私もアイアンでダフることが多いです。
ダフらないように気を付けていてもダフってしまいます。今回の内容も参考にさせていただきます。
どうもトシです。
アイアンでのダフリの原因についてちょっと思ったことをお伝えしたいと思います。
友人と練習している時に一つ気づいた点があります。
僕の友人はゴルフ歴が7年ぐらいでぼちぼち練習をしてきて今スコアが100前後です。
良い時は90台で回りますが悪くなると110ぐらいたたきます。
そこでスイングを見てほしいということで本日一緒に練習に行ってきました。
僕の友人の悩みはダフりです。
アイアンでよくダフりがでます。
特にパー3になると力みからかダフりが多いということで悩んでいました。
ダフりをなくしてショットが安定すれば90台は切れると思います。
ダフるのは色々な原因が考えられますが、下半身が上手に動かせたら軸ブレしにくくなりますのでダフリにくくなります。今回の内容もぜひ参考にしてくださいね。
アイアンのスタンス幅が広すぎる
アプローチとパターはそれなりにできているのであとはアイアンのダフリを解消したいということでした。
スイングを見ていてまず思ったことが、アイアンなのにスタンスが広すぎる。
僕はアイアンショットのアドレスでのスタンス幅は基本的に肩幅よりも若干狭いです。
3番や5番などのロングアイアンでも基本的に肩幅よりもスタンスは狭いです。
ショートアイアンになるとさらにスタンスが狭くなります。
アイアンのショットの考え方としては飛ばすクラブではなくコントロールするクラブです。
なのでドライバーのようにスタンスを肩幅ぐらいに広げる必要はないです。
また、アイアンショットの場合は僕の中では体重移動をするイメージは全くありません。
むしろ体重移動をしていない感覚でスイングしています。
極端なことを言いますとアドレスしたらあとは右を向いて左を向くだけ。
正直ドライバーでも体重移動なんて意識していません。
同じように右向いて左向くだけです。
これは僕の中の感覚です。
友人のアイアンショットを見ているとまずスタンス幅が肩幅ぐらいの広さかもしくは若干肩幅よりも広くスタンスをとっていました。
そしてテークバックで左ひざを右ひざに寄せすぎているので軸がブレてバックスイングで軸が右にブレてダウンスイングで軸を左へ戻す動き、つまりバックスイングで体重が右にスウェーしていました。
いわゆるギッタンバッコンという感じのスイングになっていました。
ゴルフスイングで大切なことの一つに腰の回転で打つわけですが、腰が地面と平行に回転する必要があります。
でも、体重が右にスウェーすることで軸がブレるために腰の回転が地面と平行に行われない。
そのためバックスイングで右ひざが後方へ逃げてパワーを貯められない。
軸ブレしているためにボールの手前にヘッドが落ちてダフる形になっていました。
ダフリを克服するには、軸ブレを治すことが先決
スイングって自分ではプロのように振っているつもりでも他人に見てもらうと自分では気づかないミスは多いものです。
まず、軸がブレていることを友人に伝えました。
そこで軸がブレないように意識するように言いましたがそう簡単に直るものではありません。
なのでまずアドレスのスタンス幅を狭めることにしました。
スタンスを狭くすることによって体重移動がしにくくなりますので軸ブレ防止につながります。
次に考え方を変えてもらいました。
アイアンというクラブは飛ばすクラブではなくてコントロールするためのクラブということに考えを変え。
何も力いっぱいに力んで振る必要がないことを伝えました。
この2点を気を付けて練習していたらダフりがだんだんなくなってきました。
狭いスタンスでのショットになれてきたところで今度は左ひざに注意を向けるように言いました。
バックスイングで左ひざが右ひざのほうへ寄りすぎているために腰が地面と平行に回転しないことを伝えました。
イメージとしては左ひざをバックスイングで右に寄せるのではなくて、ボール方向(正面に出す)イメージでスイングするように伝えました。
それでもやはり長年の癖が残っているのでしょう。
イメージと実際は大きな違いです。
左ひざを前に出すイメージでもまだ右に左ひざが流れていたので前ではなくて斜め前に左ひざを出すように言いました。
