バックスイングで捻転が足りていないって言われた。
右膝を曲げたまま捻った方が良いのかな?
それとも伸ばして体を回した方す方が良い?
どうも、トシです。
今回はメルマガ読者さんからご相談をいただきましたので、サイトでシェアしておきたいと思います。
あなたもこのように悩んでいるという場合は参考にしていただけたらと思います。
バックスイングでの捻転不足をどう補うのか?
==ここから==
間も無く60歳、東京在住です。
今年は80台3回、通常45〜50ハーフです。
ドライバー飛距離は210〜230です。
最近悩んでいるのは、球が右にふけて距離がロスすることです。特にアイアンでは、しっかりグリーンに運べなくなることが多くなりました。
ある、レッスンプロに診てもらったところテイクバックで、肩の周りが浅いと指摘され上半身の捻転をしっかりするために体が硬い私へのアドバイスは
1、右のお尻を前に向くように捻転する
2、回転のためには右膝は突っ張って伸ばしても良い
と言われました。
実践したところまずまず、何とかうまくいきましたが、、まだ安定しません。
トシさんのいう、右脚角度をしっかりキープするほうが安定する、と矛盾するのでが、今までは安藤秀理論でかなり良かったのですが、何が正しいかわからなくなりました。
左小指を下にしながらコックを忘れてました、
何かアドバイス頂ければ幸いです。
==ここまで==
バックスイングで右腰のスエーを引き起こす動きを消そう
==回答==
お世話になります。
トシです。
ご連絡ありがとうございます。
コックがうまくできないということですか。
オーバースイングになっているという原因をまずは勘違いされているみたいなのでお伝えします。
オーバースイングになってしまっている原因というのはバックスイングを正しく動けていないということが言えます。
バックスイングを正す前にアドレスを正すことです。
スイングはすべてアドレスからスタートします。
そのアドレスが正しくできていないとバックスイングは乱れ、そして、トップが乱れ、ダウンスイングが乱れ、インパクトが乱れます。
なので、まずオーバートップを正すためにはバックスイングを正しましょう。
コックを意識されているようですが、正直コックというのは意識しなくてOKです。
オーバートップを克服するために、まずバックスイングで右ヒザがアドレスのゆるやかに曲がっている状態をキープするつもりでバックスイングしてみましょう。
そうするとあまり体を回すことができにくくなります。
ただ、あまりにも窮屈に感じるという場合は、多少右膝は伸びてもかまいません。
バックスイングで右膝が完全に伸びないように意識することではなく正しく体を捻転させることが大事です。
結果的に右膝が曲がっていてもしっかり捻転できる体の柔らかい人、右膝を多少伸ばした方がしっかり捻転できる体の硬い人、というように別れることが多いです。
なので、オーバートップやギッタンバッコンや明治の大砲打ちになっているという場合、バックスイングで正しく体を捻転できていないということが言えます。
体を正しく捻転できない多くの理由が腰が右へスエーしてしまっています。
バックスイングで腰が右へスエーしてしまうことによって、腰が回転ではなくスライドの動きが強くなるために、オーバートップになってしまいやすくなります。
右膝が伸びても腰がスライドしないのであれば、体をしっかり捻転することができますので、右腰のスライドの部分を気にされてみてください。
右膝不動のバックスイングをしている松山秀樹選手とは対称的にダスティンジョンソン選手は思い切り右足を伸ばしながらバックスイングしています。
いずれにしても右の腰がスエーしていないということが共通点ですね。
右腰がスエーしやすいアマチュアゴルファーは右膝を伸ばしながらバックスイングをするとセットで右腰がスライドするという動きを誘発しやすくなります。
そのため、右膝をアドレスの状態から伸ばさないようにしましょうと言われることが多いのです。
右腰がスライドしなければ、右膝は伸ばして構いません。
コツとして右のお尻を真後ろへ引くうようなイメージがあるとバックスイングで右腰が右へスライドしなくなります。
また、バックスイングで頭を動かさないようにバックスイングしている場合も右腰がスライドしやすくなります。
もしくは顔を動かさないようにバックスイングをしているという場合も右腰がスライドしやすくなります。
バックスイングで頭を動かさないようにすると、どうしても捻転が浅くなってしまって、結果的に手を上げてバックスイングをしがちになります。
捻転が浅く手を上げていきますので、右腰がスライドして軸が左へ傾きやすくオーバートップやシャフトクロスしてしまいます。
逆に頭が動いて良いと思ってバックスイングすると顔の面が右を向きます。
プロや上級者はみんなバックスイングで顔の面が右を向きます。
ゴルフ初心者や中級者はバックスイングで頭を動かさないようにとか、球をよく見ようと思って顔の面が動きませんので体を正しく捻転することができません。
そのため捻転不足を補おうとして、腕を高く上げようとしてしまったりするのでバックスイングでエラーが出てしまいます。
結果的にダウンスイングで腕を使って上げた分だけ腕を使って下してこないことにはインパクトでフェースをスクエアに戻せないので手をコネたりと手打ちになってしまいます。
なので、オーバースイングを克服するために、コックを意識するなどより、まずはバックスイングで正しく動けて捻転できているのか?を考えてみてください。
捻転不足は肩の回転が浅いということも考えられますので、しっかり肩が入った捻転のあるバックスイングをするために、バックスイングで左肩を低く入れることで正しく肩が縦に回転してくれるも読んでおいてくださいね。
==ここまで==
ショットの安定性を高めるバックスイングの右腰の動き
今回は多くの方がお悩みのバックスイングについてお伝えしました。
バックスイングというのはゴルフを上達させるために再現性の高い正しい体打ちスイングを作るためにとても重要な部分です。
バックスイングのエラーはダウンスイングのエラーに繋がり、それがインパクトを狂わせて球に伝わりますので、あなたが正しいゴルフスイングを作っていきたいという場合はバックスイングをぜひ正しく動けているかを考えてみてください。
ギッタンバッコンになっているから右ひざを曲げたままバックスイングをすればいいというわけでもないです。
体の堅い人が右ひざを曲げたままを意識しすぎると捻転不足に陥ってしまいやすいですからね。
ご自分の体と相談しながら、しっかり捻転できる膝の使い方を目指しましょう。
右膝が伸びても結果的に右腰がスエーしなければ、体を正しく捻じり上げることができますよ。
最後にゴルフを当たり前に上達させて80台、70台が当たり前になる再現性の高い正しい体打ちスイングでスライスを克服でき、250ヤードを当たり前に飛ばすことができるようになる詳しい方法はメルマガ限定でお伝えしています。
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