トップで懐を作ることができないんだけど、どうしたらいいのかな?
懐を作ろうとすると、今度は切り返しからクラブが外から下りてしまうんだけど・・・
正しい懐の作り方のイメージが出ないから何とも言えない・・・
プロはトップで懐を作ってもインサイドからクラブを下ろすことができるけど、自分の場合はどうしても外からクラブが下りてしまってスライスが出るんだよなぁ。
今回はこのようなお悩みを解決する糸口をご紹介します。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入ります。
・トップで懐を作っても切り返しでクラブがアウトサイドから下りなくなる
・切り返しの正しい動きができることによって、自然とトップで懐が作れるようになる
・左に振ってもスライスしなくなる
トップで懐を作ると、ダウンスイングクラブがアウトサイドから下りてしまうという人は多いですね。
それを嫌ってインサイドから下ろそうとすると腰がスエーしてインサイドアウトがきつくなって引っ掛けが出るという両方で悩まれるケースが多いので、今回はこの辺のお悩みを解決する内容と、嬉しいご報告をご紹介したいと思います。
トップで懐を作ってスイングレフトを実現する切り返しを覚えた事例
今回も嬉しいご報告メールをいただきましたので、シェアしておきます。
スイングレフトの作り方を実践された大塚さんから実践したご感想をご報告していただきました。
「トップでフトコロが作れるようになってから20ヤード飛距離が伸びました」
大塚さん 38歳 会社員 鹿児島県
ゴルフ歴 2年半 ベストスコア88
私はすぐに力が入っちゃうので力まずに飛ばす方法を知りたいと思っていました。
バックスイングで「よっこらしょっ!」
仲良くしていただいている社長さんにいつも手でクラブを上げているように見えると言われてました。
フトコロが狭いトップに、ぎったんばっこんになっていました。
フトコロがないため胸が回らないバックスイングが悩みでした。
飛ばない原因は手でクラブを上げていることから胸が回らないので捻転が浅く、懐を作ることに専念しました。
トップで左足に荷重が乗るぎったんばっこんに悩んでいました。
トシさんのブログのテークバックをインサイドに引き過ぎないという記事を読んでからバックスイングでクラブヘッドをインサイドに入れないように意識してバックスイングするとフトコロができ胸から回転することができるようになりました。
ぎったんばっこんになっていた理由も分かりました。
胸を回しフトコロができたら切り返しで左サイドのリードを使いやすいことが分かりました。
トップでフトコロを作っても、回転のイメージだと右肩が前にでてアウトインでスライスが出るので、そこを左サイドの下半身リードに切り替えるとうまくインサイドからクラブが下りるようになりました。
フトコロがあれば上半身を回しているときに下半身から始動できることが分かりました。
これが捻転差を作って飛ばしに還元されることが分かりました。
しかし、次なる問題点が浮かんできました。
インサイドアウトの軌道がどうもきつくなっていたようでした。
トップでフトコロができても、左サイドのリードで切り返すとインサイドからクラブは下りるのですが抜け道がなくなってアウトサイドにクラブが抜けるようになって引っ掛けが出るようになったのです。
インサイドアウト軌道で飛距離アップはできましたが、左に巻くミスも増えたため苦戦していました。
そんな時に、お勧めされたスイングレフトの方法を実践して救われました。
ドライバー20ヤード飛距離アップ。7番アイアンは140ヤードから160ヤードに飛距離アップしました。
ちなみに、左に引っ掛けるミスもなくなりました。
左に振りぬくための体幹の使い方が分かったことでインサイドイン軌道になりました。
左に振ると言われるとアウトサイドインのイメージがあったのですが、正しい意味を理解できました。
トシさん、これからもメルマガ楽しみにしています。
このように、大塚さんはスイングレフトの作り方を実戦されてからフトコロができて、振りぬきが変わり飛距離アップと方向性が安定したことをご報告してくれました。
大塚さんのようにバックスイングを変えて飛距離アップしたいという場合や、左に振りぬくインサイドインのスイング軌道を作りたいという場合もぜひ実践されることをおすすめします。
左に振りぬくスイング作りの切り返しはフロントベンドから入れ
左に振りぬくという意味を理解していないアマチュアゴルファーは多いです。
左に振るとアウトサイドインのスライスが出ると思っている人が多いです。
ただ、これは意味が違います。
正しい左に振りぬくスイングというのは、ダウンスイングでインサイドからクラブが入ってきて、インパクト後にインサイドにクラブが抜けていくインサイドイン軌道の事を意味します。
今回の大塚さんの例のように、多くのアマチュアゴルファーはトップで懐を作れるようになると切り返しから左サイドのリードで切り返すと腰がスライドして流れてクラブはきついインサイドから入ってきてアウトサイドに抜けるスイングになっていきます。
インサイドアウト軌道が強くなっていくとプッシュアウトスライスとチーピンが出るという問題に直面することになります。
これは切り返しからの動きに問題があります。
具体的に左に振りぬくスイングは切り返しからフロントベンドを入れる必要があります。
スイングレフトに興味があるという場合は、ゴルフは振る方向で決まる【目標に真っすぐ振る直線イメージは間違い】も読んでおいてください。
フロントベンドは反り腰になる沈み込み動作
フロントベンドというのは、反り腰になる沈み込み動作になります。
いわゆる、シッティングダウンと言われる動きになります。
トップから腰を反って下に沈み込んでいくことによって、クラブヘッドがインサイドに下りてくれます。
左に振りぬくスイングを作るためには、このフロントベンドの動きは欠かせない動きとなります。
この動きが入っていないアマチュアゴルファーがめちゃくちゃ多いです。
トップから回転のイメージでスイングするとだいたいアウトサイドイン軌道になります。
逆に、回転のイメージではなく直線のイメージでスイングするとインサイドアウト軌道になります。
そのため、アウトサイドイン軌道、もしくはインサイドアウト軌道のどちらかで苦しむのです。
プロのようにインサイドイン軌道を作るためには、切り返しからのフロントベンドの動きが必要となります。
トップからの切り返しは、回転でもなく、腰のスライドでもないのです。
まずは、背中を反るように反り腰になってお尻を後方へ突き出す動きを入れることです。
そうすれば、勝手に腰はある程度回転してくれるのです。
その後に、サイドベンドを入れることによってインサイドインのスイング軌道を作ることできるのです。
切り返しからいきなり回転のイメージでもなければ直線のイメージでもありません。
下に沈む、下にしゃがむ、切り返しからはこういったイメージになります。
これがスイングレフトを可能とします。
ただ、具体的なスイングレフトの作り方は大塚さんが実践された練習方法を試していただけると、話は早いと思います。
「左に振りぬくスイングができるようになると、シングルプレイヤーになれますね。上級者の仲間入りですね。これはゴルフ初心者のうちから練習する必要がありますね。」というご相談もいただきます。
スイング軌道がインサイドインになることによって、上級者の仲間入りを果たすことができます。
左に振りぬくスイングを作ることがゴルフを最速で上達させるためのポイントですね。ゴルフ初心者のうちからやっておけば、即効で上達していきますね。
ただ、左に振るからと言ってもアウトサイドイン軌道になるという場合は、間違った感覚で振っているということになりますので、この部分は気を付けていただければと思います。
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