テークバックでインサイドに引きすぎる癖をどうにかしたいなぁ。
インサイドに引きすぎてトップで詰まって窮屈になる癖があるけど、これはどうすれば改善できるのかな?
縦振りのイメージでアップライトに上げようとしても上手くいかないし・・・
正しいテークバックの動きを教えてほしいなぁ。
今回はこのようなお悩みを解決する内容になります。
この記事を読むことによって以下のメリットが手に入りやすくなります。
・テークバックで悩まなくなる
・テークバックの正しい手元の動きや、クラブの動きが理解できる
・動き出してミスするとその先のスイングに悪影響にあることが分かる
・動き出しに成功すると、スイングの再現性が上がることが分かる
今回はベストスコア65の僕が、テークバックについてお伝えします。
テークバックの上げ方に悩むゴルファーは多いですね。
どこにどのように上げていけば良いのかについて悩む前に今回の内容を参考にされてみてください。
テイクバックの上げ方には様々あると思います。
インサイドに引く人やフラットに引く人、またはアウトサイドに引く人。
基本はフラットに引く方がいいと思います。
多くのプロはテイクバックに慎重になります。
練習でもテイクバックにはかなり気を使って練習しています。
テイクバックをいつも同じ形で上げることができないとその後のバックスイングでのトップの位置が毎回違う場所に上がりやすくなりスイングの再現性が低くなります。
アマチュアのほとんどがインサイドへ引きすぎている
テイクバックをインサイドへ引きすぎる人はトップの位置が低くなり腕が詰まった状態になりがちです。
また、横振りになりやすく方向性も安定しずらいです。
以前の僕もテイクバックをインサイドに引きすぎる癖がありました。
そのため下半身がスウェーしやすくトップが低い位置に上がりシャフトが飛球線にクロスした状態で上がっていました。
そして、フトコロが潰れた窮屈なトップになるので、ダウンスイングでは、必然的にインサイドにクラブを下すスペースがなくなってしまいます。
そして、アウトサイドインの軌道になったり、無理やり手でインサイドに下そうとしたり、ボールをすくい打つ動きになったり、いろいろなミスが出ます。
また、トップの位置が低いため切り替えしからクラブを落下させる動きが少ないためヘッドスピードを加速できず飛距離もロスしていました。
スイングをスタートさせる時にテイクバックのイメージはどのようにイメージしたらいいのかわからなくなり思い悩んだこともあります。
アウトサイドに意識してあげるのもNG
かと言ってアウトサイドに上げようと意識すると手元が体から離れて上がりやすくなり手打ちになります。
体の回転でクラブを上げるという事。
昔の僕もこの意味が分かりませんでした。
体を回してテイクバックしていくと円運動なのでどうしても腕はインサイドに入っていくからです。
そして結果的にトップの位置が低くなり右脇が潰れて窮屈なトップが出来上がります。
これでは、スイングプレーンに沿ってスイングすることが難しくなりますし、特にドライバーなどの長いクラブになると飛距離をロスしてしまう。
そこで、テイクバックをスイングプレーンに沿ってフラットにあげるためにどうしたらいいのかですが、
テイクバックをインサイドに引きすぎる人はハーフウェイバックの時にシャフトを立てる意識を持つと良いと思います。
つまりテイクバックをスタートさせてから体の回転と同調して左腕が地面と平行の位置まで上がった時にクラブシャフトが地面に対して垂直になっているという事です。
この時にはすでに手首のコッキングは完成しています。
いわゆる右手首はヒンジが完成している状態にあると思ってください。
右手首のヒンジに関しては以下の記事で詳しく説明していますので、右手首の動きを詳しく知りたいという場合は参考にしてください。
左腕は地面と平行、クラブシャフトは地面に対して垂直。
横から見たら腕とシャフトの角度が90度となります。L字ですね。
腕とクラブの関係をこのL字の状態に持っていくことによりクラブをインサイドに引きすぎる癖を矯正できます。
ほとんどのアマチュアはバックスイングでシャフトが寝て上がっている
テークバックでクラブをインサイドに引きすぎるとシャフトは自然と背中側に倒れながら上がっていきます。
これを矯正するには左腕が地面と平行になった時クラブシャフトを垂直に立たせることが大事です。
そうすることで正しいコッキングの仕方も分かりますし、あとは体の回転で上げていけば自然と高い位置でトップが収まるようになります。
ゴルフスイングは遠心力が働きます。
まずはゆっくりL字の形を作る練習をしてみたらわかるかと思いますが、ゆっくり意識してテイクバックを行うとクラブシャフトは垂直に上がりやすいと思います。
でも勢いよくスピードをあげてテイクバックを行うと上体が前傾しているのと遠心力が働いてクラブシャフトは自然と背中側に倒れて上がりやすくなると思います。
ゴルフスイングには遠心力があるという事を忘れてしまうとスイングが難しくなり悩みます。
例えば、プロのスイングの連続写真の切り抜きを見て、
どの位置でクラブシャフトがどうなっているから自分もこうしようとか真似をしていると結果はプロの写真のようなクラブシャフトの動きを再現できなくなります。
それは遠心力がスイング中に働いているためです。
これを無視して雑誌の切り抜きのコマ送りだけを見てスイングを作っていこうと思ってもうまくいかずにズレが生じるのは当然だと思います。
テイクバックをインサイドに引きすぎる癖を矯正するにはクラブを垂直に立ててあげるぐらいのイメージで丁度いいと思います。
この時に、右手首が背屈するのか?掌屈するのか?
これは、個人差が出ます。
背屈するとシャットフェースになりますが、逆にダウンスイングでフリップ動作を入れてしまうというケースもあります。
また、掌屈してトップへいくとダウンスイングからフリップが入らずにハンドファーストで打てやすいという場合もあります。
両方を試してみて合う方を選ぶと良いでしょう。
これには、グリップの握り方も関係してきますので、ゴルフのスライスしないグリップの握り方【フェースが開かない方法】も読んでおいてください。
少し話が逸れてしまいましたが、左の小指を地面方向(下方向)に押し下げるようにテイクバックすることで自然とシャフトが立つバックスイングができるようになります。
このイメージでテークバックが安定するという場合も多いですね。
テイクバックも回転動作なのでスピードを上げることにより遠心力が増します。
最初のうちは慣れないと思いますので、ゆっくりとスローモーションのように上げていき
左腕が地面と平行になる位置でクラブシャフトが地面と垂直になっているかを確認してみるといいでしょう。
ちなみにこの時にグリップを緩めたらクラブシャフトがストーンと落ちるようになると正しいフラットな位置に上がっている証拠だと思います。
シャフトが背中側や体の前側に倒れているとクラブはストーンと落ちません。
最初は鏡などを見ながら正しくL字を作れているかを確認するといいでしょう。
そして慣れてきたら、普通にアドレスしてボールを見ながら練習してみるといいと思います。
これが出来るようになれば安定してスイングプレーン上を通すことが出来るようになるのでスイングの再現性が高まっていくと思います。
もちろんテークバックに成功してトップまでの形がプロのように出来上がったとしても、ゴルフスイングで最も難しいと言われる切り返しがうまくできないと、その後のスイングに再現性は生まれません。
そして、この切り返しの動きが正しく行えないアマチュアがほとんどです。
特に腰の回転が正しく行えないために、いろいろなミスを引き起こしてしまいます。
体を回転しても振り遅れていつまでもスライスに苦しむことになります。
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