すると、軸ブレせずに腰が地面と平行に回転するようになり右へのスウェーがなくなりその結果ダフりが出なくなりました。
基本的にたいていの人はアイアンショットのアドレスのスタンス幅が広いように思います。
アイアンは飛ばすクラブではなく狙ったところに落とすクラブだと思います。
なので力んで振る必要はないし、スタンスを広げて飛ばす形で構える必要もない。
スタンスを広げれば広げるだけ体重は右に流れやすくなります。
つまり軸がブレやすくなる。
スイング軸がブレるとショットの安定性を欠くのでアイアンショットでダフりが消えないという人はまずスタンス幅から見直してみるといいと思います。
スイング軸の意識をどこに持っていけばいいのかに関しては、スイング軸は首の付け根、トップはシャフトが飛球線と平行を読んでおいてください。
下半身の使い方を変えると軸ブレを防げる
ダフりの原因というのはだいたいが下半身に問題があります。
もちろん手打ちでダウンスイングでいきなりコックをほどきながら下して来たらタメがほどけるのでダフる原因となりますが、それを抜きにしてダフる原因を見てみるとやはり下半身の動きに問題があることが多いです。
軸ブレを起こす原因はすべて下半身の動きが誤っているからです。
僕の中では体重移動は意識するものではなく勝手に行われるものだと思っています。
体重移動を意識して、バックスイングで右に乗せてダウンで左に乗せるなんて考える必要はないと思います。
もちろんこれは人それぞれの感覚の違いもありますが、右に乗せて左へ乗せるという意識でスイングすると軸がブレるという方は考え方を改める必要があります。
そもそも、軸がブレている人はアドレスからインパクトまでの視界がブレていることでしょう。
視界がブレているというのはアドレスで構えた時の視界(見えている景色)がバックスイングからインパクトで視界を固定することができない。
視界を固定しようと思って練習することはいいことですが、なかなか視界を固定しようと思ってできるものではないですね。
もちろん意識してできる人はそれでいいと思いますが、なかなかはじめのうちは難しいと思いますので、そういう方は先ほどの通り体重移動は考えずに左ひざをバックスイングでボール方向かもしくは斜め前に出すぐらいのイメージを持つといいでしょう。
そうすることで自然と視界がブレることを防ぐことができるようになり、視界がブレないことで軸ブレを防止することができるようになります。
軸ブレを防止できるようになるとダフるという現象が消えていきます。
僕が友人にこのようにアドバイスしたらダフりが消えました。
また一つゴルフが楽しくなったと言ってくれたのでよかったです。
アイアンは飛ばすクラブではないということを意識することでダフりを防止するための第一歩につながると思っています。
他にもダフる原因はあります。
よく中級者がインサイドアウトにスイング軌道を作っていきますが、インサイドアウトにスイングすることでボールの手前にヘッドが落ちやすいため、それが原因でダフっている人もいます。
スイング軌道というのは、インサイドインを目指しましょう。
インサイドアウトに振るのはドライバーでドローを打ちたい時に意識してインサイドアウトに振ってもいいですが、アイアンは基本的にインサイドイン軌道で打つことが大事ですね。
インサイドインで打てればダフリはなくなっていきますよ。
インサイドインのスイングを作る右肩の動きも読んでおいてくださいね。
後は、ダフリを克服するために僕が昔よく行っていた練習として、砂浜に行って球を打つという練習方法があります。
ライが最も厳しい砂の上から打つ事によって、ボールだけを綺麗に打つことができる打ち方を自分なりに模索することができるからです。
練習場のマットの上から打つより何倍もゴルフが上達する良い練習になります。
ちなみに、砂の上から上手く打つためには下半身先行のスイングができないことには話になりません。
こういった練習方法を試してみたいという場合は、究極のゴルフ上達方法!【砂浜で練習すれば誰でも片手シングルになれる】も読んでおいてください。
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