スタンス理論ってよく言われることあるけど、意味あるのかな?
タイプ別にゴルフスイングを変えた方がいいみたいなこと言われるけど、実際はどうなんだろう?
今回はこのようなお悩みを解決する内容になります。
この記事を読むことによって以下のメリットが手に入ります。
・4スタンス理論について理解が深まる
・4スタンス理論を取り入れた方が良いのかが分かる
・タイプ別にスイングが異なる理由が分かる
でよく言われる4スタンス理論について、ベストスコア65の僕が自身の経験をもとに取り入れるべきか否かなど詳しい内容をお伝えしたいと思います。
4スタンスを気にした方がいいのか?または逆に無視した方がいいのか?ぜひ参考にしてください。
ナチュラルにスイング作りに役立つ?4スタンス理論
スイングを作っていくための4スタンス理論についてお伝えしていきます。
あなたも4スタンス理論という言葉を耳にしたことがあると思います。
もちろん僕も4スタンス理論の本やDVDを購入して、どういったものなのか知っています。
4スタンス理論を活用してスイングが良くなるという人もいます。
でも、結論から言いますが僕としては4スタンス理論はそれほど気にする必要はないと思います。
4スタンス理論というのは元整体師の廣戸聡一さんが提唱する人間の体は4つにカテゴライズできるという理論です。
もちろん「それはなんとなく分かるし、タイプは人それぞれ違うのも分かりますよ」ということは誰でも理解できると思います。
4スタンス理論というものは、人間の先天的要素を取り上げている理論です。
例えば、
「オレは野球をやっていたからこうなった」とか
「オレはトレーニングをしているから変わった」とか
そういった後天的なものではなく生まれたときから先天的に決まっているもの。
それが、4スタンス理論と言われるもの。
そして、この生まれ持ったタイプがあきらかに4パターンに別れている。ということです。
そんな4スタンス理論ですが、まずAタイプとBタイプの2つにカテゴライズされます。
そしてAタイプ、Bタイプでさらに2つずつカテゴライズされます。
つまり、
A1タイプ、A2タイプ
B1タイプ、B2タイプ
このように4つのタイプに分かれることになります。
そして、簡単にAタイプ、Bタイプの体の特徴として、
Aタイプ=体の力を発揮するときに伸び上がる
Bタイプ=体の力を発揮するときに縮む
ということが言われています。
4スタンス理論をもとに分析するなら
例えば、タイガーウッズはガッツポーズで伸び上がるように体をそらせるためAタイプと言われています。
逆に、ガッツポーズで体を丸めるように使う人はBタイプと言われています。
試しにあなたもガッツポーズをしてみるといいでしょう。
伸びるのか?
縮むのか?
これによってAタイプ、Bタイプのそれぞれに分かれると言われています。
そして、これをゴルフに当てはめると
Aタイプの人というのは、ヒザやヒジが安定して、腰や肩を切り上げるように使う。
Bタイプの人というのは、ヒザやヒジが動き、腰や肩が安定する。
石川遼選手やベンホーガンやタイガーウッズなどヒザを大人しく綺麗に使う人はAタイプだと言われています。
アドレスの時もAタイプの人はお尻を少し突き出していくようなアドレスが合っていると言われています。
逆に、横峯さくらプロや、ジャンボ尾崎プロなんかはヒザがいっぱい動きますので、Bタイプと言われています。
このように、4スタンス理論というのは、それぞれのタイプに合わせたスイング作りをしていきましょう。という事を提唱しているわけです。
確かに異なるタイプというのはあると思います。
ただ、スイングの中で自然と表れるものであり、意図的に行っていることではないということを理解しておきましょう。
タイプ別に別れるから単純に動きを真似すればいいのか?
