アプローチでシャンクが出ちゃうけど、何で?
グリーン周りに来てシャンクするともうショックで・・・
アプローチのシャンクを止める方法を知りたいなぁ。
コースでシャンクすると怖くなってダフリとかトップとかいろいろ出ちゃうんだよなぁ。
今回はこのようなお悩みを解決する内容になります。
この記事を読むことによって以下のメリットが手に入ります。
・アプローチでシャンクが出てしまう原因が分かる
・シャンクが出ない打ち方が分かる
・根本からシャンクが出ない打ち方に変えることができる
・結果的にアプローチが上達する
アプローチでシャンクが出るとショックですよね。
グリーン周りから手こずると精神的にもこたえます。
今回はアプローチでシャンクが出る原因と解決方法をご紹介します。
僕自身も昔アプローチでシャンク病に陥った経験があるので参考になると思います。
アプローチでシャンクが出る原因と対処法【突っ込み癖を直す】
アプローチでシャンクが出る原因は、結論から言いますと体が突っ込んでしまっているということが言えます。
体が突っ込んで打ちに行ってしまうとシャンクが出やすくなるのですが、具体的にどういった体の使い方になっているのか?
また、改善方法についてもご紹介します。
アプローチでシャンクが出る人の特徴
アプローチでシャンクが出るのは、体や頭が突っ込みながら手元が浮いた状態で打ちにいくからです。
体や頭が突っ込むことによって、体が横回転します。
体が横回転することによって、右わき腹の屈曲の動きである側屈(サイドベンド)が入らずに右肩がボール方向へ出ていく動きが発生することによってヒール側に当たりやすくなり、その結果シャンクが出やすくなるのです。
頭や体が突っ込んでアプローチしているゴルファーは多いです。
目標が気になるということもありますが、体の使い方を変えた方がいいですよね。
体が突っ込みながら手元を前に出すとシャンクが止まらなくなります。
体が突っ込んで打ちに行ってしまう人の特徴としては、アドレスから問題があります。
アマチュアゴルファーの多くが、アドレスでフェース面を目標に向けて構えている人が多いです。
ウェッジ系(58度、60度)でもフェース面を目標に向けて構えているので、これではバンスが使えない状態を作ってしまいます。
そして、バンスが使えないためザックリが出始めます。
ザックリが続くと、ザックリが怖くなっていきますので、もっと上からクラブ(刃先)を入れようと思い始めます。
そして、どんどん右足寄りにボール位置を置いていく傾向があります。
右足寄りにボール位置を置くことによって上から入れようとするのです。
もしくはハンドファースト度合いの強い構え方をしはじめます。
ザックリを嫌ってこのようなアドレスを取り始めるアマチュアゴルファーが多いです。
ところが、残念ながらこのような施策をしても余計にザックリする確率が上がります。
このようなことをすることによって、余計に刃先が地面に刺さりやすくなるからです。
気づいたときには、ザックリが怖くなって頭や体が目標に突っ込む動きが入っていきます。
目標に突っ込むことによって今度はトップボールも出るようになります。
それを嫌って手元をハンドファーストで当てに行こうなどすると、手元が浮いてネックに当たりシャンクが出るという状態に陥っていきます。
なので、まずはアドレスでフェースを開いて構えるということを覚えない限りは、結果的にアプローチでシャンク病に悩まされる末路がやってくるのです。
フェースを開くという行為が苦手な場合は、フェース面が空を向くようなイメージに変えることです。
そうすると、バンスを使ったアプローチが打てやすくなりますので、体の突っ込みの改善にもお勧めです。
シャンク病を直すために、フェースを開く勇気を持て
アプローチのシャンクを止めるために大事な事として、「フェースを開いて構えましょう」と言うと、「フェースを開いたらフェース面が目標の右を向いてしまうので、右に飛びそうで気持ちが悪いです」と言われることが多いです。
もちろん、ロフトの立っているクラブ(ドライバー、ウッド系、5番アイアン、6番アイアン、7番アイアン)辺りであれば、フェースを開いて打つとボールは右へ飛んで行ってしまうのですが、アプローチで使うウェッジ系(9番、PW、52度、58度、60度)辺りはもともとロフトが寝ていますので、フェースを開いて構えて打っても右に飛ぶということはありません。
フェースを開くことによってむしろバンスを使う事ができるので、地面にリーディングエッジが突き刺さらなくなります。
多少手前からダフらせてもバンスが滑って抜けてくれます。
