欧米式のアームローテーションって聞いたことあるけど、実際どういった動きなの?
普通のアームローテーションとの違いとかあるのかな?
だとしたら、タイミングとか変わるのかな?
今回はこのようなお悩みを解決する内容になります。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入ります。
・アームローテーションの真相が分かる
・飛んで曲がらないスイングの真相が分かる
・そもそもアームローテーションが必要ない事に気づく
・正しい欧米式スイングの動きが分かる
今回は欧米式アームローテーションの動きが気になるというご相談をいただくことが多いので、これに対する真相をお伝えします。
そもそもアームローテーションに欧米式があるのか?
日本式とはどう違うのか?
こういった疑問を持たれている方も多いので、その辺を分かりやすくご説明したいと思います。
欧米式アームローテーション?【腕の振り方に執着する人の特徴】
まず、「欧米式アームローテーションについて教えてほしい」という声をいただいて驚きました。
結論から言いますが、そもそもアームローテーションに欧米式も日本式もありません。
一般的に、アームローテーションと聞くと多くの人が腕の動きを意識されることでしょう。
「腕をどのように動かすのか?」
レッスンをしていても思う事ですが、切り返しからダウンスイングをかけていくときに、多くの人がアームローテーションに対する意識が強い傾向があります。
そして、アームローテーション(腕の使い方)にも違いがあると考えがちです。
腕の振り方ばかりに囚われてしまうと、スイングで最も大事なものを見失ってしまいます。
その結果、「欧米式のアームローテーション」という言葉に惑わされるゴルファーも続出しています。
なんとなく欧米式と聞くと、かっこよくて聞こえが良いですしね。
間違いなく欧米式アームローテーションという言葉にやられそうになりました。
しかしスイングの真相を理解できれば、必要のない動きですね。
アームローテーションの弊害
結論から言いますが、腕をローテーションさせるという意識がスイングに弊害をもたらすことがほとんどです。
アームローテーションという意識を持つと逆にゴルフが難しくなります。
なぜなら、多くの人が「アームローテーション=腕の入れ替え作業」と思ってしまうからです。
腕をローテーションさせると聞くと、このように左右の腕を入れ替えるようにスイングするものだとイメージされやすいですし、思われやすいです。
また、意図的に前腕を捩じってフェースを返したりリストを返したりしてフェースを閉じるような動きでスイングするようなイメージを連想させやすくなります。
すると結果的に、フェース管理ができないスイングになっていくので、プッシュアウト、チーピン、ダフリ、トップ、シャンクなどいろいろなミスショットが出るようになります。
なので、そもそもアームローテーションというのは、意図的に行う必要はないという考えに変えましょう。
アームローテーション意識では上手くなれない
それならアームローテーションはする必要がないのか?
という疑問を持たれることが多いでしょう。
ハッキリ言いますが、上手くなりたいならアームローテーションを入れる必要はありません。
アームローテーションを意識して、腕を使うスイングをしているアマチュアゴルファーが上達できないのは、腕の振り方や捻じり方や返し方ばかりに囚われて、アームローテーションの方法ばかりを追いかけて練習しています。
そんなことよりも、アームローテーションなど必要としないスイングを作ることをお勧めします。
なぜなら、アームローテーションを意識したスイングを練習しても、コースになると球が散り、コースでは通用しなくなるからです。
欧米式アームローテーションなどと模索しても、結果的に腕を返すだけのビギナーゴルファーあるあるの間違った球の捕まえ方になっていくだけです。
なので、アームローテーション意識のスイングをしていると、長年ビギナーレベルからの成長が期待できないのです。
欧米式アームローテーションがあるとするなら、それはストロンググリップでフェースを閉じてしまうことで完成します。
いわゆるシャットフェースです。
これが欧米式アームローテーションです。
ダスティンジョンソン選手をはじめ、欧米人選手の多くがストロンググリップを採用しています。
ストロンググリップにすることによって、簡単にシャットフェース(フェースを閉じた状態)を作ることができるからです。
フェースを閉じてしまえば、腕ではなく体幹(ボディローテーション)により球を捕まえていく事ができるスイングになります。
つまり、体の回転重視で打っていくボディターンスイングであるという認識になります。
