体打ちができたら飛距離アップすると思うけど、実際のところどうなんだろう?
体の回転量を抑えて腕を返す理論と、体の回転量が多い腕の運動量が少ないスイングではどちらが飛ぶんだろう?
今回はこのようなお悩みを解決する方法となります。
この記事を読むことによって以下のメリットが手に入ります。
・体打ちの方が飛距離が出る事が分かる
・腕の運動量が多いスイングは方向性の安定も難しいことが分かる
・体打ちができると飛距離計測が楽しくなることが分かる
ここでの体打ちというのは、できるだけ腕の運動量を少なくして体の回転量を多くするスイングの事を言います。
いわゆるボディターンと呼ばれる動きです。
実際にどちらのスイングの方が飛距離が出るのか?また方向性の安定を考えた場合どちらが有利なのかという点についてもお伝えしたいと思います。
個人的に飛距離を出して安定する方を選ぶ方が良いと思います。
飛距離計測すると分かる!腕の運動量が少ない方が飛ぶ
今回は久しぶりに飛距離を計測してきたご報告も交えてお伝えします。
適当にキャロウェイの7番アイアンで計測したらヘッドスピード40ちょっとで飛距離が180ヤード後半~190ヤード後半でした。
200ヤード超えも1回出ましたが、それはテーラーメードの7番で打ったものでして、こちらはライ角がもともとシャット気味でかなりハンドファーストのアドレスになってロフト角が通常の7番よりも立っていましたので、多分6番ぐらいのロフト角になっていたので飛んで当たり前という感じでした。
ゴルフをはじめた当初の手打ちの頃は7番アイアンで150ヤード飛ぶかどうかぐらいの飛距離でしたが、体打ちになってからは飛距離が随分伸びているのを実感できるので計測するたびに楽しくなります。
また、ドライバーも計測してきました。
ヘッドスピード49~50で飛距離が290~300ちょいというところでした。
バックスピン量が少なくなったのが個人的には良かったかなと思います。
僕はあまりクラブに対して興味がなくて、「なんでもいいや!」的な感じなんですが、シャフトはやはりヘッドスピードに合ったものを選んだ方がいいなというのが最近思うことです。
手打ちの頃はドライバー飛距離は230ヤードぐらいが限界でしたが、今では軽く振っても280ヤード近く飛ぶようになっていますので、僕の体格、身長約170センチ、体重約65キロにしては良い方ではないかと思います。
これからもっと筋肉をつけて体重を増やして飛距離を伸ばしていきたいと思っています。
あとは柔軟性を高めていきたいですね。
ストレッチなど肩の可動域を増やしていけたら、さらなる捻転をトップで作り出すことができますので、ダウンスイングでまたクラブヘッドを加速することができると思います。
あなたも飛距離を伸ばしたいというのであれば、手打ちではなく体打ちをマスターすることをおすすめします。
僕ぐらいの体格でも290から300ヤード飛ばせますし、またコースで風がフォローや打ち下ろしでは300ヤードが余裕になることもあります。
身長が180センチとかある人は僕としては凄く羨ましいですね。
余裕で300ヤードを飛ばしていけるポテンシャルがあると思っていいでしょう。
もちろん手打ちではなく体打ちをマスターできたらの話ですが。
手打ちではいくら体格が良くても飛距離には限界があると思います。
また、手打ちではないと言っても腕の運動量が多いスイングでは飛距離を出しながら方向性を安定させるという事が難しいと思います。
手先が器用な人はそれでもいいかもしれませんが。
切り返しからは腰の回転を止めないように
僕のスイングは切り返しから腰の回転を止まらないようにしながらも、アーリーエクステンションをさせないために左膝を目標へ向けるように切り返しています。
すると、切り返しから腰を回転させやすくなりますし、インパクトに向けて腰を開くことができます。
体の回転が止まらずに左手首を掌屈しながらダウンスイングを行うと結果的にハンドファーストで打てます。
再現性の高い正しい体打ちスイングができると、バックスイングからトップに行き、トップから上半身は左手首を掌屈させるだけの感覚になります。
下半身はトップから左ひざを目標へ向けながら使うだけです。
もしくは右足のカカトを上に上げる動きによって切り返しが始まります。
そうすることで、下半身先行で腰が45度ほど開いたときに自然とインパクトを迎えることができます。
このインパクトの時に、腰は45度ほど開いているのですが、肩のラインというのは腰のラインよりも開いていない感覚になりますが、人によっては肩のラインもかなり開いているという感覚になると思います。(個人差がある)
体の柔軟性や持ち球によって開き度合いというのは個人差がありますが、基本的に体は開いたインパクトを迎える方がクラブヘッドを加速させてハンドファーストで捉えることができるようになります。
これが最もボールを遠くへ飛ばすための形です。
前傾姿勢が起きる動きに苦しんでいるという場合は、切り返しから上手く下半身が動いていないことが関係しています。
そのため腰の回転が止まって腕が先行してしまうのでリリースが早くほどけてしまうのです。
アーリーエクステンション(前傾姿勢の起き上がり)が気になる場合は、ゴルフの前傾姿勢はアドレスよりもインパクトで深くなる【プロとアマの違い】も読んでおいてください。
自分の中で最大限の飛距離を出すためには体を開いたインパクトが必要
体を開いたインパクトが必要となるのですが、手首の下り方を間違うとこれが不発に終わってしまいます。
先ほどもお伝えしましたが、体の回転の運動量が多いスイングにしたい場合は、切り返しから左手首を掌屈させる必要があります。
必ず左手首を掌屈させておかないとインパクトではフェースが開いた状態になりやすいです。
強くクラブヘッドでボールに当てたいというイメージがあると、どうしても左手首を甲側に折ってしまう人が多いのですが、これでは失敗します。
トップまで左手首は甲側に折れていてもいいのですが、必ず切り返しからは手のひら側に折るようにしてください。
そうしないことには、フェースが開いたインパクトになってスライスが出てしまう事になって苦しむ結果となりやすいですからね。
左手首を掌屈させることによってハンドファーストインパクトが可能となります。
具体的にはハンドファーストでレートヒットを覚えるダウンスイングの左手首も読んでおいてください。
初心者から体をしっかり回転させる癖を付ける
初心者のうちからしっかり体を回転させる癖を付けることをお勧めします。
手打ちの練習から入る人が多いのですが、基本的に手打ちばかりをしていると体の回転を止める感覚が強くなりやすいからです。
しっかり体を回転させながらハンドファーストで球をとらえるために切り返しからはしっかりと左手首を掌屈させておきましょう。
そのまま体を回転し続ける練習を行っていけば、体打ち(ボディターン)の感覚が身につきます。
体を止めて腕の返しに頼って当てに行くようなスイングは飛距離が伸びずにティーショットで同伴者に置いて行かれる屈辱となりやすいので、しっかり体を回転させていきましょう。
そのためには、切り返しから左膝を目標へ向けるようにしてみましょう。
ゴルフ初心者のうちから、体打ちを身に着けてクラブを振れる筋肉を鍛えていきましょう。
飛ばない理由を手打ちであることに気づいていない人が多いですね。手の返しでヘッドを走らせるスイングでは飛びませんね。
自分の最大飛距離は体の回転が多いスイングを目指すことで可能となるのです。
ぜひコースで強いスイングを目指しましょう。
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