
ヘッドの重みを感じたことがないのだけど、もっと力感なく優しくスイングした方がいいのかな?
クラブに振られるような感覚があると良いとか言われることがあるけど、実際はどうなんだろう?
今回はこのようなお悩みを解決する内容となります。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入ります。
・ヘッドの重みを感じるという意味が分かる
・腕を振るタイミングのイメージを変えることができる
・腕力関係なく飛ばっせるコツが分かる

Contents
ヘッドの重さを利用して飛ばす方法【腕を柔らかく力感なく使う】

今回のテーマは【ヘッドの重さを利用して飛ばそう】です。
よく言われることですが、ゴルフスイングは難しい。
野球のバッティングの方が簡単だと言われたりします。
その理由の一つとしてゴルフクラブには野球のバットなどとは大きく違う特徴があります。
ヘッドがあるのがゴルフクラブ、ヘッドがないのがバット。
そして、ゴルフクラブというのはヘッドが圧倒的に重たいということ。


重たいものを遠くへ投げようとする動きで腕を柔らかく体幹を使える
例えばドライバーはグリップが約50グラム。
そして、シャフトも約50グラム。
これに対して、ヘッドは約200グラムあります。
つまりシャフトやグリップのほぼ4倍の重さということが言えます。
ここが野球のバットとは大きく違う点ですね。
それはアイアンでもフェアウェイウッドでもドライバーでも同じことなんです。
クラブを折った経験があるという場合はよく分かると思います。
どのクラブもヘッドが圧倒的に重たいわけです。
これがゴルフクラブなんですね。
なので、ただ振るのではなくて、重たいヘッドを生かしたスイングをすることが大事になります。
ゴルフクラブ全体の重さは300グラム前後です。
なので、決して重いものではないです。
でもヘッドだけはとにかく重たいのです。
だからイメージとしては、すごく重たいボールを投げる意識を持ってみるといいです。
あなたは大きな重たいボールをゴルフのように横に投げようとしたとき、手だけで投げようとしますか?
そんな人はいないですよね。


例えばボーリングの球くらい重いものを遠くへ投げようとする場合、腰をしっかりと落として下半身に力を入れた状態で肩全体を動かすことによって、重たいボールを投げようとします。
実はこれと同じことがゴルフスイングでも大事な事なんですね。
決して手だけではなく体全体を使ってスイングすること。
それが重たいヘッドを最大限に生かすための打ち方になるという事です。
体幹をうまく使う方法
腕力で飛ばすスイングはお勧めしません。
体幹をうまく使う方法を覚えると、腕力関係なく飛距離が出ることを実感できます。
なぜなら、腕の筋力に頼ったスイングでは体全体を効率よく動かしたスイングに比べるとボールに与える衝撃が微々たるものだからです。
力み倒してマン振りしているおじさんゴルファーを見たことあるかと思います。
腕を力強く振っている割には飛距離が出ていないと思ったことありませんか?
逆に、非力な女性でも力感なくスイングしているように見えて飛距離が出ているという反面を目撃したことがあるなら分かると思います。
腕力で飛ばすというわけではなく、体幹をうまく動かせば飛距離が出るという事に気づけます。
そして、具体的に体幹を上手く動かすコツとしては、バックスイングで捻じり上げた体幹を切り返しから下半身指導で戻しながら、上半身は側屈(サイドベンド)の動きを入れながら体を回転してき、腕を振り下ろすことなくクラブヘッドがボールに向かって動いてくれることを実感できるようになる必要があります。
これができるようになると見た目としては、力感なくスイングしているように見えるけど飛距離が出ているという印象に変わります。
多くのアマチュアゴルファーがこの動きができません。
切り返しから腕を振ってしまうからです。
我慢して腕を振るという意識を捨てて、下半身と体幹の動きに意識を向けてインパクトまで戻ってくることを覚える必要があります。
ジュニアゴルファーや女性ゴルファーは腕力がないため、こういった体幹の動きを上手く利用してスイングする動きを自然と覚えやすいという場合があるのですが、大人になってからゴルフを始めた男性ゴルファーの場合は、どうしても腕力でクラブを振り下ろしてしまう癖が抜けない人が多いです。
力があるので、クラブの重みを感じることができずに腕を振り下ろしてしまうのです。
体幹を使うスイングに変えると無駄な腕の動きをしなくて済むため、スイングがスムーズになり力感なく振っているように見えるのです。
実は柔らかいシャフトが一番飛ぶ

