ゴルフ迷走君

パワーローテーショナルゴルフ蛭間先生のスイングを解説してほしいなぁ。

欧米式ゴルフスイング理論を配信されている先生のスイングは実際どうなのかな?

日本のティーチングプロとの違いなども比較してほしいなぁ。

欧米式と日本式ではスイングに対する考え方がまるで違う気がするから、その辺の解説もお願いしたいなぁ。

今回はこのようなお悩みを解決する方法となります。

この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入ります。

・パワーローテーショナルゴルフ(PRG)蛭間先生のスイングが分かる

・欧米式理論を発信している先生のスイングの特徴が分かる

・日本のティーチングプロとのスイングの違いが分かる

・コースに置いて再現性の高い方(有利)はどちらなのかが分かる

・自分が目指すべき方向性が定まりやすくなる

 

今回は、パワーローテーショナルゴルフ(PRG)蛭間先生のスイングを分析してほしいというご相談をメールでいただくことがよくあるため、蛭間先生のスイングを僕なりに分析して特徴などを解説したいと思います。

PRG(パワーローテーショナルゴルフ)と言えば、欧米式スイング理論を発信されている事でとても興味があるという方が多いため、今回記事にすることにしました。

 

PRG蛭間先生のスイングの特徴や、他のティーチングプロと比較しながら違いをお伝えしていきたいと思います。

なのでご自分のスイングチェックの際に役立てていただければ幸いです。

 

パワーローテーショナルゴルフ蛭間先生のスイングを分析【日本式との違い】

パワーローテーショナルゴルフ蛭間先生のスイング分析をしてほしいという声を多くいただくため、記事にすることにしました。

そして、蛭間先生のスイングと日本人ティーチングプロ達とのスイングの違いがどこにあるのかなど気になるという声もいただくことがあるため比較して分析してみたいと思います。

 

蛭間先生がよく言われる事として、切り返しから体の回転(胸の回転)を止めずにインパクトへ向けて体は開いて使うように表現されるため、この部分が多くの日本人ティーチングプロと表現が逆で混乱するという声も多いです。

一般的に日本人ティーチングプロの理論の多くが、「体を開くな」「胸を開くな」「ダウンスイングは後ろを向いたまま先に腕を下ろせ」「積極的に腕を振りなさい」「ヘッドを走らせるように振りなさい」「フェースターンをしなさい」「地面に力を出力しなさい」などと言われることがあります。

 

こういったレッスンに対して、蛭間先生のレッスンでは「体の回転は止めない」「胸の回転を止めない」「体を開いて使う」「頭を残さない(ルックアップ)」「インパクト付近で右手が左手を追い越さない」というように、ほとんど相反する内容のレッスンを行っています。

 

この違いが実際のスイングの違いにどう表れるのかなどを知ることができれば、ご自分が目指すべきスイングモデルも明確になると思います。

 

PRG蛭間先生のスイングを分析してみる

早速、パワーローテーショナルゴルフ蛭間先生のスイングを分析していきます。

まずは手っ取り早く、アドレスとインパクトの違いを比較してみることにします。

 

僕がスイング分析で大事にしている部分なので、このサイトをいつも見てくれている人にはすぐに理解していただけると思います。

アドレス時とインパクト時の頭の位置を比較すると頭の位置が下に下がっている動きが見受けられます。

これは、前傾姿勢が深くなっている証拠です。

 

前傾姿勢が深くなることによって、必然的に頭の位置はインパクト時の方が下がりやすくなるからです。

また、特徴としては右肘が曲がった状態でインパクトに向かっている動きが見受けられます。

 

そして、お尻の位置を比較してみました。

インパクトでお尻の位置がアドレスとほぼ同じところで腰が回転しています。

つまり、お尻の位置がボール方向へ出て行かずに、前傾姿勢が起きていないということになります。

 

日本人ゴルファーによく見られるアーリーエクステンション(前傾姿勢の起き上がり)の動きが見受けられません。

また、腰を開いてインパクトしている動きが見受けられます。

手っ取り早くアドレスとインパクトを比較してみました。

 

次に、切り返しからの動きを分析してみます。

果たしてシャローイングの動きは発生しているのか?

切り返しからシャフトが寝るシャローイングの動きが発生しています。

そのため、グリップエンドの延長がボールの先を指す形になっているのが見受けられます。

蛭間先生のスイングの特徴は、切り返しから前傾姿勢が深くなりながらダウンスイングに行き、クラブが寝る動きが発生してシャローイングされた後に、腰を開いた状態でインパクトを迎えるという形になっています。

シャローイングの動きに関しては、ゴルフのダウンスイングの軌道はクラブを寝かせるシャローイングができればOKを参考にされてみてください。

 

ツアー選手達と比較してみる

パワーローテーショナルゴルフ蛭間先生のスイングをツアープレイヤー達と比較してみます。

やはり、共通する部分としてはインパクトの方がアドレス時よりも頭の位置が下がっているという部分が共通点となります。

 

