100ヤード以内の距離に強くなりたいな。
ショートゲームが上手くなるとスコアが縮まると思うけど、上手くなれるテクニックなどあったら教えてほしいな。
100ヤード以内から確実にグリーンに乗せる方法も知りたい。
今回はこのようなお悩みを解決する方法となります。
この記事を読むことで以下のメリットが手に入ります。
・ショートゲームが上手くなり自信が持てる
・100ヤード以内の距離に強くなれる
・アプローチに自信が持てるようになる
・アプローチの距離感が磨かれる
ショートゲームが上手くなるとスコアアップが望めます。
僕もよくショートコースへ行って練習することがあります。
ショートゲームの良い点は練習することによってアプローチが上達する点です。
今回のテーマは100ヤード以内の距離を打ち分けるピッチショットについて話していこうと思います。
このピッチショットはコースでは誰でも必ず使うショットになります。
「実は100ヤード以内が苦手で、パーセーブできるホールでもボギーやダボを叩いてしまう事が多いです。もう少し100ヤード以内に自信を持てるようになりたいです。」というようなご相談をよくいただきます。
100ヤード以内が寄らないというアマチュアゴルファーはとても多いですね。今回は100ヤード以内を攻略する方法となりますのでぜひ参考にしてくださいね。
100ヤード以内が苦手なアマチュアが多い
プロと違いアマチュアの場合はワンラウンドでパーオンできるのはコースで3ホールから5ホールぐらいだと思います。
つまりこれはほとんどのホールでグリーンを外しているということになりますね。
なので、グリーンを外した後のリカバリーが大事になります。
グリーンを外した後のリカバリーが上手くいくとスコアメイクができるようになります。
そして、リカバリーが上手くなるためにはピッチショットの上達は欠かせないと思います。
自分のピッチショットが10点満点中何点だと思いますか?
10点満点中10点という人はこの記事は読み飛ばしてもらって構いません(笑)
僕は今も10点満点中10点だとは思いません。
せいぜい7点ぐらいだと自負しています。
スコアアップに欠かせないピッチショットを上達させるためにはやはり練習が必要です。
ピッチショットに自信がない人は距離感に苦しんでいる人が多いです。
または距離感にはある程度自信が持てても方向性に苦しんでいる人も多いですね。
ゴルフを始めると、たいていの人はコースで最も難しいと思うのがピッチショットだと思います。
例えばグリーンまで残り35ヤードとか43ヤードとかそのような状況がよくありますが、そんな細かい距離を打ち分けることは難しいですし、そんな練習はほとんどしないと思います。
なので今回は簡単に距離を打ち分けることができる方法を紹介したいと思います。
100ヤード以内の距離を打ち分けるコツ
ではまず自分の体を時計に見立ててください。
直立して頭の位置が12時だとしたら足の位置が6時。
両手を広げて斜め下方向を指すようにすると右手が8時の位置で左手が4時の位置になります。
次に両手を広げたまま地面と平行の位置まで上げると右手が9時で左手が3時の位置となります。
さらに広げた両手を上げて今度はななめ上を指すようすると右手が10時の位置で左手が2時の位置になります。
このように左右対称のイメージで3つの大きさのスイングを体に覚えさせていきます。
バックスイングで8時まで上げたらフィニッシュは4時の位置。
そして、バックスイングで9時の位置まで上げたらフィニッシュは3時の位置。
そして、バックスイングで10時の位置まで上げたらフィニッシュは2時の位置。
このようにピッチショットのポイントはバックスイングとフォロースルーの大きさを必ず同じにするということです。
ピッチショットが苦手な人に良く見られることは、例えば40ヤードの距離を打とうとしているのに大きなバックスイングからインパクトで緩んでしまうこと。
バックスイングが10時の位置まで上がっているのに対してフォローが4時の位置などですね。
このように絶対にやってはいけないのがインパクトでスイングを緩めるということですね。
なので、インパクトでは必ずヘッドを加速させながらボールを打たなければならないということ。
100ヤード以内の距離を打ち分けるピッチショットはスイングの大きさを変えずに打ち分けることが最も効果的です。
そのため、覚えるスイングは3種類になります。
先ほども言いましたが、腕を時計の針に見立てて8時から4時のスイングが一つ。
これがすべてのスイングの基本となります。
それから9時から3時のスイングと、10時から2時のスイングです。
バックスイングとフォロースルーは常に同じ大きさだということを知っておきましょう。
もっと詳しい距離間の作り方に関しては、アプローチを極める打ち方【ゴルフ初心者でもスピンが効いて距離感が出る】も読んでおいてください。
まずは8時から4時のスイングでアプローチ
まずは8時から4時のスイングから行きましょう。
このときグリップは短く持ちます。
どのぐらい短く持つかというとグリップエンドを2,3センチ余らせて握りましょう。
そしてグリップは軽く握りスタンスはスクエアではなくややオープンに構えます。
スタンスの向きの目安としてはつま先が11時の向きになるようにします。
体重は60パーセントを左足にかけることです。
そして、テークバックでリストコックを入れながら8時の位置までテークバックします。
ここで気を付けておきたいポイントですが、8時を指すのは腕であってクラブシャフトではありません。
リストコックをしているのでグリップとシャフトの角度は90度になっていることが自然です。
そして、テークバックからゆっくりクラブを下してきてフィニッシュは4時の位置です。
手首の動きとしてはテークバックでコックしてインパクトでリリースして、フォローでリリースです。
コック→リリース→リリースです。
4時のフィニッシュでは手首をコックさせないようにします。
まとめると、クラブをコントロールしやすいようにグリップは短く握ります。
そして、ターゲットライン上にしっかりとクラブを振りぬけるようにスタンスはややオープンに構えます。
