球を上げるアプローチを覚えたいです。
普段からアプローチが苦手でグリーン回りでダフることもよくあります。
どうすればアプローチが上手くなれるのでしょうか?
どうも、トシです。
このサイトではアプローチの基本となるピッチエンドランについてたびたびお伝えしていますがもうひとつ球を上げるピッチショットも覚えていてください。
サンドでのピッチエンドランがキャリーとランが6対4位の比率になるのに対して、もう少し転がる分量が減ってキャリー8に対して、ランが2くらいの球になります。
実際にこのアプローチが必要となるような状況はバンカーを超える場合とか、深いラフを超える場合とか、または砲台グリーンなどの場合ですね。
転がして寄せにくいという場合につかっていきます。
そして、グリーンの手前側にピンが切っている場合とかにも使っていきますし、グリーン奥からの下りの傾斜になっている場合などもそうですね。
ごくごく限定されるわけですが、こういった場面でつかっていきます。
でも、この2種類のアプローチを身に着けることによって、普段コースで出会う95%以上の状況に対応することができます。
アプローチが上達する方法を今回もお伝えしていますので参考にしてくださいね。グリーン周りで寄せに自信が持てるようになるとゴルフが楽になりますからね。
球を上げる考え方と対策
球を上げる方策としてはフェースを開いて、ボール位置を少しだけ左に寄せます。
そして、ピッチエンドランでは左足体重にして構えますが、この体重配分を5対5か若干左足体重にします。
これだけでインパクト時のロフトが減って自動的に球が高く上がるようになります。
打ち方のコツはピッチエンドランとほとんど同じです。
ロフトが増えるので同じ距離をキャリーさせようと思ったら、クラブの上げ幅は大きくなりますが、感覚としてはロブショットのようにヘッドを走らせる必要はないです。
また、飛ばそうなどと思って力まないように注意してくださいね。
球を上げたいからといってスイングを変えてすくい上げるようなうち方になるのはダメです。
フェースを開いて球を左に置いて、ロフトを増やすだけでインパクトの許容範囲がせまくなりますのでフェースの上っ面に当たるミスとかだるま落としなどのようにボールの下をくぐってしまうミスの可能性が高まってしまいます。
なので球を上げたい時ほど球を上げようとする動きは排除していかないといけません。
そして、インパクトも高い球を打つと考えただけで、右足に体重が乗りがちになりますがそれをいかに抑えられるかが勝負と思ってください。
打ち方は一つです。
アプローチが上手い人というのは難しい状況からであっても簡単にそう打つことができます。
それはとりもなおさず、基本的なテクニックを忠実に行うことができるからです。
アプローチがうまい人を目指すというのであれば、基本的な地道な練習を重ねていくこと以外に道はないと思っていいでしょう。
どのアプローチでも同じですが、コツとしてはインパクト後はフォローですぐに左ひじをたたむことです。
この左ひじのたたみが遅いと左腕が棒状のままフォローを出してしまいますので、なかなか距離感を合わせることが難しくなります。
できるだけ左ひじは早めにたたむ意識を持ってください。
そうすることによって、フォローで左腕をたたみながら左ひじをうまく使って球を逃がす動きも覚えやすくなります。
ショットもアプローチも同じですが、インパクト後に左腕というのはすぐにたたむことです。
フォローを大きく出すなどと間違ったイメージがあると左腕のたたみがないままにスイングしてしまいますので、距離感を合わせにくくなりますし、インパクト前でザックリするというミスが出やすくなります。
ロブショットは想像力
ちなみにロブショットについても触れておきたいと思いますね。
ピッチショットよりも高く球を上げる打ち方にロブショットがあります。
フィルミケルソンが得意とする技です。
大雑把に説明すると極端にフェースを開いて手首をやわらかく使って円を描くようにヘッドを走らせます。
ロフトを増やして球が前に飛ばない状況をつくっておく。
ヘッドスピードを上げて上方向にボールを飛ばすわけです。
ピッチショットよりも打点の上下方向のズレがシビアなショットになります。
なので距離感のコントロールが難しいです。
さらに早く大きくスイングするために打ち損じた場合には大きなミスになる危険があります。
ロブショットをうまく成功させたいという場合は、ロブショットの基本的な打ち方をマスターするを読んでおいてください。
アプローチというのは球を上げようとすればするほどうまくいきにくくなります。
フェースの開き具合、振り幅、転がりなど打つ前にどれだけ想像力を働かせることができるか?
これが分かれ目になります。
想像力を養うためには練習と実践経験が必要になります。
実際に使う場面はごくごくまれな状況となりますが、普段からできるだけ具体的なイメージをもって練習して実践するという事を行ってみてください。
ロブショットは確かに難易度が高いですよね。
でも、練習することによって打てるようになります。ただ、コースで使うとなるとはじめはかなり勇気がいると思います。ぜひ、慣れるまで練習を繰り返してください。
左腕のたたみで距離感を合わせる
先ほどもお伝えしましたが、アプローチショットが上手く人は左腕の使い方が上手です。
以下に左腕をうまくたたむことができるかによってアプローチの精度は決まると言っても過言ではないと思いますね。
よく3時から9時ぐらいの振り幅で打ちましょう。などと言われることがありますが、このイメージではフォローで腕をたたむという動きを忘れてしまいます。
ショットもアプローチも同じようにフォローでは左腕というのはすぐにたたむべきです。
左腕というのは大きく伸ばして使うのではなくて、小さくコンパクトに使う事がゴルフ上達に必要不可欠なポイントになります。
フォローは腕を伸ばさずクラブが体に巻き付くように振れることが重要も読んでおいてください。
例えばアプローチでハンドファーストに当てたいと思うと、手元を飛球方向へ押し出すようにボールに当てに行ってしまいがちです。
これでは、ザックリするミスが増えてしまいますし、距離感を合わせることが難しくなります。
アプローチが上手い人はフォローで左腕をすぐにたたむ癖をつけています。
そうすることによって、手元が体の近くを通ります。
結果的にフェース面をいじくることなく、フェースにボールが乗っているかのような感覚を得ることができるのです。
実際はフェースにボールが乗るということはありませんが、乗る感覚を掴むことができるという事です。
そのためには、左腕を短く使うことがお勧めです。
目標へ向かって手元を押し出すように使っているとシャンクしやすくなります。
アプローチをこのように打っている人は多いです。
フォローを長く大きく出していくという考え方は間違いですよ。参考にしてくださいね^^
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