これも多くの方が誤解していることですね。
あなたも誤解しているかもしれませんので考えを改めていただきたいと思います。
硬いシャフトと柔らかいシャフトを比較したら、絶対に柔らかいシャフトの方が飛距離が出ます。
それは単純で柔らかいシャフトの方がスイング中のしなりが大きくなるからです。
なので、その分だけインパクトで強くボールをはじいてくれるのです。
実は僕がフィッティングで最も重要視しているのはシャフトです。
フィッティングではヘッドとシャフトのどっちを先に選んだらいいのか?という話がありますが、僕はシャフトからをおすすめします。
もちろんヘッドから選んだほうが良いという考えの人もいるでしょう。
今の時代はどのメーカーのヘッドも性能がいいですからね。
なので大失敗という結果になることはほとんどないと思います。
でもシャフトはその人のスイングに合っているかどうかがヘッドよりも関係してきます。
なので僕はシャフトから選んだ方が良いと言えます。
柔らかいシャフト硬いシャフトのメリット、デメリット
例えば、柔らかいシャフトに弱点があってその人にとってしなりすぎるシャフトだと思われる場合、インパクトでの打点が不安定になりがちです。
飛距離だけ考えた場合には、絶対にシャフトが柔らかい方が有利です。
でも方向性を考慮してくるとなると硬いシャフトの方が安定感があるという事です。
あなたが飛距離に自信がないという場合は柔らかいシャフトにチャレンジしてみるといいですね。
逆に飛距離には自信があるという場合、硬いシャフトにチャレンジしてみてください。
その方が方向性や飛距離が安定して有利にゴルフを進めていくことができるようになりますよ。
僕としてはシャフトは硬いより柔らかい方がおすすめです。
やっぱり飛距離が出るというのがありますし、その柔らかいシャフトを使いこなすことができたらいつでも硬いシャフトを使いこなすことは簡単だからです。
またシャフトのしなりを感じてスイングしやすいというのばありますし、初心者ゴルファーとか中級者ゴルファーの方は絶対に柔らかいシャフトを選んで使った方がおすすめですね。
体幹を使えるようになるとあまり関係ない?
ヘッドの重みをうまく利用できる体幹でスイングを行えるようになると硬いシャフトも柔らかいシャフトもあまり関係なく打ちこなすことができるようになります。
なぜなら、僕自身の経験からもそうですが腕の返しでスイングをしていた昔はシャフト選びも繊細で、元調子や先調子などいろいろと自分に合うものをフィッティングしていましたが、体幹を使ったスイングができるようになると、スイングのタイミングがブレにくくなるため、どのタイプであっても大きな感覚の違いや影響なくスイングできるようになったからです。
つまりこれは再現性の高いスイングができたことを意味します。
体幹でスイングを作ると器用な手先に頼ることなくフィニッシュまで振り切ることができるので、ショットが安定しやすいというメリットがあります。
腕を力強く使いたくなる気持ちは分かりますが、まずは体幹でスイングを作るという事を練習されるとボディターンの本質も分かってきます。
アプローチもそうですが、体幹で打てるようになるとダフリやトップのミスも減っていきます。
どうしても腕を振って当てにいってしまう場合、アプローチから体幹で打つというイメージに変えてみてください。
そうすることで、腕を振らない意識の方が上手く打てることに気づくことができやすくなりますよ。
ベストスコア65、プロゴルファーのトシです。
ゴルフを始めて、1年後にパープレーを達成しました。
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