アイアンでチーピンが出て困っているんだけど、直す方法教えてほしいなぁ。
左に巻くから左を怖がって右に押し出すとプッシュアウトやシャンクが出るし。
根本的にスイングが悪いというのは分かるけど、まっすぐ振ろうとしても引っかかるからどうしたものか・・・
何か良い解決方法があれば教えて欲しい!
今回はこのようなお悩みを解決する内容になります。
この記事を読むことで以下のメリットが手に入ります。
・アイアンのチーピンを直すコツが分かる
・引っかかる原因はフェース面の管理に問題あることが分かる
・引っ掛ける人の多くがダフリも出やすいことが分かる
・あえて引っ掛けが出るスイングを試して違いを比較すると分かりやすくなる
・見なおすべき部分がグリップにあることが分かる
今回はアイアンの引っ掛けが出てしまうという方の改善策をお伝えします。
ミドルアイアンなどを頻繁に引っ掛けてしまうという場合は、参考にしてみてください。
結論言いますとスイングに問題があるという部分もそうですが、その原因がグリップにあるという場合も多いです。
あえて引っ掛けが出やすいグリップにしてみて試してみるという事を行うと引っ掛けの原因が明確になりやすいのでアイアンのチーピンに苦しんでいるという場合は今回の内容を参考にされてみてください。
アイアンでチーピンが出る場合の対策はグリップから見直そう
アイアンで頻繁に引っ掛けてチーピンが出るという場合は、スイングを疑う前にグリップを見なおすことによって解決するという事が多々あります。
もちろんスイング軌道に問題があるという場合もありますが、フェース面の管理の仕方から変えることによって、引っ掛けが出てしまうスイングの動き(腕の捻じれ)などを改善することができやすいのです。
引っ掛けが出るという事は、フェース面の開閉量が多いスイングになっているということが言えます。
しかし、フェースの開閉量が多いからと言っても、そこを克服しようとして手元を真っすぐに目標に向けて動かしたり、フェース面が暴れないように手首を固定する意識を持ってインパクトゾーンで動かしてみたり、色々な工夫をしても解決できないという場合は、グリップから見直すという原点に戻ることをお勧めします。
なぜなら、グリップというのは唯一体とクラブを繋ぐ接点になりますので、グリップの握りが合わないことによってスイング(動き)に問題が起きているという事がよくあるからです。
引っ掛ける原因はインサイドアウト軌道や体が止まるから
アイアンが引っ掛かるという場合は、スイング軌道にも問題があります。
インサイドアウト軌道が強く手首を意図して返す意識で球を捕まえようとする癖がある場合は、引っ掛けが出やすいスイングになっていきます。
また、フェース面を目標に対してスクエアに当てたいという気持ちが強くインパクト付近で体の回転を止めて腕を振ってフェースを当てに行く意識を持っている場合も急激に手首が返りフェース面が変わって引っ掛けが出るという場合が起こりやすいです。
これは、いわゆるゴルフ初心者に多い傾向のスイングでフリップ動作が入っているため、引っ掛けもプッシュアウトも出やすい危険なスイングということになります。
改善策はスイングではなくグリップから見直す
いずれにしても、アイアンの引っ掛けを改善するためには、スイング軌道について考える前にグリップから見直すことをお勧めします。
基本に立ち返るという事が大事ですね。
なぜなら、ゴルフはグリップの握り1つでスイングが変わってしまうからです。
単純に左へ引っ掛けるということはフェース面がインパクトで被りすぎているということが原因として考えられます。
いわゆるシャットフェース(閉じすぎ)によって左へ低いフックボールが出ているということが考えられますので、まずはフェース面が閉じすぎないようにグリップの握りを変えてみましょう。
そのためには、ウィークグリップから試してみることです。
ウィークグリップというのは、一般的に採用する人はほとんどいません。
なぜなら、球が捕まりにくいグリップだからです。
試しにドライバーでウィークグリップで打ってみると分かると思います。
ほとんどの人が球が捕まりにくくなると思います。
あまりウィークグリップを採用している人はいませんが、あえてウィークグリップにして「どんな球が出るのかを検証する」という考えを持ってみると新たな気づきを得ることができます。
なぜなら、色々なグリップの握りを試してみることで、スイングの感触、振りぬき感、腕の捻じれ感、球の捕まり感、などなど色々な感覚の変化に気づくことができるからです。
