ライが悪い時のアプローチの打ち方を教えてほしいなぁ。
冬芝のような厳しいライとか、ベアグランドとか、雨で下が濡れている場合とか、こういった厳しいライから上手く打つアプローチのコツが分かればもっと余裕が生まれると思うのだけど。
今回はこのようなお悩みを解決するための方法になります。
この記事を読むことによって以下のメリットが手に入りやすくなります。
・厳しいライから怖がらずにアプローチが打てるようになる
・厳しいライに対する考え方や対処の仕方が分かる
・最低限のミスをしない工夫ができるようになる
・厳しいライであっても、ボールだけをクリーンに打てるアプローチショットができる
厳しいライからでも上手くボールを打っていくアプローチショットのコツをお伝えします。
結論から言いますと、「右手が下のままフィニッシュでフェース面が左斜め上を向く」という基本を守っておけば事足りますが、「もっと具体的に教えてくれ!」と言われそうなので、動画も交えてお伝えしたいと思います。
まずは、動画をご覧ください。
シンプルに厳しいライからでも打てるコツをお伝えしています。
ゴルフ初心者はライが悪い時に右足寄りにボールを置いてSWを使用しない
ゴルフ初心者の場合は、極力厳しいライからはSWは使用しない方がお勧めです。
なぜなら、アプローチショットを安定して打てる技術がまだ備わっていない場合、厳しいライからではザックリしてチョロするというミスが起きやすいからです。
なので、基本的にロフトが立っているPW辺りで打つ事をお勧めします。
そうする事で、ザックリする確率を下げることができやすくなるからです。
また、多くの人がザックリするのが怖くなると上から下に向かってダウンブローで打とうとしがちですが、イメージは下から上でアッパーに打つイメージを持ちましょう。
動画でもお伝えしていますが、右手が下の状態をキープして、フォローでフェース面が左斜め上を向く状態を目指しましょう。
そうすることで、ボールに対してクラブヘッドの入射角が浅くなりますので、ザックリするというミスが出にくくなります。
これは、ゴルフ初心者がまずアプローチショットの技術を向上させる上で取り入れるべきポイントになります。
また、ボール位置を右足寄りに置くという対処を行うのも良いでしょう。
気持ち右足寄りに置いてクリーンにヒットしやすくする
あまり右足寄りに置くと上からガツンといったイメージになりやすいので良くありませんが、気持ち右足寄りに置くだけでクリーンにボールをヒットしやすくなるからです。
なぜなら、その方がハンドファーストに構えやすくなるというメリットがあるからです。
[aside type=”normal”]真ん中から左足寄りに置いてバンスを使って打つ方法もありますが、今回は厳しいライからでもクリーンにボールを打つ方法としてお伝えします。[/aside]
ハンドファーストに構えることができるとヒンジ&ホールドという打ち方ができやすくなります。
ヒンジ&ホールドに関してはアプローチを極める打ち方【ゴルフ初心者でもスピンが効いて距離感が出る】も読んでおいてください。
この打ち方ができるようになると、基本的にアプローチに対する苦手意識を克服できやすくなります。
アプローチはできるだけシンプルにイメージする事をお勧めします。
その方がミスを少なくすることに繋がるからです。
薄い芝で58度や60度を使っていたら、あまりアプローチが得意ではないプロでもチャックリするというケースは起こります。
なので、初心者の場合こういったライでは基本的に大きめの番手を持って気持ち右足寄りにボールを置いて転がしに徹する方が安全です。
ただ、58度や60度でも厳しいライから打てるコツをある程度掴んでおけば精神的に慌てるようなこともなくなります。
動画でお伝えしていますように、厳しいライでアプローチを行って自信を付けていきましょう。
コツは右手が下のままフィニッシュでフェース面が左斜め上を向く形を目指していると感覚を掴むことができます。
初心者の場合、ベアグランドなどでは58度や60度は必要ないです。
基本的にPWよりも上の番手で転がしを考えたアプローチをお勧めします。
その方がチャックリするという最大のミスを防ぐことができますからね。
ただ、将来的には厳しいライからでも打てる技術を身に着けておかないと上級者にはなれないですよ。
プロがアプローチにSWを使用するのはなぜか?
アプローチと言えば、SWでしょ。
みたいな感覚になっていませんか?
たしかにプロはSWやロブウェッジを多用することが多いです。
でも、これには理由があります。
プロがSWを使用する理由は
・フルショットしても飛ばないクラブだから
・シャフトが短いため操作性がいい
・ロフトがあるため、高いボールが打てて、なおかつスピン量が多い
・フェースを閉じたり、開いたりすることでさまざまな球筋が打てる
これらの4つです。
たしかに、この4つの条件はすべてのアプローチに便利に働きます。
アプローチは飛ばす必要がないですし、様々なテクニックを駆使できますので、SWは操作性が良いということが言えます。
そういった意味でもロブショットやスピンでピタリと止められるSWはアプローチの最大の武器になります。
でも、プロがSWを駆使して様々なライからピンに寄せられるのは、彼らがSWを自分の手のように使い込んでいるからです。
一言で言ったら、これはもう練習量のたまものです。
アマチュアゴルファーにとっては、基本的にSWというのは難しいクラブです。
SWはロフトが一番ありますし、リーディングエッジが刺さりやすいクラブです。
なので、ロフトの最も少ないパターと比べたらSWの難しさというものが、あなたも良くわかると思います。
特にバンスを滑らせるという事を知らない場合や基本的な打ち方ができていない場合、SWはミスを呼ぶクラブという事です。
まずは、「ランニングで寄せることはできないか?」です。
ロフトのあるクラブから考えていって、最後にやむをえず使うのがSWという考え方の方が厳しいライからのミスを減らしやすくなります。
この考え方にすると「SWを使わなければいけない」という固定概念を変えることができます。
初心者の方に多いのですが、基本的な打ち方を知らないことにより、アプローチでチャックリが続いていると、そのうちアプローチイップスになってしまう事があります。
イップスになってしまったら打つ前から悪いイメージしか出てこなくなります。
チャックリ病になる前に必ずロフトがあるクラブでランニングアプローチから覚えることをお勧めします。
砲台グリーンの場合はランニングは難しいですが、それでもチャックリするよりましだと思います。
チャックリ病になっているという方は、とにかく転がしからやり直すようにしてください。
打ちっぱなし場でアプローチが上手くなる練習方法
ちなみに打ちっぱなし練習場でアプローチが上手くなるための練習方法としては、ティーアップしたボールを打つといいです。
練習場のマットの上から打ってもあまり意味がないからです。
マットの上からだと芝の上と違い打感が違いますし、結局ダフっていても気づいていないという場合が多いです。
コースに出るとチャックリするミスが多いという場合は、普段マットの上から打っている練習でもチャックリしているがそれに気づいていないのです。
なので、ティーアップした球を打つことによってダフっている場合はティーを打っていることになりますので、思った距離を出すことができない事に気づけます。
いくらマットの上から上手く打てたとしてもコースに行けば話が変わってきます。
ティーアップしたボールをカツンと綺麗に打てるように練習しておきましょう。
コースでチャックリが出る場合は、普段のマットの上からのアプローチですでにチャックリしているということが言えるわけです。
いくらマットの上から綺麗に打てたとしてもコースで通用しないと意味がないです。
普段からチャックリしている打ち方になっている事に気づいていないということが言えます。
ぜひ練習場のマットの上から打つのではなく、ティーアップして打ってみましょう。
難しく感じるかもしれませんが、良い練習になります。
ちなみにアプローチで緩んでしまってチャックリする対処法も読んでおいてください。
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