ゴルフは止まっているボールだから難しいと言われるけど、やっぱり止まっているから難しいの?
どうもトシです。
野球やテニスや卓球と違いゴルフは止まっているボールを打つスポーツです。
「止まっているボールなのにどうして当たらないの?」
「自分は運動神経が全くないのではないか?」
高校時代までは野球をしてきた僕にとって止まっているボールに当たらないというのはショックでした。
「ボールが止まっているのだから、野球よりも簡単でしょ?ゴルフなんて簡単さ」
楽観的に思っておりゴルフをなめていると言ってもおかしくなかった。
ゴルフは簡単とか、自分でもできると思ってゴルフを始める人がほとんどだと思います。
でも、ところがどっこいなんですねー。
止まっているボールを打つのがこれほど難しいとは・・・
自分が思うように簡単に打てないのがゴルフです。
止まっているボールを狙ったところに飛ばすためには、自分が正確に動く必要があります。
毎回正確に動くことができれば狙ったところに飛ばせますが、その再現性が低いスイングだとゴルフは難しく感じてしまいますよね。
考え悩みゴルフを続けることが楽しい
自分の思うままにならないので考える。
そして、上手く打てるようになるためにレッスンを受けたりレッスン書を読んだりして知識を増やしていこうとするわけです。
ゴルフは向上心があれば自分で追及していくことができます。
だから楽しいというのもありますが(笑)
でも知識は増えるけど体をどう動かしていいのか?
これがわからないままゴルフを続けていき結局何が正しいのかが分からないと悩み苦しむ人も多いです。
僕は野球経験者なので野球に置き換えて考えたことがあります。
野球のボールはピッチャーが投げてバッターの方へ向かってきます。
その向かってくるボールに対してタイミングを合わせてバットを振りボールを打ちに行きます。
つまり野球の場合はボールも動いているが自分もタイミングを取りながら動いているわけです。
逆にボールが向かってきてるのに泊まっていたらタイミングが取れないし打つことが出来ないわけです。
ピッチャーが投げたボールに対してリズムを合わせてバットを振りボールを打ちに行く。
でも、ゴルフの場合は球が止まっている。
球が止まっているので自分も止まって打つのか?
止まって打つと言えど、どこを止めて打つのか?
体のどの部分を止めるのか?腕なのか肩なのか?
仮に肩を止めて打つとするとどうなるかというと、十分にテークバックすることが出来ないし、フォローも取れない。
次に腕を止めて打つのか?でも腕を止めて打つなんて不可能。
腕を止めてしまったらクラブを振ることすらできません。
じゃあ、どこを止めたらいいのでしょうか?
それは下半身を止めて打つことです。
止まっているボールを打つのがゴルフです。
野球のように動いているボールを打つわけではないのです。
野球の場合はボールが動いているので何かしら下半身を動かしてタイミングを取ります。
動くボールを打つ野球の足の使い方をしていては動きすぎるため上体も動いてしまって軸ができないスイングになってしまいます。
例えばパッティングの事を考えてみてもらいたいのですが、パッティングでは下半身不動と言います。
下半身はあまり動きすぎないようにしたいです。
ざっとですが、パッティングでは下半身は動きません。
これによって不動の軸ができやすくなります。
ショットもパットも似たようなものだと思います。
パットの延長線上にショットがあると考えたほうがいいかもしれません。
ショットでも基本は下半身は止めているという事が基本だと思います。
ガチガチに止まってしまうという場合は、「あまり動きすぎない」ぐらいのイメージでも良いでしょう。
なので、ゴルフは下半身はできるだけ止めて打つようにすることがまずは大事です。
椅子に座って振ってみる
この下半身不動の感覚を身に着けるためにお勧めの練習が椅子に腰かけてクラブを振ってみることです。
椅子に腰かけてスイングすることで下半身を使わずにスイングする感覚がつかめてくると思います。
つまり上体のねじりだけでスイングする感覚が養われてきます。
別にクラブを持たなくてもその感覚は養われてきます。
仕事の合間などに椅子に腰かけているときにやってみるといいと思います。
たくさん練習場でボールを打ってもうまくなれない。
これはアマチュアゴルファーの方のほとんどが悩んでいることでもあります。
自分のスイングの欠点というのを分かっていないまま練習をしても意味がないというのが僕の考え方です。
自分の欠点をまずは知ることが大事ですよね。
例えば、右足の使い方とか外転する人が多いものです。
いわゆる専門用語でスピンアウトという言葉がありますが、我々大人ゴルファーの多くはスピンアウトしています。
どこを動かすのか?を考える前に
多くの人はスイング中にどの部分を動かそうか?と考えることが多いと思います。
スイングに対する考え方の問題です。
「腰を切ろう」とか「下半身主導で」とか「ダウンで腕は真下に落とそう」とか・・・
人それぞれスイング中に体のどの部分をどう動かそうかと考えると思います。
でも実はこれに大きな落とし穴があると僕は思っています。
下半身に目を向けると、多くの大人ゴルファーは右膝を不動のものとして使いたがります。
要は右膝が伸びないようにとか、アドレスの形のままとか
こういった意識を持って下半身を安定させようとします。
しかし、この意識というのは逆に不安定な動きになってしまいやすいです。
気持ちよく動けないという状態になりやすいです。
腰まで止まってしまう
スイングの軸を作るために下半身を止めようとして腰まで止めてしまっては上体が窮屈になって深いテークバックを取ることが困難になります。
アドレスで構えた状態の右ひざの位置をテークバックでも崩さずにキープするという意識が強いと、下半身がうまく使えなくなります。
この右ひざがテークバックからバックスイングで右へ流れてしまうビギナーゴルファーが非常に多いです。
右膝は若干伸びてもいいですが、流れないようにしましょう。
そして、腰の捻転に連動するかのように左足も右足に寄せられていきます。
つまり腰と左足は上体が捻転することによってそれにつられて引っ張られていくというわけです。
思いの外下半身を静かに使おうとして、全くスピードを出せないという人も多いです。
良くありがちなのがテークバックの時に右ひざを右方向へ流してしまう動きが我々大人ゴルファーに多いですが、こうなってしまうと軸がブレる。
軸がブレてしまうと腰もスエーしてしまうので左右のブレが生じてきます。
こうなるとスイングの再現性が落ち、ミート率が下がってしまいますので、ぜひ初心者ゴルファーの方は右膝が流れないように気を付けてください。
バックスイングで右膝が流れなくなると、安定したショットを打つ準備が整いやすくなりますよ。
軸がぶれることによりダウンスイングの軌道が一定しないのです。
右膝が流れるという場合は右の腰がスエーしていないかを確認してみましょう。
軸のある安定したスイングができるとインパクトも安定してきますし、ミート率も上がっていきます。
うまくボールに当たらないという人は、まず右ひざがテークバックで動きすぎてないかをチェックしてみましょう。
右ひざを全く動かすことなくスイングできればおのずと軸の太いスイングができるようになるかと思います。
右膝を動かさない意識が強くアドレスの曲げたままが辛いという場合は、バックスイングで捻転不足を指摘されて右ヒザを伸ばしても右腰がスエーしていたら意味がないを読んでおいてください。
右膝と右腰の関係性など詳しくお伝えしています。
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