手打ちで上達する方法を知りたいと思っていましたが、できればやはりボディターンを覚える方がいいですよね?
個人的には周りからも手打ちは辞めた方がいいということを言われることがあるので、どちらがいいのか迷っています。
トシです。
手打ちスイングではうまくなれないのか?
これについてよくご質問をいただくんですけど、手打ちでもある程度のところまではいけます。
100切りぐらいなら手打ちでも可能です。
でも、手打ちではやっぱり90切り、80切りはかなり難しくなります。
手打ちでも100切りぐらいできるレベルに上達することはできますが、あなたの目指すところが80台、70台であれば、必ず手打ちは克服する必要があります。
手打ちでも上達することはできますが、方向性と飛距離の両立は難しいですね。
やはりボディターンや体打ちと言われるいわゆる小手先に頼らないスイングを身に着ける方がゴルフは楽しいですし、飛距離や方向性も格段にレベルアップすることができます。
手打ちを全否定するわけではないですが、目指す目標に合わせたスイングつくりをすることをおすすめします。
ゴルフスイングが手打ちになっている人の特徴とは?
まず手打ちになっている人はフィニッシュでよくバランスを崩しやすいです。
後ろへのけ反ったりですね。
なぜかというと手を積極的に使うことによってスイング軌道が安定しないので、フィニッシュで毎回バランスを崩してしまいます。
フィニッシュでピタっと止まることができないという場合は、ほぼ手打ちあるということを自覚した方がいいでしょう。
自分が手打ちではなく、しっかりボディーターンの体打ちができていると思われている人は多いですが、フィニッシュで毎回バランスを崩してしまうという場合はそれはもう手打ちになっているという証拠です。
やっぱりフィニッシュがかっこ悪いと・・・・という場合は手打ちからボディターン(海外ではヒップターン)に変えた方がいいと思います。
今回は手打ちでもある程度はうまくなるための方法についてお伝えしていこうと思います。
今のままの手打ちでも100切りできるレベルまでなりたいという場合は参考にしていただけたらと思います。
結果的に手打ちの人は球が左右にばらけます。
一定ではないです。
スライスが出たり、ひっかけのチーピンが出たりですね。
よく女性に多いのですが、手打ちで球が上がらないとか飛ばないという人は多いですね。
あなたはどうですか?
球が左右に散らばる確率が高いですか?
なぜ左右に球が散らばってしまうのか?
それは手首を使いすぎているからということが言えます。
もちろんボディターンスイングでも手首を使うのですが、手首の使い方が間違っているからいつまでも手首を使い過ぎるスイングを辞めることができないのです。
具体的には左手首を甲側に折ってしまうという特徴があります。
切り返しからインパクトに向かって左手首を甲側に折ってしまうためにクラブヘッドが走ってしまうのでフォローからフィニッシュでクラブヘッドが手元を追い越していきますので、フィニッシュでクラブヘッドの遠心力に負けて体がふらついてバランスを崩してしまうことになるのです。
フィニッシュでしっかり止まろうとしてもフラついてしまうのは、このように手首の使い方に問題があるからです。
あなたが、ハンドファーストで打てないのはこういった手首の使い方になってすくい上げるインパクトの手首の動きになってしまっていることが問題の手打ちを克服できない大きな原因となっているのです。
もしも、手打ちを辞めてカッコいいスイングを身に着けたいという場合は、ハンドファーストでレートヒットを覚えるダウンスイングの左手首を読んでおいてください。
手首が甲側に折れている気がするという場合は、ほぼ100%そうなっていると思います。
インパクト付近では左手首は手のひら側に折れていますので、その感覚がないのであれば、甲側に折れてしまってリリースが早くなっていることに間違いないでしょう。
動画でご確認してみてください。
手打ちでも飛距離を伸ばす方法
では、【手打ちで飛距離を伸ばす方法】について。
腕というのは体の10パーセント以下の筋力なので、その腕を一生懸命に使ったとしても230ヤード前後の飛距離が限界です。
僕の経験上、これが手打ちの限界というところですね。
現在の僕はベンチプレスを100キロ上げて、ショルダープレスは85キロを上げるほどになりましたが、それでも手打ちで打てと言われたら、おそらく250ヤード飛べばいい方だと思います。以下は飛距離アップの筋トレ動画ですが暇なときにでも見ておいてください(笑)。
手打ちでマン振りしてそのレベルだと思います。
ドライバーで230ヤードぐらいしか飛ばないという場合、あなたは手打ちの確率がとても高いです。
手打ちでは大きな筋肉が使えません。
いつものようにバックスイングしてトップでまったくしんどくない緩んだ感じになっていませんか?
