アプローチが上達する初心者におすすめのコツやヒントを教えてほしい。
ウェッジの使い分けも考えたことがないし、そもそも58度1本だけでいいのかも気になる。
アプローチでザックリするミスだけは避けたいので初心者がコースでうまくアプローチを攻略するコツがあれば知りたいなぁ。
今回はこのようなお悩みを解決するための方法になります。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入りやすくなります。
・ゴルフ初心者がコースで結果を出すためのウェッジの使い分け方が分かる
・58度1本でアプローチする技術は練習量を重ねる必要があることが分かる
・アプローチが上達する人の練習法が分かる
・練習場のボールで距離感を出しても本球とは違うのでアバウトでOK
今回はアプローチによくあるウェッジの使い分けの考え方についてお伝えします。
初心者ゴルファーはアプローチが苦手な場合が多いので、コースで結果の出やすいウェッジの使い分け方を知っておけば、ミスに強くなれると思います。
なので、ウェッジの使い方として参考にされてみてください。
アプローチが上達する練習法【ウェッジの使い分けがカギとなる】
アプローチが上達する人の特徴はショットよりもアプローチの練習に時間を費やすことが多いです。
芝の上から打つことが許される練習場などで、何時間もアプローチに練習をかけている人を見かけますが、こういった意識がウェッジの使い方やその打ち方を効率よく身に着けやすくなります。
なぜなら、練習に使った時間の分だけ、色々な打ち方を試すことができるからです(グリップの握りや構えを変えながら打つなど)
練習場にいくと練習のほとんどをドライバーのスイングに費やしている人も見かけます。
もちろんスイングを作っていくにはドライバーの練習も必要ですがスコアメイクを考える場合はアプローチの練習をもっと行った方がいいと思います。
練習場のマットの上から打つのは芝の上から打つのとは大きく異なります。
とくにライへの対処が重要になるアプローチの場合はそれがコースに行くと顕著に表れます。
練習で球を打つ割合としては、アプローチの練習の方に多くの時間を使った方がスコアに良い影響をもたらしやすいです。
100球打つなら50球はアプローチの練習に費やすという意識があると100切りなんて簡単になるでしょう。
確かにマットの上から打つアプローチ練習は、ダフっていても分かりにくいのであまり役に立たないと思われる場合もありますが、マットからのアプローチの練習が必ず無意味というわけではないです。
状況対応力はコースでしか養うことは難しいですが練習場で打ち方の基礎というのはしっかり身に着けることができます。
なので、マットの上からでも距離感の土台を作っておくことはとても大きなアドバンテージとなります。
練習場に行くと上手そうな人ほどアプローチの練習に多くの時間を費やしています。
ショットの練習ばかりをするのではなくて、アプローチの練習をたくさんするということですね。
「ショットはアプローチの延長と言われますがまさにそういうことでしょうか?」というご相談を結構いただきます。
思いっきりボールを弾き飛ばしたいという気持ちは分かります。
でも練習はアプローチをメインに行った方がコースに役立つ練習になると思います。
たくさんアプローチを練習する人ほどスコアが安定しているというのがありますからね。
そして、アプローチの延長がショットという考え方は正しいですよ。
ぜひ、地味な練習だと思うかもしれませんが、アプローチの練習をたくさん重ねてみてください。
看板めがけてキャリーさせる練習を繰りかえす
まずは練習場にある30ヤードとか50ヤードの看板を狙って看板にキャリーさせるアプローチショットを打っていきましょう。
この練習によって距離感を養いやすくなるからです。
アプローチはまず距離感を養う事から始めます。
理想としては練習場のボールもコースボールを扱っている練習場に行ってほしいですね。
ボールの違いはアプローチに一番大きく表れる部分でもありますので。
練習場のボールは「ダンゴボール」などと言われますがこのワンピースボールでは打ち出しが高く出すぎてしまいますのでコースで使うボールとは軌道が大きく異なります。
もしも、ワンピースボールで練習されるときには体の動きとか当て方などに集中して練習されるようにしてみてください。
球の飛びとか距離なんかは参考程度にとどめておくぐらいでいいです。
また、アプローチショットの場合は、アプローチウェッジとサンドウェッジを状況に応じて使い分けるという考え方を基本とします。
