インサイドイン軌道を作る練習方法とか詳しく教えてほしいなぁ。
アウトサイドイン軌道はとっくに克服できたけど、今度はインサイドアウト軌道になっているから、インサイドイン軌道に変えた方がいいと言われるけど、変え方が分からないんだよなぁ。
インサイドイン軌道に変えるコツがあれば今すぐに教えてほしい。。。
今回はこのようなお悩みを解決する方法となります。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入ります。
・インサイドアウト軌道からインサイドイン軌道に変わる
・中級レベルから上級レベルになれる
・スイング軌道が正しくなると左へ振れるようになる
・ゴルフが上手い人のスイングに近づける
・段階を経てスイング改造をしていく必要がある事に気づける
・自分のスイングの問題点が明確になる
今回はインサイドイン軌道のスイングを作るための方法をご紹介します。
この記事はゴルフ中級者(スコア90~80ぐらい)の方に参考になると思います。
安定したインサイドイン軌道のスイングを手に入れてスコアアップを目指しましょう。
そのために、段階を経てスイング軌道の変化なども交えてお伝えしてきたいと思います。
インサイドイン軌道を作る正しい練習法【切り返しのボディコントロール】
今回は、インサイドイン軌道を作る正しい練習方法をご紹介します。
結論言いますと、ゴルフ上級者になるためには、スイング軌道をインサイドイン軌道にすることが必須です。
なぜなら、多くのプロや上級者は決まってインサイドインに近いスイング軌道のスイングを作っているからです。
アマチュアゴルファーの多くが、アウトサイドイン軌道からインサイドアウト軌道に進化するところまではいくのですが、最終的なインサイドイン軌道にすることができずに伸び悩むことが多いです。(インサイドアウト軌道がきつい場合で伸び悩む)
一般的なレッスンとしてはアウトサイドイン軌道から球の捕まえ方を覚えるために、インサイドアウト軌道に変えていくわけですが、ここで停滞してしまうケースが多いのです。
正しいインサイドイン軌道に進化する事ができないので、方向性が安定せずに苦しむことになります。
なので、ゴルフ中級者の方は、今回の内容をぜひ参考にしていただけたら幸いです。
アウトサイドイン軌道からインサイドアウト軌道で停滞
アマチュアゴルファーの多くが、アウトサイドイン軌道からインサイドアウト軌道にスイングチェンジすることができますが、そこから伸び悩みます。
ゴルフ初心者の頃は、アウトサイドイン軌道でカットスライス(左へ飛び出して右へ曲がってくる)に悩まされるため、クラブをインサイドから入れる方法を模索します。
そして、レッスンなどに通うとだいたいインサイドからクラブを入れるための方法や練習を行います。
具体的には、トップから胸の面を後方へ向けたまま開かずに我慢してダウンスイングするという事をよく言われます。
他には、
・切り返しから下半身先行で腰を回して、胸を後ろへ向けた状態をキープして捻転差を維持したまま切り返す。
・胸を後ろへ向けたまま、地面に向かってボールを投げつけるようなイメージで腕を振ってくる
・目標の右に向かってクラブヘッドを出していくように振りぬく
・切り返しからお腹を凹ませてスイングする
・切り返しから胸を後ろへ向けたまま、リストを返してフェースターンで球を捕まえる
アウトサイドイン軌道を修正し、ボールに対してクラブをインサイドから入れるために、こういったイメージや練習方法を進められることが多いですね。
確かにこういった練習方法を行えば、ゴルフ初心者に多いアウトサイドイン軌道を克服することはできますが、これが全てで、できるようになったらそこで完結するわけではないという事を理解しておく必要があります。
なぜなら、これらのイメージや練習法はアウトサイドイン軌道を強制的にインサイドアウト軌道に変えるためであり、続けていくとインサイドアウト軌道が強くなっていき球が捕まる感覚は分かるのですが、右へのプッシュアウトスライスやチーピン(引っ掛け)で苦しむことになるからです。
インサイドアウト軌道からインサイドイン軌道に変える方法
ゴルフ中級者が伸び悩むインサイドアウト軌道をインサイドイン軌道に変える方法は1つだけです。
それは、切り返しのボディの動きで決まります。
具体的には、このサイトで何度もお伝えしていますが、切り返しからインパクトに向かって前傾姿勢が起きて伸び上がってしまうアーリーエクステンションを克服することです。
そうすることによって、インサイドアウト軌道をインサイドイン軌道に近づけることができるからです。
インサイドアウト軌道が強いアマチュアゴルファーの多くが、切り返しから体を閉じ気味でクラブをインサイドから入れる意識が強く、目標や目標の右へ向かってヘッドを出すようにスイングしているため、振りぬきが高くアップライトで手の返しが強くなるというパターンに陥っています。
この切り返しからの動きや感覚を変えるためには、シッティングダウンを覚える必要があります。
シッティングダウンは切り返しから腰を横へスライドしたり、回転させるイメージではなく、反り腰になる動きになります。
反り腰になることによって、切り返しから右腰が前に出る動きを防ぐことができるため、結果的に腰の横へのスライドが抑えられて前傾姿勢を深めながら体を回転させることができるのです。
