実践向きの素振りの仕方を教えてほしい。
ただ素振りをすると言っても間違った素振りをしていると意味がない気がする。
ゴルフが上手くなる素振りの方法があるなら、その方法やコツを教えてほしい。
今回はこのようなお悩みを解決するための方法になります。
この記事を読むことによって以下のメリットが手に入りやすくなります。
・どうせ素振りをするなら上手くなる効果的な素振りができる
・間違った素振りが上達の妨げとなることが分かる
・素振りから正しい動きを意識しておくと体が動きを記憶してくれて結果につながる
どうせ素振りをするなら上手くなる素振りをした方がいいですよね。
ベストスコア65の僕が効果的な素振りの仕方をお伝えしますので参考にしてください。
素振りも実践に生かしたい。
僕の中ではこれが大きな課題でもありました。
実際にボールを打つ感覚と素振りの感覚を結合したいと考えていました。
この二つの感覚を結合させることはとても大事だと思います。
ゴルフを始めた当初はこのように考えてよく素振りを行ったものです。
ところが、実践向きの素振りができるようになるまでには時間がかかりました。
素振りは実際のスイングの意識する部分を取り入れて大げさにやるということが結構大事です。
とにかくビュンビュンと音を鳴らすように振りまくればいいというものでもないんですよね。
素振りが間違っていると間違いなくボールを前にしても間違った動きが出てしまいますからね。
素振りって実は軽視されることが多いですが、それぐらい重要なことなんですよ。
プロのスイングの真似をして素振りをしても意味がない
プロのスイングに憧れて、それを真似して素振りをする人がいますが、意味がないと思います。
なぜなら、過去に自分も同じことを行っていたからです。
リッキー.ファウラーのようなバックスイングがしたいとか、
アダムスコットのようなかっこいいフィニッシュが取りたいとか、
タイガーウッズのようにしなやかなスイングがしたいとか、
キャメロンチャンプのようにカッコいいタメを作りたいとか、
色々と考えていると欲が出てきて実践的なスイングから遠ざかっていきます。
実践のショットと素振りが一致しないとゴルフは難しくなります。
実践的な素振りをしてない人は、「素振りなんかしても意味がない」こう吐き捨てる人もいます。
でもそんなことはありません。
素振りと実際にボールを打つ感覚がずれることは初心者ゴルファーにとってよくあることでしょう。
素振りではクラブをビュンビュン振り抜くことができるが、実際にボールを打つとなるとダウンから体が左サイドにスエーしてしまい、その結果右肩が前に出て肩の開きが早くなる。
素振りの感覚はさらさらない。
こういったゴルファーは多いものです。
素振りとなるとビュンビュン振れる。
素振りとなるとプロ並みのスイングができる。
ヘッドスピードを上げるため思いっきり振り抜く。
そうすることでクラブヘッドがよく走ってくれます。
素振りであれば気持ちよく300ヤードぐらい飛ばせているような感覚がある。
しかし、このヘッドを走らせるという感覚が良くありません。
なぜなら、「ヘッドを走らせるという感覚=フリップ動作になっている」というアマチュアゴルファーがとても多いからです。
ヘッドを気持ちよく走らせて素振りをしているつもりが、実は手首の動きが間違っているケースがとても多く、このヘッドを走らせるというイメージがフェースローテーション多いスイングになる手の返しを入れてしまっているケースがとても多いのです。
なので、やみくもにクラブを振り回していればいいというわけではないわけです。
具体的にゴルフが上達する効果的な素振りに関しては、ゴルフのシングルになれる練習方法【ボールを打たずに自宅で上達できる方法】も読んでおいてください。
ただ、やみくもにクラブを振り回すことによって、逆に悪い動きを体にしみ込ませてしまっているアマチュアゴルファーがとても多いです。
ヘッドスピードを上げるための素振りより体の動きを考える素振りをする
ヘッドスピードを上げるためだけに素振りを行うのはもったいない。
実際にボールを打つつもりで、インパクトポイントにクラブヘッドを通すつもりで振ることです。
素振りでこの欠点を修正するために、目隠しをして素振りをすると効果的です。
目を閉じてもいいでしょう。
そうすることで安定したスイングができるようになりやすいからです。
目隠しなどで視界をうしなうことにより、人間の水平感覚を奪います。
視界を失うことでバランスが取りづらくなるため転倒することにもなるのです。
なので、目隠しして素振りをすることで無理な振り方をすると体制を崩すことになります。
この目隠し素振りを続けていくと下半身は安定してきて今までよりも踏ん張ることができるようになるでしょう。
そして、見えない世界で素振りをすることにより、体が自然に自分のスイングを記憶して行きます。
自分のトップオブスイングからフィニッシュが見えない世界で振ることで見えてきます。
バランスが良いスイングを身につけるためには視覚に頼らず体に聞いてみるのが一番です。
目が錯覚することは多いです。
自分から見えるアドレス位置やスタンス、またテイクバック、トップからインパクトやフォローにかけて実はこれが目を閉じて素振りをすることで間違いに気づくことがあります。
「あれ?もしかしたら左に突っ込んでいるよな?」
「あれ?手首の使い方が違うような気がするよな?」
このように、自分が正しいと思っていたことに対して疑問が生まれることってよくあります。
そして、目隠しをして素振りをすることによってこの違和感などを感じ取れやすくなるのです。
僕がレッスンをしていて思う事ですが、「いやいや、たかが素振りぐらい何の意味も持たないでしょうよ(笑)」とバカにする人もいますが、そういった人が実際にやってみると、「あれ?これめちゃくちゃいい練習になるよね」と言いだすことってけっこう多いですからね(笑)
目を閉じてスイングしてみてください。
「ブンっ!」という音はどこで鳴っていますか?
インパクト前ですか?
それともフォロー辺りですか?
フォロー辺りで鳴っていればOKです。
目を閉じて素振りをすることなど、あなたは考えたことがないかもしれませんが、自分の間違った動きに気づけるというメリットがあるんですよ。
思いもよらない目隠し素振りからの副産物が手に入るかもしれません。
正しいスイングは目隠し素振りから覚えることもできる!ということです。
目隠しをして素振りをすることで、体のバランスは視界がなくなったときに自然と良いバランスを保とうとします。
そういった体がどう動きたいのかという声に耳を傾けるようにして目隠しして素振りをしてみるというのも新しい発見や気づきが生まれることになると思いますよ。
とりあえず100回を目標にやってみるのもいいと思います。
ヘッドを走らせない手首の返しに頼らない
ヘッドを走らせるという感覚が身についているゴルファーは手首の返しによってヘッドを走らせるものだと思っているケースが多いです。
この感覚はいわゆるリストターンスイングになるのですが、個人的にリストターンスイングはフェースの開閉量が多く方向性が安定しづらいのでお勧めしません。
素振りを行ってヘッドを走らせる感覚というのは、ヘッドを返す意識を持って実際にスイングされているケースが多いことでしょう。
リストの返しで球を掴まえるという感覚が強いと思いますが、ショートアイアンなど突然の引っ掛けが出やすいスイングになります。
なので、素振りからヘッドを走らせるという感覚ではなく体をスムーズに回転させるという感覚を大事にしてほしいですね。
なぜなら、手の返しがゴルフ上達を妨げることになるからです。
リストターンとボディターンはどっちが良い?【トッププロのスイングが答え!迷わない】も読んでおいてください。
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