ゴルフスイングはインパクトで右手が上ってよく聞くけど・・・
本当に右手が上なの?
そう言うけど、右手は下って言う人もいるけど・・・
本当のところどっちなんだ?
今回はこのようなお悩みを解決する内容になります。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入ります。
・ゴルフスイングの深い知識が身に着く
・正しいインパクトが分かる
・右手が上ではなく実は下が正しいと分かる
・PGA選手のインパクトの作り方が分かる
結論から言うと、右手は上ではなく下が正解です。
昔は右手が上の感覚でゴルフをしいたましたが、伸び悩みスイング改造しました。
正しい右手が下のスイングを作ることでベストスコア65まで行きました。
なので右手が上だと思っている方にとって今回の内容はとても濃いものになると思います。
ゴルフは右手が上なの?【手のひらの向きで正しいスイングが分かる】
ゴルフスイングを作っていく上で、右手と左手の感覚というのが大切になります。
そして、多くのゴルファーがダウンスイングからフォローでは右手が上の感覚を持っています。
もしくは、「右手が上にくるように左手を追い越す感覚で振りなさい」と言われることがよくあります。
そうすれば、リストターンができて球が捕まるからと言われます。
しかし、右手が上に来る感覚でゴルフを続けても伸び悩みます。
なぜなら、それは間違った感覚であり動きになるからです。
理由は昔、僕自身が右手が上の感覚でゴルフを続けて苦しんだ経験があるからです。
ダウンスイングからフォローで右手が上になる感覚を変えたことによって、そこから上達が加速していったという経緯があります。
ゴルフは右手が上という感覚は今すぐ捨てろ
今すぐにインパクト付近で右手が上の感覚でスイングするのは、辞めましょう。
多くの人が「右手が上である」という勘違いをしています。
理由は、右手が上にくる感覚でインパクトを迎えていると、インパクトで正しいハンドファーストにならないからです。
そして、正しくボディターンでスイングできないからです。
具体的には、右手が上でインパクトをしようとすると、タメがほどけます。
切り返しからクラブをシャローにして、右前腕が回外する動きを入れてダウンスイングしてきても、右手が上にくる感覚やイメージを持ってスイングをしていると、インパクト前で右腕前腕が回内する動きを入れてしまいます。
この右前腕が回内する動きを入れることによって、右ひじが外に張り出す動きが発生し、右肘が伸ばされる状態になり、同時に右肩が上に上昇する動きが入ります。
なので、切り返しからクラブをシャローにしてタメを作れても、インパクトでは右ひじが伸ばされて、前傾が起きて右肩が上に上昇して、「いかり肩でインパクト」を迎えて結果的にタメがほどけながら打ってしまうのです。
なのでプロのようなハンドファーストに打つことができないのです。
いくら意識をしても、前傾角度をキープすることができない場合は、この右腕前腕の回内の動きを入れてしまっているのです。
その結果、インパクト付近では右手が左手の上になる感覚であったり、右手が左手を追い越すような感覚であったり、リストを返す感覚であったり、開いているフェースを手元の運動で閉じようとする感覚などが生まれるのです。
このように、ダウンスイングからフォローまで、右手が左手の上にあるという感覚が強い場合、おそらくはゴルフが上達せずに伸び悩んでいる事だと思います。
正しいハンドファーストは右手が下で左手が上
正しいハンドファーストでボディターンのスイングでは、右手は左手の下が正解です。
なぜなら、右手が左手の下であれば、そのままダウンスイングからフォローに行きますので、手を返す動きが入りません。
手を返す動きが入らないので、切り返しでシャローイングした後に、右手のひらが空を向く形になり右腕前腕に回外の動きが入り右肘が絞り込まれます。
その状態のままボディターンのスイングの人は右サイドベンド(右打ちの場合)を入れて下半身を回転してくるので、右手が左手を追い越す動き(右前腕の回内)が入ることなくハンドファーストでインパクトを迎えることができるのです。
ボディターンスイングでは、インパクト付近で手を返す動作が入らないので、手首がほどけずにタメをキープすることができるというメリットもあります。
そして、右手が上のスイングをしている人よりも、結果的にハンドファースト度合いが強くなります。
ゴルフが上手な人はこういった感覚で切り返しからインパクトまで体が動いているのです。
なので、右手が上になる感覚などありません。
むしろ右手は左手の下のままでインパクトを迎えているのです。
具体的に動画を見てもらえればすぐに分かります。
この感覚は手を返すスイングの人にはないと思います。
真逆の動きになります。
右手のひらが地面を向くような感覚で手を返しているアマチュアゴルファーが多いです。
右手が上の感覚とは真逆なので信じられないかもしれませんね。
右手のひらの向きでスイングを考える
インパクト付近で、右手が上にくる感覚でスイングをするものだと思っている場合は、右手のひらの向きでスイングを考えることです。
