スイング中の下半身の使い方の順番を具体的に知りたいなぁ。
上半身でどうにかするスイングよりも、やはり下半身の動かす順番が重要な気がする。
切り返しは左足なのか右足なのか?
もしくは腰なのか膝なのか?
始動する部分によってスイングの動きが全然違うものになるから、正しい順番を教えてほしいなぁ。
今回はこのようなお悩みを解決する方法となります。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入ります。
・切り返しから下半身の使い方が明確に分かる
・動き出しの順番が変わる事でスイングが変わる
・スイング中の最も難しいとされる動きが分かる
・再現性の高いインサイドアタックができる下半身の動きが分かる
・意識せずにインサイドインの軌道になること分かる
・反復練習によって慣れれば簡単な事が分かる
今回はゴルフスイングの下半身の使い方を具体的にお伝えします。
下半身リードという言葉は分かるけど、順番的にどのように動かしたらいいのかが分からずに苦しむ方も多いでしょう。
下半身の使い方によって、スイングが全く異なる動きになりますので、その辺の理解を深めていきましょう。
ゴルフの下半身の使い方【安定したインサイドイン軌道になる方法】
結論言いますと、安定したインサイドイン軌道になるための方法に、下半身の使い方が大きく関わってきます。
ゴルフスイング中の下半身の具体的な使い方について混乱してしまっているアマチュアゴルファーは多いです。
巷にはいろいろな理論がはびこっているので、どれが正解なのかが分からないという状態に陥ってしまっている場合も多いでしょう。
今回は、そんなあなたのために朗報です。
正しい下半身の使い方を順を追ってお伝えしますので参考にされてみてください。
動かす順番が分からないことには、いつまでも答えを模索しながら苦しむことになりやすいですからね。
実際に昔の僕が答えを模索して苦しんだ経験がありますので、今回の内容はスイングに対して、気づきになる部分が多いと思います。
動かす順番を守って正しいインサイドイン軌道を作れ
スイング中の下半身を動かす順番を具体的に覚えて、正しいインサイドイン軌道を作る事が上達の近道です。
特に切り返しからの動きが重要となります。
なぜなら、トップまでの動きが良くても切り返しでしくじったらフィニッシュまでしくじったままでスイングが終わってしまうからです。
途中で軌道修正など期待しない方がいいです。
そんなことを一瞬の動きの流れの中でやろうとする方が不可能だからです。
具体的に、トップからの下半身の使い方と動きの順番は以下になります。
1、右のお尻を後方へ突き出しながら背中を反る
2、右のお尻が突き出ながら椅子に座るような感覚になり回転が始まる(右の股関節に乗っている感覚)
3、右膝が曲がりながら右足裏で地面に対して圧をかけている感覚になる(地面を踏む感覚)
4、突き出た右尻が反り腰を作り出し、地面を踏む右足裏の感覚が発生しながらインパクトへ向けて回転していく
5、インパクトに向かって右膝がキックインされながら、腰が開いていく(左腰の方が右腰よりも低く回転していく左のお尻が後方へ突き出ながら回転していく)
6、インパクトでは腰が45度ほど開いた状態になっている(ここまでくれば後は良い流れでフィニッシュまで行く)
切り返しの始動でポイントとしては、右のお尻が後方へ突き出すという動作を意識してみると、この流れに沿ってインパクトからフィニッシュまで良い動きを持続させやすくなります。
右のお尻が後方へ突き出て、反り腰になることによって、右の足裏で地面を踏むという感覚が生まれます。
そして、右の股関節に乗っている感覚が出るのです。
この感覚を覚える事がでいるとシッティングの感覚も分かり易いかと思います。
そして、これができれば、切り返し動作に成功します。
この右股関節に乗るという感覚はクラブをインサイドから下ろすために重要な要素です。
この一瞬の感覚が右肩が前に出てカット軌道になる動きを抑えてインサイドからクラブを入れる準備になります。
切り返しでの下半身の使い方はこのように行われて、インサイドからクラブを入れることに成功し、なおかつ振りぬきもインサイドへ向かって抜けていくことになるのです。
インサイドインの軌道へ近づけるコツとして、インサイドイン軌道を作る正しい練習法【切り返しのボディの動きがカギ】も参考にされてみてください。
表現は自由!しかしそれは正しい感覚を掴んでから
腰を回せとか、腰を切れとか、バンプしろとか、下半身の使い方に関して言われることはたくさんあって、表現は自由です。
しかし、正しい感覚を掴んでそれを伝えるためには、いずれにしても成功する切り返しの「きっかけとなる動き」を的確に伝えることができなければ、「腰を回せ、腰を切れ、バンプしろ、体を開くな」などとアバウトな事を言われても伝わるわけがないのです。
具体的な動きの連鎖を生む、切り返しのきっかけとなる動きは、人によって感覚の違いなど言われることは色々とありますが、下半身の正しい使い方を体感するために、最も伝わりやすい動きの連鎖を作るきっかけは、「右のお尻を後方へ突き出し、反り腰になる」がお勧めです。
なぜなら、この切り返しの動きがきっかけとなり、今まで多くのゴルファーのスイングをインサイドイン軌道へと変えてきたからです。
そして、同時にこの切り返しの動きは、アーリーエクステンションを止めるためには、有効な方法だからです。
もちろん他にもアーリーエクステンションを止める方法はあると思いますが、個人的にはこの方法によって多くのゴルファーのアーリーエクステンションを止めてきました。
なので、自信を持って1つの正解であるという事が言えると思います。
下半身が回りすぎて使い過ぎのミス
下半身が回りすぎて使い過ぎのミスという事を気にされる人も多いですが、この回りすぎも切り返しの動作のミスによるものです。
いわゆるオーバーローテーションになるのですが、これも「右のお尻を後方へ突き出し、反り腰になる」切り返し動作をきっかけにすると解消されます。
なぜなら、オーバーローテーションになる腰の回りすぎを止めるために、「右のお尻を後方へ突き出し、反り腰になる」事によって、いったん下にしゃがむシッティング動作が生まれるからです。
この動作が入ることによって、切り返しからの腰の回し過ぎ、使い過ぎを防ぐことができるのです。
ある程度上級者になってくると、このオーバーローテーションで悩む人も出てきます。(初心者や中級者は逆に起き上がりが早く腰が回らず腕の運動量が多いスイングになるタイプで悩む場合が多いですが)
切り返しからすぐに腰を回し過ぎによりオーバーローテーションになってしまうミスはこのシッティングダウンの動きを取り入れることによって改善されて行きます。
ご自分に足りていない動きというものを理解する必要があります。
オーバーローテーションもそうですが、逆に切り返しから体を閉じて回転がなくインパクトに向かってしまうというパターンの場合も多いです。
体を開かないという意識がこういった過ちを招いてしまっているパターンです。
改善するためには、同じようにご自分に足りていない動きを理解する必要があります。
ご自分に足りていない動きが分からないという場合は、スコア65!7バーディーを取った左サイドと体幹の秘密を暴露!隠してきたテクニックを完全公開!をお勧めします。
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オーバーローテーションになっていました。球が捕まらないのはこのシッティング動作が弱く腰が回転する量が多すぎたのが原因でした。
GGスイングやローテーションスイングに取り組んでいくにあたり、切り返し動作でシッティングを入れずにやると、このパターンになる人も増えていますね。
腰の回転が足りていない人からすると羨ましいかもしれませんが、下半身の切り返し動作を適正に作る事が自然なインサイドイン軌道を作るうえで重要なポイントになりますね。