グリップの握りに関しても、「必ずこうしなければならない」ということはありません。
逆に、漠然と握りを作っているという人が多かったり、「絶対にこうしないといけない」などと、考えが凝り固まっている人が多いです。
「みんながスクエアに握っているから自分もスクエアに握るようにしている」
「なんとなくストロングが良いという事を言われるので、ストロングで握っている」
「あの人がこうしているから自分も真似している」
アマチュアゴルファーはこのように漠然とグリップを作っている人が多いです。
こういった感じで、グリップの握りに対して深堀することなく考えることを放棄して、逆にスイングの事ばかりを気にしているというゴルファーは問題はグリップの握りという意外な落とし穴に気づいていない場合が多いです。
例えば、好きなプロの真似をしてストロンググリップにしても、それが自分に合わない握りに気づいておらず、引っ掛けが止まらないとか、それを嫌がって右に逃がすように押し出してプッシュアウトやシャンクが出るというドツボに陥ることもあります。
また、ストロンググリップと言っても、形は様々あります。
例えば、左手をストロングで握っても右手はスクエアだったり、ウィークだったり。
なので、ストロンググリップでも左右の握りが異なるという場合も含めれば握り方は1つではないということです。
自分の骨格に合うグリップを見つける事がゴルフ上達の近道
アイアンの引っ掛けが原因でスイングの事ばかりを気にして、体の動かし方ばかりを気にする前にグリップの見直しを行いましょう。
なぜなら、それが結果的にゴルフを上達させる近道になるからです。
スイング理論は色々あります。
例えば、今回のようにアイアンの引っ掛けを直すためを思って色々な理論を試すことも良いですが、それ以前に「違和感のない自分にマッチする握り方ができているのか?」という事がとても重要です。
なぜなら、体の作り(骨格)は人それぞれ異なります。
ある程度の基準として、グリップの握りは3パターン(ウィーク、スクエア、ストロング)ありますが、それが全てではないということです。
なので、自分に合った最適なグリップが見つからないとか分からないという場合は体が硬くて力んでぎこちないスイングを改善する下半身先行とグリップの握りも参考にされてみてください。
アイアンの引っ掛け改善は思いのほかシンプルに回転するだけ
お伝えしてきましたように、アイアンの引っ掛けを改善する方法はグリップを見なおすことから始めると、思いのほかシンプルになりやすいです。
なぜなら、最適な握り方が分かれば余計な事を考えずに後は「体を回転するだけ」という感覚になりやすいからです。
「引っ掛けが出るからこのリストターン理論はダメ」「球が捕まらないからボディターン理論はダメ」など、個人によってスイング理論に対して思う事は様々あるかもしれませんが、そもそもグリップの握りが自分に合っていないという「それ以前の問題である」場合が結構多いのです。
この部分を改善することによって、スイング理論に対する見かたや考え方も変わっていくと思います。
お伝えしましたように、まずはウィークグリップから試しに行い、あえて球が捕まりにくい状況から5球程度打って感触を確認して、次にスクエアグリップに握りを変えてまた5球程度打って感触を確認するという感じで、握りを変えて確かめながら打っていると、自分なりにアイアンの引っ掛けを解決する糸口となるでしょう。
球がつかまりにくいウィークグリップは良くないと言われることが多いです。
しかし、ストロングにすることが正義ではないと思うのですがどうでしょうか?
自分に合うグリップを見つけることが先決だと思います。
ストロングもウィークも間違いではないですね。
両方やってみて自分に合うものを見つけるという思考が大事です。
何が正解というものではなくて、自分ならこれが合うという考え絵方に変えると良いですね。
70台で安定したいならやるべき
我々大人ゴルファーが70台を安定するということは、それなりに練習量が必要だと思うかもしれませんが、実は自分のスイングができたら、それの再現性を高める。
あとは、ショートゲームに力を入れる。
ということをやれば70台は楽に安定するようになります。
このスイングを作る段階で我々大人ゴルファーは何年も苦しむ傾向にあります。
なので、70台を安定させたいと思う場合は、70台が安定する8つの秘訣をまずは受け取っておいてください。
期間限定での配布なので、予告なく終了しますのでお早めにどうぞ。