右手のひらの向きというのは、動画でも解説していますが、正しいボディターンを覚えるために、まずは右手1本だけでシャドースイングをしてみるのです。
そして、右手1本だけで、スイングしていくときにインパクトを終えたフォローでいったん止まってみましょう。
この時に、右手のひらがどこを向いているかを確認します。
インパクト付近で、右手が上になる感覚でスイングをしている人は、フォローで止まると、右手のひらが目標の左か左斜め下を向きます。
これがいわゆるフェースターンやリストターンを意識して、右手が上の感覚で手を返しながらスイングしている人になります。
右手が上になるイメージでスイングを作った結果こうなります。
逆に、正しいボディターンでスイングができている場合は、同じようにフォローで止まると右手のひらが目標の右を向いている状態になります。
それは、切り返しから右前腕に回外の動きが入り、右ひじが絞り込まれてたままフォローまで行きますので、結果的にフォローでは右手のひらの向きが目標よりも右側を向くことになります。
動画で分かりやすくお伝えしていますのでご確認ください。
自分のスイングがリストターンなのかボディターンなのかがすぐに分かります。
フォローで止まったときに、右手のひらが目標の右を向いている人は、右手が左手の下の関係のままスイングをしている人です。
この練習は面白いし自分のスイングの欠点に気づけます。
手を返しているのか返していないのかが、すぐに分かります。
逆にフォローで右手のひらを目標の右へ向けるように練習していけば、リストターンのスイングの人がボディターンスイングになっていきます。
良い練習方法だと思います。
まずはハンドファーストでフェードを覚えろ
右手が下の感覚でボディターンのインパクトを覚えるためには、フェードを覚えることをお勧めします。
右手が上になる感覚では手を返すスイングなので、フェードのイメージが出づらいことでしょう。
なので右手が左手の下の感覚でフェードを打つイメージで練習をすることによってボディターンスイングを覚えやすくなるのです。
具体的には、フォローでも手を返すことなく右手のひらが目標の右を向くぐらいのつもりでフォローを出していきましょう。
下手投げに例えると、ボールに時計回りの回転(シュート回転)をかけるイメージになります。
ソフトボール出身の渋野選手なんかは、この右腕の使い方がとても上手です。
なので、女性では珍しいハンドファースト度合いの強いインパクトを作ることができるのです。
渋野選手のスイングについての詳しい詳細は渋野日向子スイング解説【アンダースローでシュート回転をかける腕の動き】を参考にされてみてください。
右手が下の感覚を覚える方法
右手が下の感覚を覚えるための練習方法を動画で解説していますが、大事なのはインパクトまでのイメージだけではなく、フォローからフィニッシュまでの体の動かし方も正しく理解することが重要です。
多くのアマチュアゴルファーは切り返しからインパクトまでの動きばかりを意識している人が多いです。
右手が上になる感覚でスイングを作っている人の多くが、ダウンスイングからインパクトにかけて腕を返すタイミングばかりを気にしたり、クラブヘッドをボールに当てるタイミングばかりに執着しがちです。
しかし、これではフォローの正しい動き(腕の動かし方など)を覚えることができません。
インパクトは通過点!正しいフォロースルーを覚えよう
インパクトは通過点です。
ダウンスイングからインパクトの動きも大事ですが、その前に正しいフォロースルーの抜き方を覚えてください。
フォロースルーの正しい腕の動かし方(抜き方)を覚えることができると、その前のインパクトやダウンスイングも良い動きになっていきやすいからです。
いくら右手が左手の下の感覚でスイングを作ろうと思っても、フォロースルーの感覚やイメージが間違っていては意味がありません。
結局、正しい動きとして繋がっていかないのです。
なので、ダウンスイングからインパクトまでの動きばかりを気にするのではなくて、フォロースルーの腕の動かし方や抜き方を覚えることにしてください。
そうすれば、右手が左手の下であるという感覚(正しいボディターンスイング)を覚えやすくなります。
腕の動かし方でゴルフは上手くもなるし下手にもなる
お伝えしてきましたように、ゴルフは腕の動かし方によって上手くもなるし下手にもなります。
多くのアマチュアゴルファーが勘違いをしている右手が上の感覚を続けていても伸び悩み苦しみます。
なので、今日から早速右手が上ではなく下という認識に変えていきましょう。
はじめは真逆の動きやイメージや感覚になりますので、とても気持ちが悪いと思います。
「こんなんじゃ球捕まらないのでは?」と思う場合もあるでしょう。
リストターンスイングの人と、ボディターンスイングの人では、そもそも球の捕まえ方のイメージも違いますので、はじめは感覚が違い過ぎても仕方ないことです。
球の捕まえ方に関しては、正しいフェースの閉じ方を知ると解決できます。
球の捕まえ方がよくわからないという場合は、ゴルフの右足前でリストターンは正解?【アマチュア向けレッスンに騙されるな】も参考にしてみてください。
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