多くのアマチュアゴルファーはこの動きと逆の動きをしているのです。
そのため、インサイドからダウンスイングができても、アウトサイドにクラブが抜けていくことになります。
インサイドアウト軌道がきついゴルファーはインパクトで伸びあがりながら手を返す動きが目立ちます。
手元が高いインパクトで悩むという場合も、こういった切り返しからのボディの使い方によって苦しむことになるのです。
前傾姿勢が起きないプロと、前傾姿勢が起きるアマチュアの違いはここにあります。
アマチュアの場合は、インサイドからダウンスイングできても、アーリーエクステンション(伸びあがり)によってクラブがアウトサイドへ抜けるという事になるのです。
そしてこの動きを癖にしてしまうと、必ず苦しむことになりますので、ゴルフ初心者のうちから正しい動きを練習しておく必要があります。
段階を経て最終的にインサイドイン軌道へ
段階を経て最終的にインサイドインのスイング軌道に近づけることが、上級者の扉をこじ開けるためには必須条件です。
理由はお伝えしてきました通りで、中級者に多いインサイドアウト軌道がきついスイングでは球が捕まるようになっても、プッシュスライス、チーピンの両方が出やすいからです。
なので、最終的にはインサイドイン軌道へ変える必要があるのです。
そして、その方法が切り返しからのシッティングダウンです。
具体的な練習方法は以下になります。
1、切り返しから腰を反ってスクワットするようにお尻を後方へ突き出す練習を繰り返す
2、腰を反ってゴリラになったつもりで、そのまま体を回転していく
3、反り腰をフィニッシュまでキープする意識を持つ
これらの順番を守って練習することで、インサイドアウトのスイング軌道がインサイドイン軌道へ修正されていきます。
なぜなら、トップから反り腰になることによって、シッティングダウンが発生します。
この時に、手元は何もする必要なく、勝手にクラブヘッドはインサイドへ落ちてくれます。
そこから、前傾姿勢を起こすことなく反り腰のまま体を回転していくことによって、クラブヘッドがインパクト後アウトサイドではなく、体の回転に反ってインサイドに抜けてくれるようになるのです。
正しい前傾姿勢を起こさない動きができると、クラブヘッドは勝手にインサイドに抜けていき、結果的に左へ振りぬくことができるようになるのです。
インサイドイン軌道はドローもフェードも打てる
インサイドイン軌道に近づけることによって、球の曲がり幅が減りドローもフェードも打てやすくなります。
ドローボールを打ちたいという事で、初心者ゴルファーがインサイドアウト軌道を覚えようとしますが、お伝えしてきましたように、アーリーエクステンションによるきついインサイドアウト軌道では、ソフトドローは打てません。
ソフトドローというのは、曲がり幅の少ない本来プロが打っているドローボールになります。
インサイドアウトがきついスイング軌道のアマチュアのドローボールはフックが強く左へ巻き込むチーピンのリスクが高い球になります。
同じドローボールでも違いは明らかです。
ソフトドローが打てるようになるためには、スイング軌道をインサイドイン軌道に近づける必要があります。
フェードに関しても、アマチュアゴルファーの認識は間違っている場合が多いです。
フェードボールはカット軌道でスライス回転のために飛ばないというイメージを持たれている場合が多いですが、パワーフェードに関しては別です。
パワーフェードの場合はインサイドイン軌道に近いスイングで打つため結果的に飛ぶフェードボールになるのです。
アマチュアゴルファーに多いヒールヒットでスライス系のフェードボールとは違うということです。
トゥヒットでフェードを打てるようになると結果的に飛ぶフェードボールが打てるようになるのです。
例えば、キャメロンチャンプ選手、ダスティンジョンソン選手、バッバワトソン選手など、プロは基本的にヒールヒットではなくトゥヒットで打つフェードボールなので、結果的にドローと変わらず飛距離を出すことができるのです。
今回はスイング軌道についてお伝えしましたが、ゴルフ中級者の方が上級者になるためには、インサイドイン軌道に変える必要があるという事を理解していただければ幸いです。
そのためには、切り返しからのボディの使い方を変える必要があるという事です。
そして、シッティングダウンを覚えるという事が、インサイドイン軌道に変えるために必須条件であるという事です。
※ただ、あまりシッティングダウンにこだわっても、できている場合は意味がありません。
シャローイングなどの動きもそうですが、できているにも関わらず、意識して行っている人も多いです。
できている部分を意識すると逆効果となります。
シャローなダウンスイングができている人がそれを意識してカット軌道になるというパターンも多いですので、こういった部分は気をつけたいところです。
スイング改善する場合は、ご自分のスイングがどうなっているのかを理解する必要があります。
スイング改善がうまくいかないという場合は、ショットの精度をアップするためのスイングチェックのポイントも読んでおいてください。
最後に、70台で安定してラウンドしたいという場合は、LINEメルマガ限定で「今すぐにスコアを8つ縮める方法」をプレゼントしていますので受け取っておいてください。