ゴルフ迷走君

スライスを直す方法が知りたい。

ドライバーはみぎに曲がるし距離が出ないし、飛んでも200ヤードちょっとだし。

スライスしなくなったら距離が出るようになるはずなんだけど。。。

今回はこのようなお悩みを解決する方法になります。

この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入りやすくなります。

・スライスを直す方法が分かる

・ドライバーの飛距離アップが可能となる

・コースでOBを打つ確率が下がる

・スライサーと呼ばれることがなくなる

・飛ばしの秘訣もついでに分かる

今回はベストスコア65の僕がスライスを直す方法についてお伝えします。

スライスはゴルファーにとって悩みの種ですね。

スライスによって飛距離不足となり長い距離のホールなどで苦戦しやすくなりますので、スライスを克服して飛ばないというレッテルを覆していきましょう!

スライスを直したいという場合は、今回の内容を参考にされてみてください。

ドライバーのスライスの直し方【長いクラブがスライスする理由】

アイアンはスライスしないけど、ドライバーなど長いクラブになるとスライスするという人は多いです。

これはなぜなのか?

長いクラブになるほどスライスするというのはそもそも手打ちになっているということが言えます。

クラブが長くなってくると手打ちの場合はインパクトでクラブフェースをスクエアに戻してくることが難しいからです。

そして手打ちということは、通常のスイングと違って手首の使い方が間違っているということも言えます。

トップオブスイングからダウンスイング、そしてインパクトにかけてクラブフェースをスクエアに戻してくるために、手打ちの場合は手を返す動きで球を捕まえようとします。

手を返そうとして一生懸命頑張ってもスライスしてしまうという場合はスライス打ちの癖が染みついてしまっている可能性が高く、余計に体の回転を止めてどんどん手を返そうとしてしまいやすいです。

体の回転を止めて手を返す動きに執着しはじめると、多くの人がフェースターンを意識し始めます。

確かに、手元の操作でフェースターンを意識してうまくフェースが返れば球が捕まるということもありますが、これでは基本的に体を止めて腕の運動量が多いスイングとなり、思うような飛距離が出ません。

せいぜい飛んで230ヤード程度が限界という場合が多いです。

なぜなら、体の回転不足によってボールに効率よくパワーを伝えることができないからです。

また、意図的に手を返すという動作によって前傾姿勢が起きてしまいますので、手元が高くなりその結果フェースが開くという状態を招きやすくなりスライスが出やすくなるのです。

胸を右へ向けたまま手を返すという理論でスライスは治るのか?

スライスを治すためによく言われることがあります。

それは、「ダウンスイングでは胸を右へ向けたままを意識して早めに手を返しましょう

これらの事をよく言われます。

確かに胸を右へ向けたまま手を返せばボールに当たるときにはフェースが返った状態になり、スライスが治るという場合もあります。

しかしこれでは体の回転が止まり、いずれは左への引っ掛け(チーピン)が出始め、それを嫌ってのプッシュアウトスライスが出るという状態になっていきやすいです。

左右に球が散らばる状態でコースではOBを連発してしまいます。

よく言われますよね「体を開くな」というあの悪魔のささやきです。

昔の僕もこの言葉に惑わされていたのでよく分かります。

胸を後ろへ向けたまま手を下ろすと前傾が起きる

「体を開くな」と言われると胸の面を後ろに向けたままダウンスイングをしようとしてしまいます。

こうなると腕が先に先行して体を追い越してしまうのです。

また、腰の動きも横へのスライドが強くなっていきますので、バンプ動作が多くなり腰を回転することが難しくなるので、お尻の位置がボール方向へ出てしまい前傾が起きて伸び上がるという結果になるのです。