なので、フェースを開くだけで「あれ?ザックリしなくなったんだけど」という気づきを得ることができるのです。
またフェースを開くことによって勝手にスピンが入ってくれます。
これに気づいていないアマチュアゴルファーがとても多いです。
シングルさんやプロはフェースを開いて構えます。
そうすることによって、バンスを使えるからです。
まずは58度や60度のフェースを開いてアプローチショットを打ってみてください。
フェースを開いても右に飛ばないことに気づくと思います。
フェースを開く癖がつくと、まずザックリ恐怖症から解放されます。
そして、結果的にアプローチのシャンク病を根本から解決するために、まずフェースを開くという作業は重要な部分となるのです。
シャンク病を直すには、ボール位置はスタンスの真ん中
フェースを開く癖がつくと、ザックリが出なくなってくるので今度はボール位置も左足よりに置けるようになっていきます。
ボールを左足寄りに置いて多少手前から入れても、バンスが滑ってくれますので、ザックリしないことに気づくことができます。
そして、柔らかくて高い球が打てるようになります。
柔らかくフェース面にボールが乗っているような感覚が出るようになります。
そして、多少手前から入れてもザックリする心配が消えてくるので、自然と頭や体が目標に突っ込んでしまうという癖も改善していくことができます。
また、手元でハンドファーストを作って当てに行くなどの小細工をする必要もないことが分かってくるのです。
結果的にアプローチでシャンクが出てしまう動きを根本から消していくことができるようになるのです。
フェースを開くことを覚えた後は、ボール位置もスタンスの真ん中に置くことから始めてください。
結果、ウェッジの使い方が上手くなっていきます。
また、スクエアに構えるのではなく左足は少し後方へ引いて構えてみましょう。
つまりオープンスタンスで構えるということです。
こうすることで、左へ回転しやすくなりますので体が止まるという危険を防止する効果があります。
サイドベンドで全く突っ込まない
シャンクが出る原因として体や頭が突っ込んでいく癖を改善するために、色々とお伝えしてきましたが決め手として、アドレスの時点で右側屈を少し入れておくことをお勧めします。
右側屈を入れることによって、右肩が少し下がって腰が左へ少しスライドする形になります。
手順としては、以下になります。
1、若干オープンスタンスに構える
2、ボール位置をスタンスの真ん中辺りに置く
3、フェースを開いて構える
4、右側屈(サイドベンド)を少しだけ入れておく
この手順でアプローチのアドレスを踏むことによってシャンクが出る動きの要素を消していくことができます。
右の横腹辺り(側屈)を若干凹ませておくことによって、頭が突っ込んだり体が突っ込んでしまって右肩が大きくボール方向へ出てしまうという癖を克服することができるようになります。
これはショットやパターにも共通して言える部分ですね。
ショットもそうですが、パターが下手な人(距離感が合わない人)も頭や体が目標に突っ込んでいく癖があります。
突っ込むことによってミスヒットの確率が高まりますので、パッティングの距離感が合わずに苦しむことが多いです。
パターも右サイドベンドを入れて構えることによって、頭や体が目標に突っ込んでしまうという癖を直していくことができやすく、また距離感も出しやすくなります。
話が少しそれてしまいましたが、アプローチでシャンク病を直すためには、その場しのぎで応急処置的な方法を追っても意味がないと思います。
よく応急処置的な要素を取り入れようとする人が多いですが、根本から改善する努力を行った方が将来的に意味があると思います。
応急処置的な事ばかりを追い求めても、いずれまたシャンク病に悩むことになります。
正しいアドレスとフェース面を開く事を覚えられると、根本からアプローチのシャンク病は克服していけます。
あなたがアプローチのシャンク病に悩んでいるという場合は、ぜひ参考にされてみてください。
余談になりますが、バンカーショットでもシャンクが出るという場合は、右サイドベンドが入っておらずに上から入れようとしすぎて、頭や体が突っ込んでしまっている人が多いです。
思い切って右の横腹を凹ませてバンカーショットを打ってみましょう。
これだけでも、抜けが良くなってバンカー脱出が簡単になったというご報告をたくさんいただいています。
アプローチに対して苦手意識が強いという場合は、アプローチを極める打ち方【ゴルフ初心者でもスピンが効いて距離感が出る】も読んでおいてください。
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