ゆっくりの方が安定してドローを打ちやすいと思っていました。
これって勘違いでしょうか?
ドローボールが簡単に打てるようになりたいです。
どうもトシです。
昨日は雪がかなり振っていましたね。
夜打ちっぱなしで練習していたら8時ぐらいですが、いきなり雪がふぶきだしてびっくりしました。
僕が住んでいるのは福岡ですが、めったに雪なんて振らない地域なのですがいきなりの吹雪にびっくりでした。
今日はいまのところ晴れとまではいきませんが、ちょっと曇りですね。
というわけで、今日の内容に入っていきます。
というわけでというのがおかしいですが(笑)
スライサーの方には役に立つ記事になるのではないかと思います。
スライサーからドローを打つためのポイントとなります。
ドローボールを打つためにはテークバックをゆっくり上げるか?もしくは速く上げるか?
どっちがドローボールを打ちやすいと思いますか?
「そんなものゆっくり上げた方がいいに決まっている!」と思うかもしれませんね。
実はテークバックをゆっくりよりも速く上げたほうがドローボールは打ちやすいのです。
できれば速い方がいいですね。外国人のテークバックはみんな速いですよね。海外のツアーを見ていれば一目瞭然ですね。
テークバックからバックスイングは勢いよく
宮里藍プロのようにテークバックをゆっくり上げるのを真似する人がいますが、テークバックがゆっくりになると切り返しで、肩も一緒に回転してアウトサイドインのカット軌道になりやすいです。
ドローを打つ練習をするならテークバックは速く上げることです。
そうすることにより体を深く捻転させることができるので腰と肩の回転差がしっかりとでき、ダウンでもその捻転差を保ったままインパクトへ向かいやすくなるからです。
なのでテークバックはゆっくりじわーっと上げていくよりも速く勢い良く上げていくことをおすすめします。
ドローボールが打ちたい方はなおのことゆっくりよりも速く上げるほうがいいでしょう。
もちろん、グリップを球が捕まりやすいグリップにできているかも大事なポイントとなりますので、フックグリップは手を返さない右手は下から握りローテーション不要でスライスが直るも読んでおいてください。
イメージしずらい方は両手でおぼんを持ちおぼんの上に水の入ったコップを置いてみましょう。
そして、そのおぼんの上のコップが倒れないようにテークバックする練習をしてみましょう。
いきなり手首のコックを入れるとおぼんに乗っているコップは倒れてその中の水はこぼれてしまいます。
手首のコックはできるだけ使わないように上げていくことでおぼんの上のコップの水をこぼさないように上げていくことができます。
このイメージでおぼんをクラブに持ち替えてテークバックしてみましょう。
はじめはゆっくりでかまいません。慣れてきたら勢いをつけてあげていきましょう。
正しいテークバックの軌道がわかってくると思います。
そして、勢いをつけてあげていくことにより体の捻転差をしっかりつけることができる。
ドローを打つにはクラブをインサイドから下さなくてはなりませんので、捻転差がないとクラブをインサイドから下すことが難しくなります。
先ほども言いましたがテークバックがゆっくりだと体の捻転差を感じにくいですし、
特にプロではない一般の方は体が硬い人が多いのでゆっくりテークバックすると深く体を捻転させるのが難しくなるのです。
なので、勢いよくクラブを上げていくほうが体をしっかり捻転させやすいのです。
インサイドからクラブを下すためには捻転差がないとできません。
トップでしっかり捻転して左横腹にしっかり捻じりによるきつさを感じましょう。
そして、トップの切り返しでは下半身から切り返しそれにつられて遅れて腕がついてくるイメージが必要です。
腕が遅れてついてくるようになると左脇のしまりを感じながらスイングすることができるようになります。
下半身先行で上半身が遅れてくる感覚
腕が遅れてついてくるとはどういうことなのか?
イメージしずらい方は以下の画像を見てみましょう。
これは森田選手のダウンスイングの一コマですが、腰が先行して動き腕が遅れてついてきているのがわかると思います。
この画像では腕を下におろしてきているように見えますが、決して腕を振っているわけではないです。
切り返しの下半身の動きによりトップの位置から腕が落下してきているだけです。
トップから腕の力を使って振りに行く人はこの腕の落下の感覚がありません。
そのためクラブが外から下りてきますのでアウトサイドインの軌道になります。
切り返しからは腕を振り下ろすという感覚は必要ありません。
トップから腕の力を使って打とうとする人は腕の落下の感覚を覚えるためにまずはしっかり下半身でダウンスイングをスタートする意識を持ちましょう。
上半身と下半身に捻転差を感じれるように練習してください。
手元はむしろ上にあげるように、トップの位置にとどめる意識
腕は振ろうとするのではなく、トップの位置にとどめておくイメージでいいです。
手元をトップの位置にとどめておくイメージでも下半身からダウンスイングをスタートすることにより勝手に腕が下に落下してきます。
腰の動きに引っ張られて腕が下りてくるわけです。
そうなると自然とクラブはインサイドから下りてくるようになるのです。
なので、腕の落下の感覚がない人はダウンからの切り返しで腰に引っ張られて腕が下りてくる感覚を覚えることから始めましょう。
そして、後方から見るとこうなります。
左脇も右脇もしっかりしまっているのがわかりますね。
腰を先行させることで手元が遅れてクラブがインサイドから下りてくるようになる。
インサイドから下りてくるようになることで、打ちだしたボールが飛球線の右に出るようになります。
はじめは右に出てそのまま右に曲がるプッシュアウトスライスでも右に出ることはドローを打つ基本。
プッシュアウトする理由はフェースが開いているだけです。
右に出ることは良いことです。
少し話がそれてしまいましたが、つまりトップでしっかり捻転するために、テークバックは勢いよく上げていくことが大事であることを理解してもらえたら幸いです。
そのほうがドローボールが打ちやすくなると思います。
簡単にドローを打てるようになる方法
ドローの打ち方も1通りではありません。
「俺はもう手打ちが直らないんだよ」と諦めている人でもドローボールは打てます。
こういった人は、腕を返すスイングをされているので、ドローボールを打つためには切り返しで胸を右に向けたまましっかりと腕を振ってスイングすれば手が返ってフェースターンが起きますので捕まった球(ドロー)が打てやすくなります。
ドロー打ちにおすすめのアドレスとは?腕のローリングでつかまった球を打つ方法でも書いていますが、手打ちでもドローは打てるのです。
ただ、手打ちでは思い切って体を使ってスイングすることはできません。
体を回転してしまうと、振り遅れてフェースが開いてしまいますので、できるだけ体の開きを我慢して腕を振るという感覚でスイングすることが大事です。
そうしないと捕まった球を打てないからです。
逆を言うと、体を思い切って回転させていけない分、飛距離が出ないということにもなります。
また、腕を返してフェースターンを起こすということは、フェースの開閉が大きいスイングになりますので、ボールが曲がりやすいという欠点も付いてきます。
ヘッドスピードが遅い人なら曲がり幅は少ないですが、ヘッドスピードが速い人が手を返すスイングをしてフェースの開閉が激しいスイングはおすすめしません。
曲がるというリスクが大きくなりますので、方向性の安定に欠けてしまいます。
ぜひ、ヘッドスピードが速い人は、手打ちではなくボディターンを覚えることをお勧めします。
ボディターンの体打ちで再現性の高いスイングを作れる方法も読んでおいてください。
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