グリーン周りからうまく寄せワンが取れるアプローチの打ち方が知りたい。
グリーン周りだと距離感が難しかったり、ラフが深かったり状況に応じて色々と考えて対策する必要があるのかな?
グリーン周りから寄せワン率を上げる事が出来たらもっとスコアがまとまると思うけど。
今回はこのようなお悩みを解決するための方法になります。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入りやすくなります。
・グリーン周りからのアプローチに対して自信が付きやすくなる
・グリーン周りからの寄せワン率が上がりスコアがまとまりやすくなる
・夏の深いグリーン周りのラフの攻略、冬場の薄芝のラフ攻略の仕方がそれぞれ分かる
アプローチの中でもグリーン周りのアプローチが一番スコアメイクに直結すると思います。
なので、今回はベストスコア65の僕がグリーン周りのアプローチ攻略の手順を具体的にお伝えしたいと思いますので、ぜひ参考にされてみてください。
夏場のグリーン周りのラフを攻略するアプローチ
まず夏場はグリーンまわりでラフにつかまってしまったときなど、ライの状況にもよりますがおおまかに3つのライの状態が考えられます。
ボールが浮いている良好なライの状態。
次にボールが半分ぐらい沈んでしまっている状態。
そして、完全にボールが沈んでしまっている状態です。
これらのライの状況に応じて打ち方は変わってきます。
それぞれの打ち方さえ理解できていたら意外と簡単に寄せることが可能となります。
ライの状況によって打ち方を変える必要があります。
ボールが浮いているライと沈んでいるライとでは大きな違いがあります。
打ち方というかセットアップも変わってきますね。
ボールが浮いているライの場合と沈んでいるライの場合では何を変えていけばいいのか分からない人も多いと思いますので、今回の内容も参考にしてみてください。
ライに応じてセットアップや打ち方は変わる
まずは良いライの時にはスクエアに構えてボールを落とす落とし場所だけを考えて普通にショットすることです。
良いライの時にはしゃくりあげるような打ち方はNGですね。
しゃくるような打ち方になると距離感が合わなくなってしまいますのでそこは注意が必要です。
僕の場合、このようなライでは打ったボールが浮きすぎて距離が出にくくなりますのでボールの位置を真ん中よりも若干右において対応することもあります。
夏芝の良いライの場合は、確実にボールが浮いている状態なので、あまりフェースを開くこともなく右足寄りにボールを置いて打つとコンタクトが良くなります。
また、ボールが浮ているので普通に打てばダフるというミスは起きません。
よほど上から鋭角に打ち込まない限りザックリはないので、普通に打てばOKです。
逆に沈んだライの場合はボールをいつもよりも左において球ができるだけ高く上がるようにしています。
さらに、これに加えるとしたら沈んだライの場合はポイントとなるのがクラブフェースがボールの下に入るかどうかが考えられます。
入るのであるなら若干オープン気味に構えてフェースを開いてクラブヘッドがボールの下をくぐるようにショットする。
つまり、アプローチの基本となる「うまくバンスを使って打つ」ということです。
58度や60度のバンスを使うためにはフェースを開く必要があります。
フェースを開くことによってリーディングエッジが地面に刺さるという危険を回避することができますので、沈んだライであってもチャックリすることなく打つことができるのです。
アプローチでフェースを開く重要性を理解されていない方は結構多いです。
アプローチのミスに強い構え方。構え方でフェースは自然に開くも読んでおいてください。
沈んだライでもザックリすることなくクリーンに球だけを打つ技術もあります。
これは初心者ゴルファーには難しいかもしれませんが、ボールだけをクリーンに打つ技術を身に着けておくと冬柴でライが厳しい状況でも自信を持ってアプローチを打つことができます。
つまりバンスに頼ることなく打てる技術が身に着けば最高ですね。
その技術の具体的な身に着け方はアプローチを極める打ち方【ゴルフ初心者でもスピンが効いて距離感が出る】を参考にしてください。
一般的にボールが浮いたライでは右めに、逆に沈んだライでは左めにボール位置を変えることがおすすめです。
「ボールが浮いている場合は右足寄りにボールを置いてもチャックリする可能性が低いですよね。フェースを開かなくても浮いているので地面にリーディングエッジが突き刺さる可能性も低くなるという事ですね。」というご相談もいただきます。
浮いているライでは球を上げようとすることなくどちらかというと低い球を打つ意識を持った方がいいですね。
そのためには右足寄りにボール位置を持ってくるといいですね。