なので、極力腕の捻じりや返しなど余計な動きを入れることなく、球を捕まえていくためにストロンググリップによるシャットフェースを作って、後はボディローテーション(ボディターン)によって勝手に球が捕まる動きになるという認識を持つことが欧米式のスイングを身につける上で重要な事です。
欧米式アームローテーションというのは、腕を捩じったり返したりするタイミングなど全く必要としない、「ストロンググリップのシャットフェース」というだけの話です。
つまり、腕を捻じったりリストを返したりする必要がない状態を作り、腕の運動量が少ないスイングができる動きであるという意味です。
アマチュアゴルファーがよくやってしまうインパクトに向けてわざわざ腕を入れ替えるような作業は必要ありません。
ストロンググリップのシャットフェースなら、日本式レッスンでよくある腕の返しなどを入れる必要がないからです。
具体的に動画でダウンスイングからインパクトまでの作り方をお伝えしていますので見ておいてください。
アームローテーションという言葉に惑わされるな
アームローテーションという言葉に惑わされてしまっているゴルファーがとても多いです。
「スイング中にアームローテーションを入れる必要がある」という教えは確かに間違ってはいません。
ただ、アームローテーションを入れるスイングを推奨している人は、基本的にウィークグリップやスクエアグリップを採用している人に向けての発信だと思った方がいいです。
そもそも、ストロンググリップでシャットフェースの人は、アームローテーションなどの意識は不要です。
ストロンググリップでシャットフェースの場合、アームローテーションなど不要なので右手が左手の下のまま強いハンドファーストで打つことができます。
そして、手を返さないために飛距離と方向性の両方が手に入ります。
このスイングモデルを採用しているのが女子プロでは渋野日向子選手です。
まさに、アームローテーションなどといった意識に囚われることなく、そんなものとは全く無縁のスイングをしています。
なので女性には珍しいハンドファースト度合いの強いインパクトが可能となるのです。
インパクトの体の開きが大きい選手は基本的にアームローテーションではなく、ボディローテーションで打っています。
なぜなら、ストロンググリップのシャットフェースであれば、右手が左手の下のままスイングすることができるので、体が止まることなくインパクトを通過していくことができるからです。
アマチュアゴルファーがいくら頑張って意識してもできない前傾角度のキープも難なくできるようになります。
それは、常に右手が左手の下だからです。
逆に、前傾角度をキープできずに悩んでいる場合は、ストロンググリップのシャットフェースでスイングを作れば良いのです。
欧米式スイングはアームローテではなくボディローテ
基本的に欧米式スイングはアームローテではなくボディローテのスイングになります。
ほとんどの欧米式レッスンではボディローテーションスイング推しです。
これはGGスイングなど流行りがどうのこうのという問題ではありません。
日本語で言うなら、ボディローテーションスイングというのは、手を返さないスイングです。
インパクト付近で腕の運動量が少ないスイングの事を意味します。
色々な人を見てきましたが、アームローテーションに執着する人は、伸び悩みます。
これは僕自身の実体験からも言えることです。
そして、多くの人を見てきましたが、ほとんどの人がダウンスイングからアームローテーション(腕の返し)を入れるスイングを作っています。
「今まで色々なレッスンを受けてきたが、腕を返す系の教えをされてきた」という人がほとんどです。
残念ながら、シンプルにストロンググリップにして、シャットフェースにしてしまえば、腕の返しに頼ることなくスイングができるという事に気づけます。
すると、ゴルフが簡単になっていき今まで腕で余計な事をしていた事に気づけます。
ですが、これに気づけないゴルファーがとても多いのが現状です。
それは、腕を振る系、返す系、捻じる系、フェースターン系の理論(アームローテーション推し)が多いので、そちらに流されてしまうからでしょう。
そして、球を捕まえるには、腕を使ってどうにかする必要があると思ってしまうからです。
アームローテーションに対して深堀りする人はすでにそういった状況に陥ってしまっているということが言えると思います。
アームローテーションを意図的に入れようとしている場合は、ゴルフが難しくなります。
なので、GGスイングで陥るデメリット【アームローテーションの違いを公開】も読んでおいてください。
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