ゴルフ迷走中

グリーン周りのアプローチが苦手です。

ピンに寄せられる打ち方やコツを教えてほしいです。

 

どうもトシです。

前回の記事ではピッチショットについて、お話ししました。

 

100ヤード以内の距離を打ち分けるピッチショットが上手くなればスコアメイクが期待できるということですね。

ピッチショットに関しては前回の100ヤード以内の距離を難なく寄せるピッチショットのコツとは?を読んでおいてください。

 

今回はチップショットについてお話しします。

チップショットはグリーン周りからのアプローチになります。

 

ゴルフではフルスイングは大切です。

そして、ドライバーで飛距離を出すことも大切です。

 

でも、誰もがグリーンを3割から4割の確率で外すものです。

なので、グリーン周りからのチップショットの重要性はとても大きいと言えるでしょう。

 

あなたは自分のチップショットを採点するとしたら100点満点中何点でしょうか?

チップショットのやり方が全然わからないという人も多いです。

 

チップショットのやり方が全然わからない人は基本からしっかり学ぶことをおすすめします。

グリーン周りでピンに寄せるアプローチが上手くなるとスコアも縮まりますので、今回の内容も参考にしてくださいね。

 

チップショットの基本はクラブ選択肢を5本にする

これからチップショットの内容に入っていきますが5本のクラブを使うことを前提に話します。

クラブは6番アイアン、7番アイアン、8番アイアン、9番アイアン、そしてPW(ピッチングウェッジ)です。

 

チップショットで距離感がわからない人は参考になるかと思います。

打ち方はすべて同じで使用するクラブによってキャリーとランの比率を変えていきます。

 

チップショットで最も大事なこと、それはやはりキャリーをなるべく抑えてできるだけ転がしてピンに寄せることです。

例えばグリーン回りからピンまで残り距離を寄せるのに手でボールを投げて寄せるときあなたはどのような投げ方をしますか?

 

たぶん下手投げでボールを転がしてピンにをめがけて投げるのではないでしょうか?

やさしく下手投げでボールを転がすと思います。

 

このように下手投げで転がしたほうが距離感を正確に出すことができます。

 

なのでチップショットでも同じこと。

できるだけボールを転がすことです。

 

グリーン周りからのアプローチではチップショットが最も確実でミスが少ないショットになります。

キャリーではなくできるだけランを使ってカップに寄せることです。

 

チップショットはピッチショットとパッティングの中間に位置するショットだと思っていいでしょう。

 

一つの打ち方で距離感はクラブが決めてくれます。

なので距離によってクラブ選択を変えるというわけです。

 

クラブを変えるだけで、様々な距離に対応することができるのです。

基本的にはキャリーを最小限に抑えるためにボールの落としどころはグリーンエッジから1メートルぐらいのところに落とすようにします。

 

そしてボールが転がる距離というのは使用するクラブによって異なります。

チップショットの難しい点といえばストロークが短いことによるトップやダフりです。

 

チップショットでトップした場合はグリーン回りからなので今よりもさらにカップからボールが遠ざかってしまう可能性があります。

 

チップショットは必ずハンドファーストで打つ

トップするという事はハンドファーストで打てていないことが原因ですね。

チップショットの正しいクラブの動きはハンドファーストです。

 

なので、インパクトでは手元が先行してインパクトします。

逆に手元をヘッドが追い越してインパクトするとすくいあげるような形のインパクトになります。

 

このすくい上げるような打ち方はロブショットやグリーン周りのバンカーショットに使います。

通常のアプローチショットでは、グリップは常にクラブヘッドよりも先行してなくてはなりません。

 

逆にクラブヘッドがグリップを追い越してしまったら必ずと言っていいほどミスショットになります。

 

ボールをトップしてグリーンをオーバーしてしまったり、またはボールの手前をダフってしまうということになります。

 

ですので、常にハンドファーストの形でスイングするということを絶対に忘れないことです。

アプローチショットをダフリやトップでミスする人の共通する悪い癖も読んでおいてください。

 

チップショットのセットアップについて

 

それでは早速チップショットのセットアップについて話していきます。

まずはクラブは短く握ります。

 

クラブを短く握ることでクラブをコントロールしやすくなります。

そしてグリッププレッシャーはフルショットよりも強く握ります。

 

フルショットのグリッププレッシャーが3,4割だとするとチップショットは5,6割の強さで握ります。

なぜならチップショットの場合はフルショットと違い手首を全く動かしません。

 

なので通常のスイングよりもグリップを強く握って手首を固定します。

ハンドファーストに構えてその形をスイング中に絶対に崩さないようにしましょう。

 

次にスタンスですが若干オープンに構えます。

体重配分は6割を左足に乗せてスイング中はできるだけ体重移動を行わないようにしましょう。

 

またボール位置は体の近くです。

 

なので目安として体からボールの距離はクラブヘッド3つから4つの距離ぐらいです。

体の近くにボールを置くことによりクラブはアップライトになります。

 

