コンパクトなトップの作り方知りたいなぁ。
もうオーバースイングに悩みたくないし。。。
方向性が安定するようなトップの作り方があったら教えてほしいなぁ。
今回はこのようなお悩みを解決する内容となります。
この記事を読むことによって以下のメリットが手に入ります。
・コンパクトなトップを作れるようになる
・オーバースイングを克服できるきっかけを掴める
・コンパクトなトップにより方向性の安定が期待できる
どうも、ベストスコア65のゴルフレッスンプロ(トシ)です。
今回もあなたのゴルフ上達のために有益な情報になれれば幸いです。
ということで、今回のテーマは【コンパクトなトップを作るコツ】についてお伝えしていきます。
コンパクトなトップを作る方法【大西葵プロ編】
今回は若手プロで人気の高い大西葵プロのコンパクトなトップを作るコツについてです。
大西プロは両脇で挟んだボールを落とさないでトップを作るようにと言っています。
イメージ的には両手が右耳の横で止まるくらいがコンパクトなトップと言う事ですね。
そして、実際はもう少し上がってもOKというのが大西プロが言うコンパクトなトップです。
オーバースイングの人は意識してももっと大きく振りかぶってしまうのでこの感覚的なずれを直すためにこのボールを両腕で挟んで落とさないという練習がおすすめという事です。
「この練習はバックスイングからトップまでの練習になりますか?それともこのままボールを打ってもいいのでしょうか?」というご相談もいただきます。
ゴルフ初心者の方はこのようにバックスイングからトップまでの動きを練習するといいですね。もちろんボールを打っても良いですよ。
ボールを挟むことで右肘が閉まる
このボールを両腕の間の挟んでバックスイングの練習をすることによって、右肘の閉まりも確認することができます。
右肘が体の前から外れないような感覚を得ることができます。
この動きは、右肘が体の前から外れてしまうバックスイングをしている人にお勧めの練習方法になります。
右肘が体の前から外れるバックスイングをしていると切り返しから右肘を体の前に入れてくることができづらくなります。
もちろん切り返しから野球のアンダースローのように右肘をうまく絞り込んでくることができる場合はそれでも良いですが、アマチュアゴルファーの多くが切り返しから右肘が背中側に外れたままダウンスイングをしてしまうので、インパクトでハンドファーストになりにくいという人が多いです。
なので、インパクトでハンドファーストを作るためにも右肘の閉まりを感じてトップを迎えるという事を練習しておけば、切り返しから右肘を体の前に入れてきやすくなります。
「右肘の絞り込みはハンドファーストに打つために必要な動きですよね。そのための準備としてトップでの右肘の閉まりを感じるということですね。」というご相談もいただきます。
ハンドファーストに欠かせない右肘の絞り込みを行う前の準備と思ってもらえたらいいですね。
コンパクトなトップでも飛距離はほとんど変わらない
トップが大きくなりすぎるオーバースイングはボールが曲がってしまう大きな原因という事です。
大西プロもトップをコンパクトにしたら飛距離は変わらないのに方向性がアップするのを実感したそうです。
オーバースイングの悪いところは「右サイドが伸びたり手やクラブが体から外れる」ことによって、「クラブをスムーズに振り戻す事ができない」という結果になってしまいます。
そうするとダウンスイングで、クラブが正しい軌道から外れることになります。
こう言った悪循環に陥ってしまう人って多いです。
ヘッドスピードが上がらなかったり、ミスヒットしてしまうので飛距離も方向性も良くなってくれません。
コンパクトなトップを作るには手先でクラブを上げることなく体を大きく回すことになります。
そして、両手が右耳の横に来たところがフルトップの形になると大西プロ言います。
でも、これぐらいを意識しても実際はそれ以上に上がってしまうという人がほとんどです。
コンパクトを意識しても大きく上がってしまうという人は手やクラブの位置を気にするよりも腕の中にボールをイメージするのが効果的で、アドレスで仮想のボールを両腕で挟んだら、その仮想のボールを落とさないようにクラブを上げていくという事を意識してみるといいと思います。
手元や腕の運動量が体の回転よりも多くなるとひじが曲がりすぎたり浮いたりするので、仮想のボールは落ちてしまう。
なので仮想のボールを落とさないようにバックスイングをして落ちそうな形になったらそこで止めれば自然にコンパクトなトップができるようになりますからね。
両腕でボールを挟んでいるイメージを持つということで両腕の感覚を変えずにバックスイングをしていくということが今回のポイントになります。
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肘が暴れてしまうとかフライングエルボーになってしまうという人にとっては良い練習方法になると思います。実践してみましょう。
基本は両腕の三角形を変えずにトップまで行く
確かに基本は両腕の三角形を変えることなくトップまで行く指導をよく耳にします。
もちろんゴルフ初心者のうちはこういった指導を守って練習されることによって綺麗なスイングになりやすいです。
両腕の三角形を崩さずにテークバックしていくことによって、アマチュアゴルファーがよくやってしまうクラブヘッドをテークバックでインサイドに引きずり込む動きも改善されると思います。
ただ、ある程度体の回転でクラブを上げていく感覚を掴めてきたら、自分の動きたいようにバックスイングしていく方が良いでしょう。
あまりロボットのようにガチガチにスイングを固めようとするのではなくて、自分の長所は消さないようにしたほうがいいです。
オーバースイングでもダウンスイングの再現性が高ければ問題ない
確かにオーバースイングは悪と言われたり改善する必要があると言われることが多いです。
確かにこれは間違いではないのですが、飛距離を優先して考えるゴルファーならあまりオーバースイングを気にする必要はないと思います。
もちろんダウンスイングで再現性の低い動きになってしまっている場合は、基本的な動きから覚えてオーバースイングを直した方がいいのですが、ある程度ダウンスイングで再現性が高い動きができているのであれば、飛ばしに行くときは思いっきりオーバースイングをしても構わないと思います。
やはりゴルファーなら自分の最大飛距離を追い求めたくなりますからね。
今回の大西プロの練習方法は方向性を重視したスイングをするためのバックスイングからトップの練習だと思ってください。
なので、「俺は飛ばしを追求したい」という場合は、個人的にはお勧めしません。
飛ばしに行きたい場合は、もっと右肘をフリーに動かした方がいいと思っています。
フリーに動かすというのは、右脇を開けて切り返しからの右肘の移動距離を長くするという考え方になります。
参考になるプロとしては、マシューウルフ選手のようなスイングですね。
あんな風に右ひじを使えるようになると、ヘッドスピードを上げることができますので飛距離を出しやすくなります。
「マシューウルフ選手はまさに飛ばしと方向性の両立を目指したスイングですよね。見ておいて気持ちがいいです。」というご相談もいただきます。
マシューウルフ選手はクラブの使い方が上手ですよね。うまくヘッドスピードを出してシャフトの運動量をうまく活用して飛ばしていますね。
マシューウルフ選手のスイングについてはマシューウルフのスイング解説【GGスイングのプロのエグい手元の低さ】も参考にされてみてください。
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