体重は60パーセントを左足にかけてインパクトで確実にボールをヒットさせるためにバックスイングで体重は左足のままです。
右足に体重を移動させないということが基本となります。
バックスイングの指導と同時にリストコックを入れてキーワードはコック→リリース→リリース。です。
そして、フォローでは低くクラブヘッドを保つこと(4時の位置)
練習場でまずはSWで8時から4時のスイングをしたときに自分の距離がどのぐらいなのかを確認しましょう。
そして、9時から3時、10時から2時とスイングを大きくしていきSWの次はAWやPWでも同じように自分の距離を確認していきましょう。
そうすることで3つのスイングと3本のクラブで合計して9つの距離を打ち分けることができるようになります。
これがスコアメイクするためのショットになるので自分の距離をつかんでおくことが大事ですね。
というわけで、まずは8時から4時のスイングの練習をしてみましょう。
ここでポイントですが、テークバックが低いとほとんどターフが取れません。
なのでテークバックが低い場合はもう少しアップライトに上げること。
テークバックが高くなることで上から打ち込めるようになります。
テークバックが低いとフォロースルーも低くなりますのでリストコックを使って上から打ち込むようにします。
また、テークバックが低いとすくい上げるような打ち方になってしまうのでボールの手前をダフりやすくなります。
なので上に上げて下に振り下ろすことで、しっかりとボールをとらえることができるようになります。
チェックポイントとしては早めにリストコックを入れてスイングの軌道がUではなくてVになるようにします。
スイングの軌道がVならボールは上がりますが、Uならボールは上がりませんからね。
また、8時から4時のスイングでインパクトがダフってしまう原因は右に体重移動して打ちに行くからです。
なので体重を左に残したままスイングする感覚を練習してみましょう。
そうすることでダフりは解消されます。
つまり左足体重のまま上から打ち込むということです。
この8時から4時のスイングを忍耐強く練習することによってすべてのスイングで正しいインパクトの感覚をつかむことができるようになります。
たいていの人は完ぺきなショットを目指してクラブ選択をしています。
でも、完璧なショットなんてめったにないので結局はワンクラブもしくはツークラブぐらいショートしてグリーンに乗せることができません。
そしてそのあとにチップショットやピッチショットで多くの人が苦労していると思います。
なので、ピッチショットが上手くなることで残り100ヤード以内の距離を得意とする。
そうなるとスコアは必然的によくなってきます。
グリーンまわりでスコアを損している人が多いです。
例えばバンカーから出なかったら出てもホームランしたり・・・
またはウェッジでダフったり、トップしたり・・・
アプローチをなかなか寄せることができずになんとかグリーンに乗っても今度はパッティングの距離感が・・・
そしてカップに近づくにつれてとにかくボールを入れたいという意識が先行して体がカップに動いてしまう。
これだとゴルフはうまくいかなくて当然だと思います。
やっぱりたいていの人はショートゲームとパッティングがスコアアップできない一番の原因だと思います。
これらのことを踏まえてゴルフを上達させるためにはやはりピッチショットの向上は欠かせないと思います。
コースで失敗しないアプローチを打つために必要なライと状況判断も読んでおいてください。
9時から3時のスイングでアプローチの距離感を確認
9時から3時のスイングも基本は8時から4時のスイングと似ています。
少しオープンスタンスに構えて体重は左足、そしてテークバックはリストコックを入れながら9時の位置まで上げてそこから3時の位置まで振りぬいていくのです。
8時から4時のスイングはコック→リリース→リリース。でしたが、
9時から3時のスイングはコック→リリース→コック。です。
つまりフィニッシュでコックを入れるというわけです。
9時から3時のスイングというのはトップもフィニッシュもハーフスイングになります。
だからフィニッシュは右足ではなく左足体重になります。
ダウンスイングで右足に体重が残っているとダフりやすくなります。
8時から4時のスイングとは違いスイングが大きくなります。
最初は難しいかもしれませんが慣れてくるとうまく打てるようになりますので根気よく練習して身につけましょう。
9時から3時、10時から2時とスイングが大きくなってもアドレスの形は同じで体重の60パーセントを左足に乗せてクラブは短く持ちます。
スタンスのラインもターゲットに対してややオープン気味に構えます。
スタンス幅はせまくてだいたいですが、30センチぐらいと思っていいでしょう。
そして、ボール位置はスタンス幅の中央にセットします。
8時から4時のスイングと9時から3時のスイングの大きな違いはスイングが大きくなるのでダウンスイングで体重移動が行われます。
このようにスイングの大きさが変わると体重移動もそれに伴って変化します。
10時から2時のスイングも同じように体重移動がその分大きくなります。
この3種類のスイングを練習してみましょう。
そして、自分なりの距離感をつかんでいきます。
例えば僕の場合は8時から4時のスイングでだいたいSWで40ヤードぐらいです。
そして、9時から3時でだいたい65ヤード、10時から2時で80ヤードぐらいです。
このように3種類の飛距離をクラブによってそれぞれ覚えておくことが大事。
僕がSWを使って3種類のスイングの飛距離の例をあげましたが、同じようにAWやPWでもこのように3種類のスイングでそれぞれの飛距離を覚えておくと便利です。
なのであなたもこのように100ヤード以内の距離から自信をもってピンを狙っていくためには3本のクラブで3種類のスイングをマスターしてそれぞれの距離をつかむことをおすすめします。
グリーン周りのアプローチに関しては、グリーンまわりからカップに寄せる正確なチップショットを打つコツとは?を読んでおいてください。
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