そして体を開いた状態でインパクトしているという部分もツアープレイヤー達と似ています。

 

【ツアー選手のアドレスとインパクト】

【蛭間先生のアドレスとインパクト】

 

次に、切り返しからの動きはどうなのかを比較してみましょう。

特に注目してほしい部分としては、やはり切り返しのシャローイングの部分や腰の開き度合い。

そして、左肩が低く切り返している部分になります。

 

【ツアー選手の切り返し】

【蛭間先生の切り返し】

切り返しからシャフトが寝ている動きが似ています。

シャフトがインパクトへ向かう際のダウンスイングの入り方が似ています。

 

腰のラインもスクエアに戻っている部分も似ています。

左肩が低く、浮いていない部分も似ています。

 

結論言うと、パワーローテーショナルゴルフ蛭間先生のスイングは、世界で活躍する多くのツアー選手達のスイングに似ている部分が多いということが言えます。

 

日本のティーチングプロと比較してみる

ティーチングプロとの比較も見ていくと違いを見つけやすいかと思います。

【他のティーチングプロ】

 

 

 

 

他のティーチングプロに共通する部分は、お尻の位置がボール方向へ出ながらインパクトに向かっています。

そのため、頭が上に上がりながら前傾姿勢の起き上がりが見受けられます。

また、胸の回転が止まりインパクトでは腰の開きが少なく伸びあがり傾向が強いスイングになっています。

 

【PRG蛭間先生やツアープレイヤーのインパクト】

比較してみると違いが見えてきます。

他のティーチングプロはアドレスでの頭の位置が上昇しながら、お尻の位置がボール方向へ出て伸び上がる動きに対して、蛭間先生やツアープレイヤーの場合は頭の位置が逆に下がったまま前傾姿勢が起きることなくインパクトを迎えています。

そのため、後方から左のお尻の見える量に違いが生まれます。

 

また切り返しからの、シャフトの傾き度合いも違います。

【他のティーチングプロ】

いわゆるシャフトが自然と寝るシャローイングという動きが違うところも、比較すると分かりやすいと思います。

基本的にインサイドアウトにクラブヘッドを動かす動きが強いと、切り返しからシャフトの延長線がボールとつま先の間を指すことになります。

これは体の回転を止め気味で手元をインサイドに下ろしている動きが強いとこのように切り返しからシャフトが寝る動き(シャローイング)が発生しづらくなります。

 

【PRG蛭間先生】

お尻が前に出る動きで前傾が起きながら、体を閉じ気味で切り返す動きが目立つ他のティーチングプロに対して、蛭間先生の場合は、お尻が後方へ出るようにシッティング動作が入り前傾が起きずに切り返している動きが見受けられます。

 

前傾姿勢の起き上がり度合いや、インパクトでの頭の位置、お尻の位置、体の開き具合などを比較してみるとこういった違いが明確に浮き彫りになります。

切り返しの動きはお尻の位置がボール方向に出るか出ないかによって大きく変わります。

 

スイング中のお尻の動きというのは前傾姿勢を維持するために重要な部分になりますので、ゴルフはお尻の使い方が重要【欧米式ヒップターンを覚える方法】も読んでおいてください。

蛭間先生のスイングはツアー選手のスイングに似ている

色々と比較してきた結果、蛭間先生のスイングは世界で活躍するツアープレイヤーのスイングに似ているという事が言えます。

インパクトの形を見ると違いが明確に分かりやすいと思います。

 

そして、他のティーチングプロのスイングはどちらかというとアマチュアよりのスイングに似ています。

以下アマチュアの方のスイングに多い傾向となります。

 

インパクトで伸びあがりながら手を返す動きが目立つスイングです。

 

アマチュアに多いスイング

 

 

いずれも、お尻の位置がボール方向へ出ながら前傾が起き上がる動きが目立ちます。

 

このように、比較してみると違いが明らかになります。

なぜ、こういった違いが出るのかは、冒頭でお伝えしましたがスイング理論の違いにあります。

 

体を開かずにインサイドアウトで伸びあがりながら打つ日本式打法と、体の回転(胸の回転)を止めずにローテーションで前傾が起きることなく、インサイドイン軌道を作って打つ欧米式打法といった感じで大まかに分けることができます。

日本人のレッスンの多くが体を開かずに腕を振らせたり、手を返す系の表現が多いのに対して、欧米系のレッスンでは、アーリーエクステンションを止めることからレッスンされることが多いのです。

 

なので、理論の違いによってこのようにスイングの違いが生まれるのです。

そして、蛭間先生のスイングは欧米系のスイングであるということが言えると思います。

 

今回はパワーローテーショナルゴルフ蛭間先生のスイングを分析してきました。

ご自分のスイング分析の際に役立てていただければ幸いです。ちなみにアーリーエクステンションを克服して、再現性の高いスイングでパーオン率を上げていきたいという場合は、スコア65!7バーディーを取った左サイドと体幹の秘密を暴露!隠してきたテクニックを完全公開!をお勧めします。

 

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