
グリップの握りを見なおした方がいいのかなぁ。
スライスしない握りを教えてほしいなぁ。
今回の記事ではこのようなお悩みを解決します。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入ります。
・スライスしやすいグリップとしにくいグリップの違いが分かる
・スライスしないグリップの握りを作れる
・スライスしてしまう原因と解決策が理解できる
・球が捕まる感じをつかめる
・結果、スライスを克服できる可能性が高まる

スライスを直すために実践していただけたら幸いです。
Contents
ゴルフのスライスしないグリップの握り方【球が捕まる握りと準備】

スライスを直すために、まずはグリップを見なおすという事が大事です。
ビギナーゴルファーの多くがスライスに悩む傾向がありますが、スライスしてしまう原因がグリップの握りからきている事が多いです。
なので、グリップの握りを見なおして、まずはスライスしない握りを作ることを実践していきましょう。
スライサーはウィークグリップやスクエアグリップは辞めるべき
ゴルフ初心者などスライスしてしまう人は、はじめにウィークグリップやスクエアグリップで握ることは辞めておきましょう。
まずは球が捕まりやすい握り方から入ることをお勧めします。
理由は、ビギナーゴルファーの場合、ウィークグリップやスクエアグリップではフェースが開きやすいからです。
ビギナーゴルファーの場合、手首の使いかたが正しく行えていない場合が多く、こういったゴルファーがウィークグリップやスクエアグリップで握ってしまうとフェースが開きやすくなります。
フェースが開いた状態でインパクトすることによって、スライスしてしまいます。
手首の使い方も後でご説明しますが、まずはフェースが開きにくいグリップで握るという事がスライスを解消する第一歩となります。
まずは以下の握りをされていないか、ご確認ください。
■ウィークグリップ■


■スクエアグリップ■


これらのグリップをされている場合は、フェースが開きやすくなる傾向が強いと思ってください。
次にスライスしないためのグリップの握りをご説明します。
スライスしないために、ストロンググリップを採用しよう
スライスを解消するためには、ストロンググリップで握ることから始めるべきです。
理由は、ストロンググリップにすることによってフェースが開きにくくなるという恩恵があるからです。
スライスするという事はフェースが開いてインパクトを迎えてしまうので、そのフェースが開く確率を下げるために、スライスが直らないという場合は、ストロンググリップの握りから実践されることをお勧めします。
以下がストロンググリップの握り方になります。
■ストロンググリップ■


アドレスの段階でスライスしにくい準備をしておく
スライスする原因として、スイング軌道なども関わってくるのですが、まずはアドレスの時点でスライスしにくい状態を作っておくという事が1つ重要なポイントになります。
アドレスの時点でスライスしてしまう可能性が高い準備をしている場合、スライスしにくい準備に変えることをお勧めします。
そのためには、グリップの握りをスライスしにくい握りにしておく事です。
結果的にスライスが出てしまう可能性を下げることができるのです。

もともとスイング軌道は悪くなかったがグリップの握りによってフェースが開いていただけという場合、ストロンググリップで握るようにしただけで、スライスが解消されるということはけっこうよくあることです。
スライスする原因は手首の使い方にも問題がある

スライスが出てしまう原因としては、手首の使い方にも問題があります。
ゴルフ初心者やスライスが直らない人の多くが手首の使いかたが「スライスする使い方」になっている場合が多いです。
なので、グリップの握りを変えたら、次に手首をスライスしない使い方に変える必要があります。
手首の動きでフェースが開いたり閉じたりする
手首の動きがフェース面に直結します。
フェースが開いたり閉じたりするのは手首の動かし方によって決まります。
なので、先ほどご紹介しましたフェースが開きにくいストロンググリップで握ってもフェースが開いてスライスするというのは、手首の動かし方を間違っているという事が言えます。
具体的に、ストロンググリップにしてもフェースが開いてしまう場合、左手首を甲側に折って使ってしまう癖が染みついているのです。
この左手首を甲側に折ってしまう動きを入れることによって、クラブフェースは開いてしまいます。
実際に左手首を甲側に折ることによって、フェースが開いてしまう動きを体感してみましょう。
以下の手順で実践してご確認ください。
1、グリップをストロンググリップで握ってアドレスする
2、そのまま左手首を甲側に折ってみる
3、フェース面が開いて目標の右を向いてしまう事が分かる
このように、実際に体感してみるとフェースが開く仕組みを具体的に理解できると思います。
左手首を甲側に折ることによってフェースが開いてしまいます。
そして、この動きをインパクトまでのスイング中に入れてしまっていると結果的にスライスしてしまうのです。
テークバックやバックスイングやトップの時に左手首が甲側に折れてしまっていないか?
ダウンスイングからインパクトにかけて左手首が甲側に折れてしまっていないか?
お伝えしましたように手首の動きによってフェース面が変わります。
そして、左手首が甲側に折れることによってフェースが開きます。
その結果、インパクトでフェースが開くのでスライスしてしまいます。
なので、スライスを直すためには、左手首を甲側に折る動きを辞める必要があります。
スライスを防ぐ手首の使いかた
スライスを防ぐ手首の使い方を覚えるためには、逆に左手首を手のひら側に折ってください。
左手首を手のひら側に折ることによって、フェースが閉じる動きになります。
先ほどと同じ手順で実践してみてください。
1、グリップをストロンググリップで握ってアドレスする
2、そのまま左手首を手のひら側に折ってみる
3、フェース面が閉じて目標の左を向く事が分かる
このように、アドレスして左手首を手のひら側に折ることによって、フェースを閉じる動きが発生するのです。
フェースの閉じ方として、具体的に詳しい内容はダウンスイングでフェースが開く癖を直す方法【正しい閉じ方】をご確認ください。(動画を交えて解説していますので理解が深まりやすいと思います)
スライスを直すためにフェースは手首の動きで閉じるべき

スライスを直すためには、フェースが開きにくいグリップの握り方に変えることも大事ですが、手首の動きも重要であることを、理解するべきです。
グリップの握り(ストロンググリップ)でフェースが開きにくい状態を作れたとしても、スイング中にフェースを開いてしまう手首の動きが入ると意味がありません。
理由はお伝えしてきた通りです。
スライスに悩んでいる場合は、これらの2点をまずは実践してください。
それでもスライスが出てしまうという場合は、他に問題があります。(腕や体の動かし方など)
なので、スライスを完全に撲滅したいという場合は、ドライバーのスライスの直し方【振り遅れの原因を解消し飛ばす方法】も読んでおいてくださいね。
ベストスコア65、プロゴルファーのトシです。
ゴルフを始めて、1年後にパープレーを達成しました。
只今、そのスイングの作り方を期間限定のLINE限定動画でこっそり無料配信中です。
→ クリックして限定動画を無料で受け取る