高い球が打てるサンドウェッジは球を止めたい場合に使います。
ロフトのたったアプローチウェッジやピッチングウェッジは転がして寄せる場合に考えます。
まずはこの2本、3本をうまく使いこなせるようにしていくと良いでしょう。
サンドウェッジ1本で多彩な球を打ち分ける人もいますが、それはあくまで高等技術になります。
練習して実践を繰り返してその方が寄るという答えをその人なりに持っているわけです。
まずは2本、3本のウェッジで上げる、転がすがきっちり打てるようになることです。
この技術を磨いていくことによってアプローチが安定してきます。
58度1本でアプローチを極めたいという場合は、アプローチを極める打ち方【ゴルフ初心者でもスピンが効いて距離感が出る】も読んでおいてください。
サンドウェッジは転がせないときに使う切り札
ウェッジを使い分けることがアプローチの上達の近道となります。
はじめはアプローチウェッジかピッチングウェッジのどちらでもいいのでしっかり打てるようになりましょう。
ロフトが多いサンドウェッジはあたりそこねが出やすいですし、転がる量が少ないので距離も調節しにくいため、はじめはAW、PWのどちらかで練習されることをお勧めします。
多くの人が実感として「ウェッジよりもパターのほうがやさしい」と感じていると思いますがそれはロフトが少ないですし、たくさん転がるからです。
PWとSWの関係もこれに似たようなものです。
ほとんどのプロはサンドウェッジでアプローチをしていますがこれを見てあなたも真似しようと思ってサンドウェッジを使うのは、初心者のうちはあまりおすすめしません。
競技ゴルフでは、硬くて速いグリーンに球を止めるためであったり、深く粘っこいラフから球を打つためにサンドウェッジを使用するしかない場面が多いため、あえてサンドウェッジを使用してプロは打っています。
通常営業しているゴルフ場でサンドウェッジが必要となる場面はそんなに多くありません。
なので、アプローチショットを打つ前に考えることは「AW、PWが使えるか?」ということを先に考える事。
もちろん「58度1本で俺はアプローチを極めるんだ!」と言って練習するのもいいでしょう。
確かに1本だけを極めようと練習に励むことによって、上手くなっていきます。
しかし、初心者のうちはコースでキャリーとランの計算が立ちやすいクラブを使った方がスコアが安定すると思います。
ロフトは56度、バンス角は12度以上が優しいと思う
ピッチングに比べてサンドウェッジは難しいです。
サンドウェッジの場合はロフトが多いのでフェースの上に当たるミスとか、ボールの下をくぐるミスというのが出やすいです。
プロはロフトが58度以上のものを使用する選手が多いですが、これは硬くて速いグリーンに球を止めるために使う必要があります。
また、プロの場合はロフトが多いクラブを立てて使う技術があるので止めなければいけない状況に対応するためにロフトが多いウェッジを持って必要に応じて使いこなしていきます。
普通のアマチュアゴルファーがこんなことまで考えてもあまり意味がありません。
技術があれば話は別ですが、ここまで難しく考えるとゴルフを自分で難しくしてしまう事になります。
なので、基本的に初心者のうちはロフトが56度以下のウェッジを使うようにしましょう。
できればバウンス角が12度以上のものをおすすめします。
バンスはリーディングエッジが地面にささるのを防いでくれますので、ダフるというミスが少なくなります。
なのでアプローチショットが優しく感じられるようになります。
アプローチショットの最も痛いミスはチャックリすることだと思います。
トップよりもチャックリしてチョロってしまう事がアマチュアゴルファーに多いです。
チャックリすると無駄な1打として加算されてしまいますからね。
これを18ホールの中で何度も行ってしまったらとても勿体ないですよね。
まずは、チャックリがでない打ち方を優先して考えるということがお勧めです。
冬芝やベアグランドなどの厳しいライからでもチャックリが出ない自信を付けたいという場合は、究極のゴルフ上達方法!【砂浜で練習すれば誰でも片手シングルになれる】も読んでおいてください。
グリーン周りにくると自信が持てるのか、逆に不安になるのか、精神的な面でもスコアに影響し的ます。チャックリすると嫌なイメージが次もよぎってしまう場合は読んでおいてください。
チャックリすると嫌なイメージが残りやすいですよね。これが続くとイップスになってしまう可能性があるので気を付けてくださいね。
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