この時に左腕をバックスイングするときに内側に回していってみてください。
すると左の肩甲骨がスライドしてきて背中にハリを感じることができるはずです。
手打ちの場合、バックスイングで左腕を内側に回すことによって、捻転が生まれます。
特に女性の場合はしっかり背中を張るためにも左腕を内側に回すことをおすすめします。
そして、ダウンスイングで左腕を戻すように回すことで捻転がほどけて球に力が伝わるようになります。
同じ手打ちであっても飛距離アップします。
まず、あなたが230ヤードぐらいしか飛ばないという場合は、この左腕を回すということを意識してみてください。
手打ちでも飛ばすためにはバックスイングで効率よくパワーをためることが大事ですね。
手打ちの2パターン!手首を思い切り走らせる打ち方と腕をローリングする打ち方
手打ちと言っても2つのパターンに別れると思います。
1つは手首を思いっきり走らせてクラブヘッドを加速していき球をはじくように打つ打ち方ですね。
このパターンのリリースでは体を回すとフェースが開いて戻ってくるのでフェースオープンでインパクトして振り遅れるというパターンに陥ってしまいます。
そのため、よく言われる前倒しという理論やツイスト打法などと言われる理論が流行る傾向があります。
これらは、切り返しからの早めの腕の入れ替えによってクラブフェースをインパクトに向けて閉じた状態を作りやすくするという理論ですね。
まさに手打ちゴルファーにうってつけと言わんばかりの理論だと思います。
しかし、方向性と飛距離の両立は望めないスイングになってしまいます。
前倒しに関して僕がおすすめしない理由は、ゴルフの前倒しをわざわざ必要とする人は手打ちだからに書いていますので読んでおいてください。
もう1つは、切り返しで胸の面を後ろに向けてインサイドから腕を下ろしてくるスペースを作り、腕をインサイドアウトに振って腕のローリングによって球を捕まえて飛ばすというパターンです。
個人的には2つめのパターンの手打ちの方が球を飛ばすことができます。
それは、インサイドからアウトサイドに向かって腕を放り投げるようにしてフェースターンをして球を捕まることによってドロー系の回転をかけやすくなります。
インサイドアウトに腕を振れと指導する人はだいたいこういった腕のローリングによってフェースターンを起こして球を捕まえる理論を推奨していることが多いですね。
ただ、僕としてはこのスイングもおすすめしません。
方向性が安定しないからです。
腕のローリングに頼ったスイングは球を捕まえやすくなりますが、その分体を止めてスイングすることになるのでフェースの開閉が激しいスイングになってしまうために、右に左に球が散らばるようになるからです。
カットスライスで悩んでいる方がこの打ち方で一時的にスライスを克服することがありますが、それも一時の喜びでしかないと思います。
そのうちチーピンやダックフックに悩むことになりまし、またプッシュアウトやシャンクにも悩まされるということになります。
あなたがインサイドアウトで球を捕まえることに慣れてしまっているなら、その癖を矯正し克服することはかなり難しいでしょう。
長年そのスイングが染みついてしまったら、なかなか手打ちから脱却することができにくくなります。
それは、ボディターンの打ち方に変える時にイメージと感覚を変えることが難しくなるからです。
なので、飛距離と方向性の両立を目指したいという場合は、必ず手打ちから脱却することをお勧めします。
「手打ちでも軽く振って刻みのゴルフでいいや」という場合はそれでいいかもしれませんが、そのうち思い描いていたゴルフができないことに不満を感じるようになるでしょう。
そうなる前に、あなたが短期間で一気にゴルフを上達させていきたいという場合、当たり前にスコアー70台、80台を出していくためのスイングのキモの部分をメルマガ限定でお伝えしています。
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