはアゲンスト風の方が難しいと僕は思っています。

普段よりも大きく曲がるということを頭に置いておかないとアゲンスト風の攻略は難しいです。

 

普段から吹け球が多い場合は、アゲンストではかなり苦労すると思います。

吹けて右へ持っていかれてしまうOBを怖がって左へ打ちだしたら今度はチーピンとなって同じように風の影響でいつもよりも左へ持っていかれるということがよく起こるからです。

 

マメ知識として頭に入れておいてもらえたらと思います。

今回は風向きによってどういった球筋で攻略するかが自分の中で考えてもらえるようにお伝えしました。

 

あなたの持ち球がフェードなのかドローなのかは分かりませんが、いずれにしてもアゲンストは普段よりも曲がり幅が大きくなる。

フォローの場合は普段よりも曲がり幅は小さくなるということを知っておいてもらえたらと思います。

 

アゲンストの場合は、スライサーにとってさらに距離をロスしてしまうので、苦しいと思います。

なので、スライサーの場合はアゲンストに弱いスライス球を改善する練習をする必要があります。

飛距離不足でセカンドショットが余計に難しくなってしまいますからね。

 

ご自分持ち球を知るという事もゴルフが上達していくために必要な事ですので、ドローボールとフェードボールはどっちがいい?【持ち球を決めて打ち分ける】も読んでおいてください。

 

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