前傾姿勢が起きて伸びあがることによって、手元が高くなりフェースが開いてスライスが出やすくなるという事です。

よく頭の位置がインパクトに向かって上に上がるアマチュアゴルファーが多いです。

これは前傾姿勢が起きているということになるのです。

起き上がりに関してはゴルフの前傾姿勢はアドレスよりもインパクトで深くなる【プロとアマの違い】も読んでおいてください。

結論言いますと、スライスを直すためには体の回転を止めないことが重要です。

ただ、「体を回すと振り遅れてスライスする!」という気持ちも分かります。

スライサーの多くが体を回転すると振り遅れるため、体を回転させることに対して悪い印象を持ってしまいやすいのですが、体は回転しないと前傾が起きて伸び上がるのです。

ドライバーでスライスが出なくなる体の使い方をお伝えしますのでしっかりと実践されてください。

手の返しに頼ったスイングではスライスに苦しむ

多くの人は、ドライバーでスライスするから手の返しに頼って手首をこねてフェースターンを起こし、球をなんとか捕まえようとします。

ところが、手の返しに頼ると、腰が正しく回転せずにボール方向に突き出てしまったり、飛球方向(左)へ突き出てしまったり、こういった悪い動きが起きやすくなります。

いわゆる腰のスライドが多い動きになりやすく、ボール方向へお尻が突き出てしまって、アーリーエクステンションになり伸びあがってインパクトをしてしまうというパターンのスイングになっていきます。

こうなっていくと、スライスとチーピンが止まらないので悪循環に陥ってしまいます。

なぜなら、球を捕まえるためには手の返しが必要であるという感覚が染みついていくからです。

胸を後ろへ向けたまま手を返そう」という意識は球を一時的に捕まえるための処方箋のようなものであり、続けるべき方法ではないと思います。

手打ちが治らないばかりか、球が捕まるようになってもチーピンが出やすくなりますし、思ったほどの飛距離も出ません。

250ヤード飛べば良い方だと思います。

300ヤードなんて到底無理!夢のまた夢といった感覚になるのです。

たまに捕まったドローボールが出るので良いものだと勘違いする

そして、スライスを克服するためには正しい腕のローテーションを行いましょう。

というレッスンなどを意識して手を返すタイミングを探るようにダウンスイングの初期段階から意識的に腕のローテーション(前倒し)などを入れ始める場合が多いです。

すると、次第に手を返す動きを入れることが必要だという事に執着し始めます。

結果的にこれでドライバーのスライスは克服できましたか?

と言われたらどうでしょう?

ほとんどの人が「いや、スライス治りません」と答えます。

たまに捕まったドローボールが出るが、コースになると再現性が低く思ったほどの飛距離も出ずに苦しみやすくなります。

そして、「今度は左への引っ掛けも出るようになりました」というチーピン持ちになっていくパターンがほとんどです。

なぜなら、体の動きを抑えて手を返すというイメージではインパクトゾーン(腰から腰の振り幅ぐらい)で腕をローリングして球を捕まえようとしがちになるからです。

タイミングが合えば球がつかまってドローになったりもしますが、タイミングがズレるとフェースが返りきらずに、プッシュアウトスライスが出たり、または左へ引っ掛けるチーピンが出たりといった左右どちらもミスが出るという状態になっていきます。

ドライバーなどの長いクラブになるとスライスするというのは、とどのつまり「手打ち」になっている。

ということを認識する必要があります。

いや、思いっきり体を回しているから手打ちではないと思うんだけど・・・・」という場合は振り遅れて右へのプッシュアウトスライスに悩んでいるケースが多いことでしょう。

これは手首の使い方が間違っているのでプッシュスライスしているというケースが多いです。

つまり手首をフリップしている(すくい打ち)という事です。

手打ち(フリップ すくい打ち)を克服するために、まずは「手を返す」などの動きを意識したりイメージすることはしないでください。

必要以上に手を使うスイングでは、方向性が安定しないからです。

この意識やイメージがあるとドライバーのスライスはなかなか克服できません。

また、フリップ動作をしてしまう原因として、左ワキを閉めてスイングするという意識を持っているケースが多いです。

左ワキを閉めると良いイメージがあるという人は多いのですが、これが振り遅れのプッシュアウトスライスの原因になっていたりもするので、ドライバーの振り遅れの原因を克服【コースでスライスが出ない打ち方】も読んでおいてください。

