切り返しで左足の踏み込みを意識するのはどうなんだろう?
一瞬動きが止まってしまうような気がするけど。
どうも、トシです。
メルマガ読者さんにご質問相談メールをいただきましたのでサイトでシェアしておきたいと思います。
今回は直線運動の左への踏み込みについてのご質問でした。
左足の踏み込みを意識している人は多いですね。
あなたも左足の踏み込みを意識しているという場合は参考にしてみてくださいね。
直線運動ゴルフ理論を購入した方のご相談内容
==ここから==
トシ様
偶然見つけたトシ様のブログ、メルマガと共にいつもヒントを頂き
ありがとうございます。
トシ様のお勧めしている、教材(骨を使った直線運動)より、どうしても
自分の中で意味の繋がらない、迷っている箇所がありトシ様の見解を
知りたく、メールさせて頂いております。
この教材、トシ様のブログと出会う前に既に購入しておりました。
混乱しているところは、ダウンスイングの箇所です。
P.55に、「腰をまわすのではありませんよ。その時、左足を下に
踏み込んではだめですよ。重い加圧がかかるため、一瞬動きが
止まってしまいますよ。」と言及されています。
一方、P.57には「腰を左に平行移動する始動のきっかけとして、
左踵を下に踏み込みことから始まります。」とあります。
この2つの表現に、長い間混乱してしまっています。
また、彼のHPにはゴルフは上半身主体の運動であり、下半身リード等
の表現を否定しているところがあったかと思います。
多くの教材には、左膝からの始動・下半身からの始動などの
説明があると思うのですが、ダウンスィングでは下半身からの
始動との感覚で正しいのでしょうか?
また、ダウンの際に右サイドを積極的に使うとの表現も私のレベル
が低いのか更に混乱しています。
他の教材からの疑問であるため、ずっと質問するのを躊躇して
おりましたが、私の周囲に相談出来そうな方がいないため、失礼とは
思いながらも、トシ様へご連絡してしまいました。
長々と書いてしまい申し訳ありません。一言・二言でも何かヒントを
頂けないでしょうか。
何卒、宜しくお願い致します。
==ここまで==
ご質問に関する回答
お世話になります。
トシです。
ご連絡ありがとうございます。
八幡西区在住なんですね^^
僕も実は小、中学は八幡西区でした。
ちなみに上津役というところでした。
今は実家は八幡東区にありますが。チサンは数回行ったことがあります。
あの辺ならムーンレイクとかよく行ってましたね^^
あとは福岡国際によく行きますね。
直線運動の教材の事ですね。
ダウンスイングで左に体重移動したら一瞬動きが止まってしまうというのは間違ってないです。
要は左へ体重移動というか左へ踏み込むことで、左腰も一緒に左にスエーしてしまう可能性がありますね。
左腰がスエーして左へ流れることにより、腰を回転するパワーが乏しい場合は、一瞬動きが止まってしまうという意味です。
ダウンスイングでは左ヒザというのはインパクトに向かって伸ばしながら使います。
左膝を伸ばしながらインパクトに向かうのですが、切り返しからはできるだけ左膝を目標方向へ向けるような意識を持つ方がいいです。
まずは左膝を目標に向けた後に、伸ばしながら使うというイメージがあると左腰がスエーしなくなりますからね。
ダウンスイングの切り返しは左ヒザを伸ばしながら行うことで、自動的に下半身リードのダウンスイングになります。
そして、左ヒザをインパクトに向けて伸ばすことで、腰を回そうとしなくても勝手にヒップターンが起きて、腰がインパクトで45度ほど開きます。
右サイドは右足を粘ってべた足でインパクトを迎えるイメージぐらいで丁度いいです。
正しい下半身リードができたらダウンスイングで右サイドを気にする必要はありません。
ゴルフスイングの基礎基本というか正しい動きというのは下半身が正しく動けることでほとんど決まります。
球が飛ばないとか、当たらないとか、ダフるとかいろいろありますが、それらの原因は、まず下半身が正しく動けていないので、上半身ばかりに目が行きがちですが、下半身の動きを正すことから意識してみてください^^
上半身リードという感覚は捨てた方がいいですね。
直線運動の教材ではそのように言われている箇所があるようですが、上半身リードでスイングすると手打ちになりやすいのでその考え方は辞めた方がいいです。
あくまで下半身リードを意識することです。
その下半身リードの仕方として、切り返しからは左膝を目標に向けることによって、下半身リードが自然とスタートしてくれます。
では、引き続きよろしくお願いいたします。
ダウンスイングで踏み込むと動きが止まるのは腰が止まるから
僕のほとんど地元の方がこうやってメルマガでご相談していただけるというのはとても嬉しいことです。
出身地が同じというのは親近感が湧きますね。
ダウンスイングの時に踏み込みを入れると動きが一瞬止まるというのは腰の回転が止まってしまうということですね。
例えば左膝を目標に向けずに下に踏み込んだらどうでしょう?