クラブをアップライトに構える理由はアップライトにクラブを立ててかまえることによってよりストレートなストロークが可能となります。

 

チップショットで気を付けることはインサイドにテークバックしないこと。

なのでほとんどパッティングと同じ打ち方だと考えていいです。

 

チップショットの鉄則としては常にハンドファーストです。

クラブヘッドが手元よりも先に行ってはいけません。

 

これはインパクト以降のフォローでも手元が先にあるということです。

なのでボールを打ったらフィニッシュでまずは止めて確認してみましょう。

 

ハンドファーストの形が崩れていないかと確認します。

フィニッシュでハンドファーストが崩れていなければ必ず良いショットを打つことができるでしょう。

 

ちなみにハンドファーストで打つためにはグリップの握り方も関わってきますので、アプローチを極める打ち方【ゴルフ初心者でもスピンが効いて距離感が出る】も読んでおいてください。

 

チップショットが苦手ない人はだいたいボールから離れて立っていることが多いです。

そのためテークバックがインサイドに入ります。

 

チップショットでは絶対にテークバックをインサイドに引いてはいけません。

パッティングのようにほとんどまっすぐなストロークイメージを持つことが大事です。

 

テークバックをインサイドに引くとダフリやすくなります。

 

意識としてはクラブのヒール側を浮かせる感じです。

そうすることで、クラブをアップライトに立てることができます。

 

またショットする前には何回も素振りをしてショットの感じをつかむようにしましょう。

チップショットの基本はエッジから1メートルのところにキャリーさせるつもりで何回も素振りをします。

 

エッジから1メートルのところにキャリーさせることだけを考えて素振りをします。

アプローチが上手くなりたいなら、まずは転がしを覚えることをお勧めします。

 

アプローチは転がす方が簡単だし、寄るも読んでおいてください。

高い球を練習するのは、転がしができるようになった後です。

 

 距離に応じたクラブの選択

 

チップショットに関しては打ち方はすべて同じでクラブ選択によって打つ距離を調節します。

それでは距離の測り方ですが、自分の歩幅をだいたい1メートルとします。

そしてボール位置からカップまでの距離を測るために歩きます。

 

ボール位置からカップまで何歩でいけるかまずは歩いてみましょう。

 

例えば、ボール位置からカップまでの距離が8メートルだったとします。

そして、ボール位置からグリーンエッジ1メートルまでの距離が4メートルあるとします。

 

ボール位置からカップまでが8メートルなのでグリーンエッジ1メートルまでが4メートルだと丁度半分の距離になりますね。

なので、ここでは4メートルキャリーさせて残りの4メートルの距離を転がすクラブを選択する必要があります。

なのでクラブはPWを使用します。

 

このページの冒頭にも書きましたが、チップショットで使用するクラブは6番アイアン、7番アイアン、8番アイアン、9番アイアン、PWです。

この5本のクラブを使ってするのが基本です。

 

そして、それぞれのクラブのキャリーとランの比率ですが、以下になります。

 

1対1のときはPW(キャリーが1でランが1)

1対2のときは9番アイアン(キャリーが1でランが2)

1対3のときは8番アイアン(キャリーが1でランが3)

1対4のときは7番アイアン(キャリーが1でランが4)

1対5のときは6番アイアン(キャリーが1でランが5)

 

それではボール位置からカップまでの距離が12メートルあるとします。

そして、ボール位置からグリーンエッジ1メートルまでが4メートルあるとします。

 

この場合使用するクラブはどれでしょう?

もうお分かりですね。

そうです。

使用するクラブは9番アイアンです。

 

グリーンエッジ1メートルまでをキャリーさせるために4メートル、のこり8メートルを転がすのでキャリーとランの比率が1対2になります。

 

なので、この状況では9番アイアンを選択します。

 

キャリーとランの比率はクラブのロフトによってもたらせるものでスイングは全く同じです。

なのでやることは一つだけ、つまりグリーンエッジから1メートルのところにボールをキャリーさせることです。

 

これができたらあとはクラブのロフトが勝手にボールをカップまで運んでくれます。

なのでカップのことは忘れてボールの落としどころだけに集中しましょう。

このチップショットをコースで実際に使ってみましょう。そうすることで必ずスコアを縮めることができると思います。

 

それではおさらいに入ります。

 

  • アドレスでは体重の6割を左足スイング中の体重移動は行わない
  • グリップは手首が動かないよう強めに握る
  • アドレスからフィニッシュまでハンドファーストでダウンブロー
  • パッティングの要領で打つ
  • ボール位置からキャリーさせる距離とカップまでの比率により使用クラブを変更

 

キャリーとランの比率を理解することです。チップショットの狙いはただ一つです。

ボールをグリーンエッジから1メートルの距離にキャリーさせることだけです。

ワンパット以内のところに寄せることができれば簡単にスコアを縮めることができるようになりますのでチップショットは練習する必要があると思います。

 

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