思いのほかスイングに対する勘違いというのは多いものです。

本気でスライスを治したいなら手を返すスイングは辞めよう

スライスを本気で治したいと思うのであれば、手を返すスイングは辞めましょう。

あなたが、たまたま手を返してタイミングよく球がつかまったというスイングでも良しとするならそれでいいでしょう。

ただ、体の動きを止めて手を返す理論は方向性と飛距離が落ちます。

特に飛距離に関しては自分の体のポテンシャルを発揮できずに苦しむことになります。

また、手を返す理論でゴルフを続けていると、ショートアイアンになると左への引っ掛けが頻繁に出るというパターンに陥っていきます。

いわゆる長いクラブは捕まらなくて、短いクラブは左への引っ掛けが頻繁に出るというパターンに陥ってしまいやすいのです。

腕を使ってクラブを下してくるとか、左脇を閉めて左の壁を作るとか、早めにコックをほどいてクラブフェースがスクエアに戻ってくるように腕で操作するとか、ボールの5センチ後ろがインパクトだと思ってスイングするとか、色々な事を聞いたり、言われたりしていると思いますが、まずはダウンスイングを下半身からスタートさせる癖を付けましょう。

スライスを直すためには、下半身から切り返すことが1つ重要ポイントです。

下半身からダウンスイングをスタートさせると言われても具体的にどうしたらいいのか、分からないと思いますので説明します。

例えば、左膝や左の足首から切り返しをスタートするという意識を持ってみましょう。

左の膝を目標に向けるつもりで切り返してみると自然と下半身リードが発生してくれます。

この時に、左腰が上に浮かないようにしましょう。

切り返した直後から左腰が右腰よりも高くなってしまうと、同時に左の肩も上に浮いてしまいます。

そうなると胸の面も上を向くように動いてしまいます。

これではインパクトで前傾が起きて手元が浮いてしまいやすいため、フェースが開いてしまいやすくなります。

フェースが開くことによってスライスが出やすくなりますので、手首で合わせる動きで捕まえようとしてしまうのです。

とにかく切り返しからは左の膝を目標に向けるようにすると勝手に下半身がリードしてくれます。

そして、ダウンスイングから軸ブレしなくなりますので、正しい腰の回転ができやすくなります。

左の膝が曲がったまま目標へ向けるようなイメージで動かしていくことによってインパクトで腰が開けるようになります。

腰は回すという意識ではなく「開く」というイメージになります。

インパクトでは腰が45度ほど開いた形になっている事に気づくと思います。

分かりにくいという場合は、野球のアンダースローの動きを真似してみましょう。

野球のアンダースローの下半身の動きがゴルフスイングにそっくりだからです。

スライスを克服するための下半身の動きというのは、野球のアンダースローの動きと思って真似してみると感覚を掴みやすくなると思います。

野球のアンダースローのイメージだと右足の蹴り方なども分かりやすいと思います。

そして腰は勝手に開くことができます。

なので野球のアンダースローの動きを何度か行って感覚を掴んでいきましょう。

ドライバーがスライスする人は怖がって腰を開けていない

ドライバーのスライスを怖がっている人の多くがインパクトで腰が開いていません。

アドレスのボールに正対している状態でインパクトも迎えてしまっているケースが多いです。

これは冒頭でお伝えしましたように、手打ち(手の返し)によって、腰の動きが自動的に止まってしまうからです。

そして、腰の動きが止まってしまう人は例外なく前傾が起きて伸びあがってインパクトをしています。

伸びあがり(アーリーエクステンション)になってしまうので、手元が高く手首の使い方が間違ったインパクトを迎えてしまうのです。

なのでフェースは開いてしまうため、球が捕まらずにスライスします。

球に力が伝わらないばかりか手首をこねてしまいますので、インパクトでは腕の力を使ってフェースをスクエアに戻そうとしますが、ドライバーのクラブヘッドは重心がフェース面の逆側(後ろ側)になりますので、どうしても腕力ではフェースをスクエアに戻してくることが至難の業となります。

スイングの一瞬の動きの中でそんなことは不可能だと思います。

結果的に、フェースが開いて当たり擦り球の弱々しいスライスになってしまいます。

練習場でドライバーの練習をひたすら行ってもスライスばかり出ているという場合、それは手打ちになっているということを自覚して、「手を返す」という動きをいったん辞めること。

