体が硬いので捻転不足になっているという事でしょうか?
肩が回りにくいと感じるのは何故でしょうか?
どうもトシです。
首筋の付け根を軸にしてバックスイングすることに関して抵抗なくできている人もいるかと思います。
僕もその一人だと思います。
バックスイングで肩を90度以上回すことに関しては特に抵抗はないです。
また、意識してなくてもスムーズにその位置まで肩を回すことができています。
でも、多くの方は肩を90度以上回すことができない。
なぜでしょう?
確かに体が硬いというのも1つの理由としてありますね。しかし肩を深く回転させるコツが分かれば解決できますよ。
では、これを実現するためのコツがあるので紹介したいと思います。
実は肩の回転を深くするためにはアドレスから工夫する必要があると思います。
肩を90度回すためにアドレスで何を必要とするのか?
よくこのように言われてきたと思います。
セオリー通りが果たして正解なのか?
「スタンスは肩幅に開いて左足のつま先は飛球方向に対して直角よりも30度程度開く、右足はつま先を飛球方向と直角になるようにセットする」
このようにアドレスのセオリーとして言われてきた方が多いのではないでしょうか?
これには多分ですが、こんな解釈ができるのではないでしょうか?
スタンスを肩幅にすることで土台となる下半身を安定させることが出来る。
そして、右足を飛球方向に対して直角にセットすることでトップで上半身が捻転されてパワーが貯まる。
左足のつま先を飛球方向に対して直角ではなく30度開くことで、インパクトからフォローにかけて腰の回転がスムーズになる。
多分このような解釈ができるかと思います。
しかし、これをそのまま取り入れて実践してみたらどうでしょうか?
うまくいく人もいるでしょう。
ちなみに僕もこのスタンスでうまく行くタイプです。
セオリー通りやっても年配者はうまく行きにくい?
しかし、意外にもセオリー通りやってもうまくいかない人の方が多い気がします。
僕が重要だと思うのはトップの位置で肩を90度ぐらい可能な限り回すことができたら、ダウンスイングからの腰の回転のリードでスイングすることがやりやすくなると思います。
また、飛距離に関しても肩が十分に回って捻転されることによってトップで上半身と下半身の捻転差が大きくなるほどボールが遠くに飛ぶと思います。
単純な事ですよね。
捻転が深いほど、ボールへの助走距離を長く取ることができるので、その分ヘッドを加速させやすくなります。
なので肩の回転はかなり重要だと思います。
でも、これがアドレスで飛球方向に対して右足を直角にして構えたらどうなるでしょう?
肩の回転を阻害することになりやすいというわけです。
飛球方向に対して右足を直角に構えると肩の回転不足を招くことが多いのです。
僕も体が硬い方ですが、年配者の方はさらに体が硬いと思いますので右足のつま先を後方へ向けるぐらいに開いてみるといいかもしれませんね。
トップで肩はあくまで90度回すことを忘れないでほしいのです。
そのための準備としてアドレスでは右足のつま先を開いて構えるということです。
極端に開いて構えてみると分かりやすいと思います。
右足のつま先を開いて構えると肩を回しやすくなります。
肩の入りが浅いという年配者の方は多いので、そういった方にとってはアドレスで右足のつま先を開いておくというのは、自分で言うのもなんですが、神回です。
しっかりと右足のつま先を開いて構えることができると肩を入れやすくなりますし、結果的に体を捻転させやすくなりますよね。これは実践してみると分かると思います。
トップで肩を十分に回せることが大事
体が硬い人でも首筋の付け根を軸としてバックスイングで肩を90度以上回すことが出来ますが、それは右足の角度を飛球方向に対して直角に構えていないからです。
アドレスで右足のつま先が若干開いています。
肩の回転を十分に行いたいのであれば右足のつま先を若干開いて構えてみると良いと思います。
アドレスの段階から肩が十分に回転するためのスタンスを考えることです。
肩を十分に回転させやすくするアドレスのコツは以下になります。
- クローズドスタンスでアドレスする
- 右足のつま先を開いて両足が逆ハの時になるように構える
- 肩幅よりも狭いスタンスで構える
これらの3つのうち実践して自分に合ったものを探してみるといいでしょう。
スタンスの幅も肩の回転に影響してきます。
スタンスを大きく広げてみると分かると思いますが、肩が回転させづらくなると思います。
右足を若干右に開くことによりバックスイングを回りやすくしてくれます。
左足を開くことによりフォローをスムーズにしてくれます。
右足を飛球線方向に対して直角に構えても肩が十分に回るならそれでいいでしょう。
でも、それだと肩が十分に回らないという方は肩を回しやすくする工夫が必要です。
なので、これらの3つを試してみて自分に合ったものを見つけてみてください。
それがあなたにとってスタンダードな構えだと思います。
アドレスのスタンスに関しては体の硬さによってスタンス幅とツマ先の開き方が変わるも読んでおいてください。
腰もついでに大きく回そう
肩が回りにくいというのであれば、積極的に腰も回す意識を持ってみましょう。
バックスイングで腰を止めて肩だけを回そうとするのではなくて、腰もしっかり回すためにはバックスイングの際にみぞおちを右へ向ける意識を持ってみるといいでしょう。
そうすることによって、体幹を意識しながら綺麗にバックスイングで腰を回しやすくなります。
バックスイングでは右腰を切り上げるという表現をされる人もいますが、右腰を切り上げるイメージでバックスイングをすると、ただ腰がスエーするだけという状態になってしまう場合がよくありますので、右腰を切り上げるというイメージは持たない方がいいと思います。
それよりもバックスイングではみぞおちを右へ向けるという感じがあると腰がスエーすることなくうまくバックスイングで腰を回すことができやすくなります。
高齢になると体の柔軟性が落ち、筋力も落ちてしまいますので、ゴルフに不利な体になっていきます。
それでも飛距離を落としたくないというのであれば、日々トレーニングを行うことが重要となります。
トレーニングもせずに飛距離アップをしようと思うのは淡い幻想だと考えるべきでしょう。
もちろんスイングを変えて、ハンドファーストで再現性の高いボディターンができればおのずと飛距離アップしますが、それ以上の飛距離を求めるのであれば、やはり柔軟やトレーニングは欠かせないと思います。
そういった努力があってこそ、徐々に飛距離が伸びることを実感できるようになるのです。
「年齢を重ねると体の柔軟性も低下、筋力も低下していきますので飛距離が落ちていきますよね。それでも飛ばしを諦めなくないなら日常からトレーニングを積むことが大事だという事がよく分かります。」というようなご相談をよくいただきます。
積み重ねたトレーニングは目に見えて飛距離に直結すると思います。
実際に僕もウエイトトレーニングをするようになってから飛距離が伸びていることを実感できています。
これからも継続してトレーニングを続けていこうと思っています。筋トレだけではなく柔軟性も維持できる体つくりを目指すとゴルフに良い影響を及ぼしてくれると思います。体が硬くても飛ばしたいというのであれば、体が硬くても飛距離アップできる捻転差の作り方も読んでおいてください。
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