次に1タイプ、2タイプに分かれますが、説明しますと
1タイプ=重心位置が内側にある。と言われています。
なので、たとえばイチロー選手なんかはどちらかというとバッティングの時に内股で打っていきます。
逆に松井秀樹選手などは2タイプと言われています。
2タイプ=重心位置が外側
内股ガニ股というので判断するというわけではないです。
内股の人でも外側重心の人もいるという事です。
なので、野球のスローイングでも
「足を内側にしめて投げろ」という人もいますし、逆に「足を割って投げろ」という人もいます。
ゴルフでは母指球に乗りなさいという人もいれば、ちょっと外側に重心をかけなさいという人もいます。
ではそれぞれ、AタイプとBタイプを合わせることでどうなるのか?
A2タイプとB1タイプの人は身体をバラれるに使う方がいいとされています。
逆にA1とB2は身体をクロスに使った方がいいとされています。
あなたも自分がどのタイプなのかを調べることができますので、気になるという場合は実践してみてください。
ただ、自分のタイプが分かったからと言っても、意識してゴルフスイングに導入すれば良いというわけでもないと思います。
実際に自分のタイプが分かっても、スイングの中で起きていることは自然発生している動きなので、周りから「そう見える」ということで、「意識して、意図的に行う」ことではないのです。
仮に自分のタイプがタイガーウッズ選手とタイプが同じであったとしても、「彼のスイングを真似しましょう」というわけではないのです。
あくまで自分の中で理にかなったスイングを覚えることによって、結果的に同じタイプの選手のスイングに似てくる可能性がある。ということです。
基本的にゴルフスイングのイメージは松井選手とイチロー選手では松井選手のバッティングのイメージになります。
なので、4スタンス理論云々の前に、体重移動のイメージなど体重移動なんて意識しても手打ちになるだけで意味がないも読んでおいてください。
4スタンス理論(タイプの調べ方)
4スタンス理論が気になるという場合は、自分のタイプを知る意味でも参考にしていただけたらと思います。
まずは1タイプか2タイプを調べる方法です。
1、イスの浅い位置に座る
2、太ももを内側に回して立てる=1タイプ
3、太ももを外側に回して立てる=2タイプ
次にAタイプかBタイプかを調べる方法です。
1、指の第二関節で力が出る=Aタイプ
2、指の付け根で力が出る=Bタイプ
このように4スタンス理論というのは人それぞれ4つのタイプに分かれるということを提唱して、それぞれのタイプにあったスイング作りや練習を行う方がゴルフの上達が早いとされています。
僕としては実際に自分のタイプを調べてみてB2タイプであることが分かりました。
基本的にヒザとかヒジなどを積極的に動かして体をクロスに使った方が力を発揮できるというタイプらしいですが、あまりそんな意識やイメージを持つ必要なんてないと思います。
ゴルフスイングというのは要は再現性の高い正しいスイングを作ることによって、人それぞれタイプが違いますのでスイングに違いがあるように見えて当然という事です。
4スタンス理論は、結果的に再現性の高い正しいスイングができていれば、B2タイプであれば同じB2タイプのツアープロに似た動きになりやすいということです。
結果的に、ヒザやヒジが積極的によく動いているように見える。というだけの話です。
なので、意識してそう動かそうとしているわけではないという事です。
再現性の高い正しい体打ちスイングができたら勝手にタイプ別に体というのはそれぞれの特徴を出しながらスイングしているように見えるということです。
4スタンス理論を学んで自分のタイプを見つけたとしても、そこに依存してしまっては意味がありません。
あくまで結果論であるということ。
結果として似た動きになるということ。
同じタイプの選手の動きを真似して、その動きに寄せていったとしても、根本的な正しいスイングの動き(インパクトでのボールの当て方)などが感覚で分かっていないと意味がありません。
4スタンス理論に依存して、同じ真似事をすれば上手くなるほど、ゴルフは単純ではありません。
実際に試してみれば分かると思います。
そんなことよりも、「自分のスイングを作る」事に意識を向けた方がいいです。
その方が「今の自分に足りない動きが何なのか?」などを具体的に気づけたり、考えられるようになるからです。
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