浮いている分チャックリする危険度は低いですからね。
完全にボールが沈んでしまっているライの打ち方
夏場のラフで完全に沈んでしまっているボールの場合ですが、距離感を合わせるのが非常に難しいです。
僕の場合このようなケースではバンカーショットのつもりで打っています。
スタンスはかなりオープンにしてクラブフェースを開いてロブショット気味に打っていきます。
ボールが完全に沈んでしまっている悪いライはきれいにショットしようとするのではなくて、脱出できたらOKという感じで思っておくこと。
寄せようとか思わずに脱出できたらOKぐらいの気持ちが大事です。
なのでロブショット気味に打つことが一つですが、もう一つの打ち方としてはクラブを上からドンっと入れてインパクト後は振りぬかずに引き戻す打ち方があります。
このように打つことによりボールが強くたたかれますので死んだ打球となり上に上がります。
でも、これはかなり勇気がいる打ち方だと思います。
このように完全にボールが沈んでしまっているライでは有効な打ち方になります。
いずれにしてもボールの沈み具合により同じクラブを持っても打ち方が変わるということは覚えておきたいところです。
そして、それぞれのライに合ったショットをマスターしていくことをおすすめします。
夏場のグリーンまわりのラフはこのように芝にボールが埋もれてしまうことがよくありますのでその時の対処法としてこのような打ち方を知っておく必要があると思います。
「沈んでいるライに関しては今まで逆のイメージで打っていました。上から打ち込むものだと思っていたのですが、この考え方は間違いなんですね。」というようなご相談もいただきます。
沈んでいるライに対して上から打ち込もうとしたくなる気持ちは分かります。
上から綺麗にフェースをボールに当てたいと思ってダウンブローに入れたくなるものですが、これでは逆にチャックリする可能性が高くなりますよ。
なので、沈んでいるライでは基本的にフェースを開いてバンスを使う準備をしておきましょう。
そうすることによって、うまく沈んでいるライからチャックリせずに抜け出ることができるようになりますよ。
ディボットに沈んでいる場合の打ち方や冬ラフの打ち方
ただディボットなどのベアグランドに沈んでしまっている場合や芝が薄い冬場などは、上から刃先を突き刺すように打つのではなくて、一般的にフェースを開いてロブショット気味に打っていきます。
多くの人がディボットに沈んでいるボールを上から潰すように打つものだと思っているのですが、これは地面にリーディングエッジが突き刺さるだけなので辞めた方がいいです。
柔らかくふわっとした球を打つためにフェースは開いて使います。
そうすることによって、沈んでいるライでもバンスを使って対応できるようになります。
ただ、バンスに頼らなくても上手く打つ技術があります。
それは、右手のグリップをウィークにして上から被せるようにグリップした後に、右手のひらが地面を向き続けている感覚で、バックスイングしてフォローも同じ感覚のまま球を打っていくのです。
こうすることによって、ボールだけをクリーンに打てやすくなります。
これは、僕が砂浜での練習で培った技術です。
砂の上からアプローチの練習を行っていると、ボールだけをクリーンに打つためにはこのようにグリップの握りを変える方がシンプルで上手くボールだけを打てやすくなるものです。
完全に沈んでいるライではバンカーショットのつもりで打つわけです。
ということはフェースかかなりオープンにしてバンスを使って脱出させるということです。
今まで本当に真逆の事をしていた人は多いでしょう。
フェースを閉じ気味で上からカツンと刃先を入れていくものだと思っていると、ど右してもザックリするわけですよ。
ザックリしてしまう意味が理解できるかと思います。
実はザックリしたくないと思って刃先を入れようとしがちですが、沈んでいるライでは真っ先にバンスを使うことを意識しいましょう。
そのためにフェースを開いてバンカーショットのイメージでアドレスすることですね。
後は思い切ってフィニッシュまで振りぬくことです。
途中で緩めることなく振りぬけばバンスが滑ってくれますのでうまく完全に沈んだライからでも抜け出ることができますよ。
ライに応じてフェースの開き具合を変えてみるというテクニックを覚えるとアプローチのバリエーションも増えますし楽しくなりますよ。
まあ完全に沈んでしまってるライはロブショットの打ち方にも似ていますので、ロブショットの基本的な打ち方をマスターするも読んでおいてくださいね。
後はボールだけをクリーンに打つ技術も覚えておくとよいですね。
その方がどんなライからでも自信を持ってアプローチが打てるようになります。
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