ゴルフ迷走中

 

どうもレッスンプロのトシです。

転がしの打ち方だけではグリーン周りのいろんな状況で対応できないのでは?と思っている方は多いです。

 

でも打ち方は同じで番手を変えたらそれだけでも状況に応じた対応はできます。

転がしだけでどうやっていろいろな状況に対応したらいいのか?僕としては7番、PW,AW、SWと4本のクラブがあれば十分に対応可能だと思います。

 

打ち方は同じであってもロフト角が違うことによって高さや球の勢いに変化が出るからです。

例えば花道から上っていくケースでは7番を使って低いゴロで転がしていく。

 

エッジからピンまでの距離がないならPWで勢いのない転がし。

また、SWを使うと今度は相応の高さが出ます。

 

フェースを開いて使うとバンスを使えるので高い球を簡単に打つことができます。

しかし、ラフに沈んでいたり傾斜だったり、特殊なライでは基本のころがし(ピッチ&ラン)に味付けします。

 

以前の記事で3打目勝負でスコアを縮めるためのコツを紹介しました。

左手主導で距離感が出る3打目勝負のピッチ&ランが寄るを読んでおいてください。

 

特に初心者ゴルファーの場合は3打目勝負は転がしに徹したほうがいいです。

転がした方がスコアをまとめやすいですからね。

 

転がしを前提に考えながら、クラブを使い分けることによって多くのシチュエーションに対応して大けがすることなくパーをもぎ取ることが可能となります。

では、この転がしピッチエンドランの味付けとして傾斜の場合はどうするのか?

 

傾斜の場合はどう対処するのか?

左足下がり、もしくは左足上がりの場合絶対に傾斜に逆らわないことです。

傾斜であっても転がしの前提はかわりません。

 

左足上がりの場合はフォローは高く、左足下がりの場合はフォローは低く。

傾斜に逆らわずに振ることが大事です。

 

左足上がりの場合は傾斜が上っているのでクラブのロフト角が傾斜なりに構えることで寝るため、普段の距離よりもショートするのでこの場合は番手を上げて対応するといいです。

 

次に深いラフの場合ですが、このライではハンドファーストで上から打ち込みます。

ボールが深く埋まっているため通常のころがしではボールの下に刃が届きにくくなります。

 

そのため、ハンドファーストに構えてコックを使って上から打ち込みます。

 

上から打ち込む打ち方をする場合は、必ずロフトが立っているクラブを選択しましょう。58度や60度のようなロフトが寝ているクラブで上から打ち込もうとすると刃先が地面に突き刺さってザックリする可能性が高くフォローが抜けなくなってしまいます。

このように基本のピッチ&ランの打ち方を知っておけば、後はそれに加えるちょっとした応用で様々なシチュエーションにもあわてることなく対応することができます。

 

また、ポイントとしまして短い距離であっても緩まずにガツンと体幹でボールを抑え込むようにして打つことです。

そうすることによってボールがフェースに乗って距離感が出せるようになります。

 

ダウンスイングで体の動きが止まり手で合わせる打ち方はNG

ダウンスイングで緩んで手で合わせに行くとボールがフェースに乗らずにダフったりしますし、球がスカっと上がるだけでピンに寄ってくれない。

手で操作するのではなく体幹で打つイメージが大事です。

 

腕とクラブでできる三角形を崩すことなく体幹の回転を使ってしっかり打つことです。

そうすることでインパクトで緩まずに打つことができます。

ころがしの基本は右足前にボールを置いて手を使わずに低い球を打つ。

 

それには体幹でボールを低く抑えるイメージで打つとボールはフェースに乗ってくれます。

どうしてもセオリー通りやってミスをしてしまうという場合はオープンに構えるのではなくて逆にクローズドスタンスで構えてみるといいでしょう。

 

上からガツンと入れるタイプでザックリがひどい場合はクローズドスタンスにすることによってテークバックが上げやすくなります。

また、入射角も緩やかになるのでソールが滑って打点も狂わなくなるというメリットがあります。

 

さらにクローズドスタンスで構えることで少しフック回転がかかるため転がしとの相性もよくなります。

手打ちや体が止まって入射角がきついとザックリやオーバーのミスになるのでクローズドスタンスにすることによってバンクスイングが上げやすくそして、ダウンスイングの入射角も緩やかにすることができるため、ミスを減らすことができるのでどうしてもオープンスタンスでうまくいかない場合は試してみるといいでしょう。

 

調子が悪いと感じたらクローズドスタンスでピッチ&ランを打ってみましょう。

「クローズドスタンスで構えてみるとフォローの抜けが良くなりました。確かに入射角が緩やかになるので抜けが良くなる気がします。」というご相談もいただきます。

 

一般的にアプローチはオープンスタンスが基本とされているので、オープンスタンスにして右足寄りのボールを置いて上からダウンブローで打つというイメージがあると思いますが、これはザックリになる準備をしているようなものですからね。

クローズドスタンスも試してみるとけっこう使えると思いませんか?

 

ザックリの大半のミスはフェースを開けば解決できる

ピッチエンドランでザックリが出てしまって悩んでいるという場合は、とにかくフェースを開いて構えましょう。

これで、ザックリに大半のミスを解消できるはずです。

 

ピッチエンドランで56度や58度や60度を使いたくなる気持ちは分かります。

ただ、こういったウェッジ系でのピッチエンドランの場合は、必ずフェースを開く必要があります。

 

このウェッジ系を持ってボールを右足寄りに置いてフェース面を目標に向けて開かずに構えているアマチュアゴルファーがとても多いです。

そして、きれいにフェースでボールを打とうとします。

 

しかし、これではリーディングエッジが地面に突き刺さって抜けないフォローになってしまうのです。

そして、ザックリしてしまいます。

 

ダフってチョロっとしかボールが飛ばずにグリーン周りにで手こずるハメになります。

このザックリのパターンがとても多いです。

 

この場合はフェースを開いてボール位置をスタンスのセンターに置けば簡単に解消できます。

ザックリやトップが出ないためのアプローチの基本的な打ち方に関してはアプローチのミスが出る3大要素を克服して柔らかく打とうも読んでおいてください。

 

グリーン周りで行ったり来たりしてしまうとか、寄せが苦手でスコアを崩してしまうなどという方に役立つはずです。

「グリーン周りで手こずる人のほとんどがアプローチの練習不足と打ち方が分かっていないということが言えるのでしょうか?」というご相談もいただきます。

 

練習の仕方も打ち方もそうですが、基本的に構え方を間違っている人が多いですよね。

構え方を間違うとボールに当てるイメージも間違ってしまうというパターンになりやすいですからね。

 

結果的にアプローチが寄らないという状態になってしまいやすいのです。

ウェッジの使い方を覚えることがアプローチ上達のカギですね。

 

ウェッジの使い方が分かればアプローチが簡単になるということがよく言われます。

ウェッジを使いこなせるように練習する事をお勧めします。

目指せ!ウェッジプレイヤー!ですね。

 

もちろん正しい構え方や打ち方を反復することです。

慣れてきたらボール位置などを変えて色々な高さの球を打つ練習をしてみるといいですよ。

 

いずれ高い球を打つロブショットなども覚えていけたらいいですね。ロブショットの基本的な打ち方をマスターするも読んでおいてください。

ロブショットを打つ練習をしているとフェース面の使い方が上手になっていきます。

 

最後に、70台で安定してラウンドしたいという場合は、メルマガ限定で「今すぐにスコアを8つ縮める方法」をプレゼントしていますので受け取っておいてください。

70台が当たり前になる無料LINEメルマガ