腰が左へ流れてスエーしやすくなることが分かりますよね。
逆に切り返しから左膝を目標に向けるように回すとどうでしょう?
自然と腰も回ってくれるようになりますよね。
このように切り返しからの左の膝の向きによって一瞬体が止まってしまうのか、止まらずにそのまま回転できるのかが決まります。
体が柔らかい人なら左膝を目標に向けなくても腰を回転させることができると思いますが、体が硬い人はなかなか難しいので、切り返しからは左足で踏み込むという意識よりも左の膝を目標に向ける意識を持った方がいいですね。
「確かに左足で踏み込むよりも左膝を目標に向けた方がスムーズに腰が回転します」という報告を多々いただきます。
今まで踏み込みを意識していましたが、これからは左膝を目標に向ける意識に変えてみると、良くなるという場合が多いです。
左膝が外転してくれないと腰の回転が止まるという状態を招きやすくなります。
なので切り返しからは左膝の外転を意識してくださいね。
ゴルフは直線運動なのか回転運動なのか?
ゴルフスイングを直線運動として考えるのか、もしくは回転運動として考えるのかは人それぞれだと思います。
個人的には直線運動より回転運動として考えた方が良いと思います。
なぜなら、体の回転を止めてしまいやすい直線運動のイメージだと腕の運動量が増えるスイングになるからです。
フェースターンを発生させるために腕を返しましょうとか、手を返しましょうという教えがありますが、これは腕や手の運動量が多いスイングを推奨しているプロに多いですね。
大まかにくくると、「手打ち理論」がこれに当たります。
確かに手打ちでも上達できないことはないのですが、ある程度のレベルになると壁にぶち当たりますので手打ちは辞めた方がいいですね。
直線運動でゴルフスイングを考える人は必ず「バンプ」という動きを要します。
切り返しから胸の面を閉じ気味で下半身を先行(バンプ)させながらインサイドにクラブを下ろしてきて開いたフェースをインパクトに向けて閉じる動きを前腕をねじることによって発生させます。
いわゆるフェースターンを発生させるということです。
これが直線運動の教えを広めているプロの理論になります。
そこで、下半身先行で切り返しから腰を平行移動(バンプ)させるために、左足の踏み込みを意識するように言うのです。
しかしこの左足の踏み込みがあっても腰が回転しづらくなってしまったら意味がないのです。
僕が体重移動を意識してゴルフをしていた頃はショットが安定しませんでした。
そこで、やはり安定したショットを打つためには体重移動などの意識を捨てて、軸のブレないスイングを作る必要があると思い始めました。
体重移動を意識してもうまく行かないゴルファーは、右から左へ体重移動を意識してスイングするとゴルフが下手になるも読んでおいてください。
最後に、これから当たり前に70台でラウンドしたいという場合は、LINEメルマガ限定で「今すぐスコアを8つ縮める方法」をプレゼントしていますので、ぜひ受け取っておいてください。