そして、先ほどの下半身からダウンスイングを行うことをひとまず行って感覚を変えていく必要があります。

先ほどお伝えしましたように、左ヒザを目標に向けるつもりで切り返していくと下半身の動きが整いやすくなります。

野球のアンダースローのつもりで下半身を動かします。

するとガニ股になって腰は自然と回転してくれるようになるものです。

腰がインパクトでは45度ほど開きますが、それで正解です。

ドライバーのスライスを治す上半身の動かし方

では、次に上半身の動かし方です。

ドライバーのスライスを克服するためには、切り返しからクラブフェースを開かずにインサイドからダウンスイングすることが必須です。

まずフェースを開かなくするためには、グリップをストロンググリップにするという事も大切です。(グリップの握りに関しては長くなるので、省略します。ストロンググリップがゴルフ初心者やスライサーにお勧めな理由!を読んでおいて下さい。)

ドライバーのスライスを直すには、1つ手首の使い方がポイントになります。

トップから左の手首を手のひら側に折ってみましょう。

左の手首を手のひら側に折るとフェースを閉じた状態を作ることができます。

そして、同時にクラブヘッドが背中側に降りてくれますので、そのまま体を回してくれば、ボールに対してクラブヘッドがインサイドから入る状態を作れます。

この動きができると、自然と球が捕まる準備が整ったということが言えます。

そして、先ほどの下半身の動きに合わせてトップから切り返してきます。

自然とクラブヘッドがインサイドからボールに対して入っていきますので、球が捕まる動きになっていきます。

手首をこねてリストを返すなどの意識は必要なくなっていくものです。

スライスを直すにはフォローの出し方も重要

スライスしてしまう人の特徴として、フォローを大きく出すとか、腕を遠くへ伸ばそうとしてしまいがちですね。

今日からこの考え方は捨ててください。

「フォローは小さく!」を意識してください。

フォローでは小さく左腕をたたみます。

これがスライスを直すためにとても重要なポイントです。

実際に左腕をどうたたんでいけばいいのか?

よく分からないという人も多いでしょう。

以下の動画を見れば明確になるでしょう。

ぜひ、参考にしてください。

動画でお伝えしている事はスイング中の腕の使い方の流れです。

インパクトからフォローで腕は小さく使います。

腕を小さく短く使うことによって、クラブヘッドがフォロー側で入ってくれるようになります。

この動画の動きを真似してみてください。

ドライバーのアウトサイドインでのカットスライスや振り遅れのプッシュアウトスライスも直っていくと思いますよ。

トップからインパクトへの腕の動かし方が分かっても、インパクトからフィニッシュまでの腕の動かし方が分かっていない人が多いですからね。

実はフォローの腕の動かし方がスライスを直すにはとても重要なポイントになります。

左腕を小さくたたむフォローができるようになれば、体を回転しても振り遅れなくなり、球が捕まるようになるのです。

体を回転しながら打つとスライスするという人は、腕の使い方を間違っています。

フォローで腕を大きく伸ばそうとしているなどの場合は小さく使う意識を持ってみましょう。

また、左ワキを閉めているケースによって振り遅れているという事も先ほどお伝えしましたが、思い出してください。

スライスを直すために役立つ方法として、アドレスの手元の位置は左足の前【ハンドファーストで打てる構え】も読んでおいてください。

ハンドファーストに構えることによって、球が掴まりやすくなるためスライスを克服しやすくなるからです。

スライサーの多くがハンドファーストに構えることができていませんので、アドレスの重要性も理解していただけると思います。

スライスを直すことは難しくない

あなたがドライバーのスライスに悩んでいるのであれば、お伝えしてきました事を実践されてみてください。

トップから正しい手首の使い方と、下半身の動きでクラブが下りてくるとインパクトではクラブフェースは自然とスクエアに戻ってくれます。

そして、インパクトからフォローの腕の使い方を覚えると振り遅れとおさらばすることができます。

なので、切り返しからボディターンでスイングしてきても、腕の動きとマッチするようになります。

今まで体を回してきたら振り遅れてスライスするという人もインパクトからの左腕のたたみを覚えれば振り遅れなくなりますので球が捕まり、念願のドローボールも簡単に打てるようになるのです。

手打ちで、腰の回転を止めて手を返すことばかりを行っていた人は「すごく体が開いてインパクトしているような気がする」かもしれません。

しかし、これは今まであなたが手の返し(腕を捩じったり、手首をこねたり)に頼ったスイングをしていたわけなので、はじめはこのような違和感を感じて当たり前なんですね。

ドライバーでスライスが出て、スライスが治らないという場合、今お伝えしてきたことを考えながらスイングを見直してみてください。

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