ゴルフ迷走君

ローリーマキロイ選手のスイング解説をしてほしい。

アマチュアに取り入れられるポイントなどあれば教えてほしい。

小柄ながらマキロイ選手の飛ぶ秘訣が知りたい。

見た目的にかっこ良いスイングだから真似したいなぁ。

 

今回はこのようなお悩みを解決する方法となります。

この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入りやすくなります。

・ローリーマキロイ選手のスイングの特徴が分かる

・飛距離が出るスイングの秘訣が分かる

・飛ぶスイングに変えたいと思っている場合は参考になる

・地面反力を使える切り返しの沈み込みが参考になる

・ドローボールを持ち球にしたい人によって参考になる

 

今回はローリーマキロイ選手のスイングを解説してほしいというご要望をいただきましたので、それにお答えしたいと思います。

マキロイ選手のスイングはカッコ良くて迫力があって美しいという事で参考にしたいという方も多いのではないでしょうか。

マキロイ選手が行っている動きをアマチュアゴルファーでも取り入れられるポイントなどご紹介しますのでぜひご自分のスイング改善に役立てていただけたら幸いです。

ローリーマキロイのスイング解説【スクエアトップから後ろ回しで下半身を使って飛ばす】

マキロイ選手のスイングは迫力満点です。

背丈はあまり大きな選手ではないのですが、とにかく飛ばします。

 

マキロイ選手のスイングを解説してほしいというご要望が多いため、お伝えしていこうと思います。

実際にどういった体の動きになっているのかを知りたいという人も多いでしょう。

 

スイングは見た目と実際の感覚に大きなギャップがあると言っても過言ではありません。

マキロイ打法を真似したいという場合は、参考にしてみてください。

 

左手ストロング右手スクエアグリップのハンドファーストで構える

まずは、グリップの握りとアドレスのセットアップから分かることは、左手がストロングで右手はスクエアに握っています。

そして、手元位置は左足寄りにあります。

 

若干のハンドファーストでアドレスを取っているということになります。

左手ストロングで握って右手はスクエアで握るというグリップを採用している選手は多いです。

マキロイ選手もその一人です。

 

左手をストロングで握ることによって、左手首をバウドリストにする掌屈の動きが少なくても球が掴まりやすくなるというメリットがあります。

マキロイ選手はトップでバウドリストを行っていません。

 

ダスティンジョンソン選手や、ケプカ選手や、ビクトルホフランド選手や、ダニエルバーガー選手などに見られるトップでの左手首を掌屈する動きがないので、どちらかというと左手のストロンググリップを強めておいて、トップはスクエアな手首の使い方をしてもフェースが閉じた状態を作っています。

その証拠に、トップではフェース面が空を向いています。

アマチュアゴルファーがスイング確認する際に行ってほしい事として、マキロイ選手や他のプロのようにフェース面が空を向くトップの形を目指すことをお勧めします。

なぜなら、フェースをトップで閉じた状態にしておくことで、ボディターンで切り返してインパクトに向かう準備ができるからです。

 

トップでフェースが開いた状態(正面を向いている)の場合は、ボディターンで切り返すとインパクトでフェースが開いた状態になりやすいものです。

そのため、手首をこねてフェースをスクエアに当てようとする動きを入れてしまう事が多いのです。

 

これをアマチュアゴルファーが行ってしまうと、フリップ動作に繋がるケースがほとんどなので気を付けましょう。

トップでフェースを閉じた状態にしておくという事を目指すと、グリップの握り方やアドレスの構え方など自ずと自分なりに考えるようになるはずです。

 

このように考える事ができるようになると、トップに向かってフェースを閉じるテークバックやバックスイングの動きも理解できるようになるものです。

バックスイングの動きに対する理解度が深まっていくと、マキロイ選手のようなスイングを目指したいという場合、トップでフェースを閉じた状態を作っておくことの重要性に気づくことができます。

 

マキロイ選手のトップはレイドオフやクロスではなく、スクエアな位置にシャフトが収まる形になっています。

 

スクエアなトップから後ろ回しを入れながらのシッティング動作

マキロイ選手は、スクエアなトップ位置から後ろ回し動作をクラブヘッドに加えながらシッティングを行ってきます。

つまり、背中側にヘッドが落ちながら下半身が沈み込む動きが発生することになります。

 

この動きによってクラブヘッドを加速させるための助走距離を取ることができます。

なぜなら、マキロイ選手のように切り返しから行うシッティング動作(両膝が曲がりながら回転する)はブランコを勢いよく漕ぐときの動作の感覚に似ているからです。

 

ブランコを勢いよく漕ぐときには、思い切り膝の曲げ伸ばし動作を行います。

マキロイ選手はこの下半身の動き(ブランコ動作)を切り返しから行っています。

 

なので、彼のようにクラブヘッドを加速させる上で、このシッティング動作が効率の良い後ろ回しからのヘッドの加速に繋がってくれるという事になるのです。

アドレスから切り返しの流れの中で、頭の位置が随分と下に下がってきているのが見てわかると思います。

いわゆる、シッティング動作が発生している証拠です。

 

両膝が曲がるような感覚になるものです。

このシッティングの感覚を覚えたいという場合は、ゴルフ地面反力ドリルで陥る間違い【正しいガニ股スクワットへの修正方法】も参考にされてみてください。

 

マキロイ選手の場合は、ハーフウェイダウンで腰が正面に戻ってきていますが、胸の面はまだ後ろを向けている状態が続いている事が多いです。

いわゆるインサイドアウト軌道でドローボールを打っていく動きに適しているという事になります。

 

インサイドにヘッドを落とす動きを強くしてドローを打っていきたいという場合は参考になるでしょう。

このイメージに加えてアッパースイングのイメージを持つことによって、フェースをインサイドからボールに入れやすくなります。

 

そうすれば、インサイドアッパーの軌道を作ることができるのでドライバーなど球を掴まえながらドローで飛ばすという理屈を理解できやすくなります。

 

インサイドアッパー軌道を作ることができると、カット軌道が直っていきますので上から下にフェースをボールに当てに行くという動きもなくなります。

また、右手が左手の下のままの感覚でボールをとらえることができるようになるので、右サイドベンドも自然と入る形になりますし、球を掴まえるという行為を手の操作に頼らなくて済むようになります。

 

いわゆる、フェースを開きながらヒール部分からインパクトに向かって行く感覚になるので野球のバッティングに例えるとインコースの球をライト方向へ流し打つ感覚になるのです。

球を掴まえるという行為をフェースの開閉によって行うイメージがある場合は、この感覚にたどり着くことはできません。

 

よくありがちな日本式のフェースターン理論などではこの感覚にたどり着くことは不可能です。

なぜなら、フェースターン理論ではダウンスイングの途中から右手が左手の下にある関係性を崩すことになるからです。

 

フェースは閉じながら使うのではなく、開きながら使うイメージに変えるとスイングに対する動きの違いを理解しやすくなりますので、飛ばないゴルフスイングの改善点【球は捕まえに行かずに逃がしに行けば飛ぶ】も読んでおいてください。

 

マキロイ選手も右手が左手の下にあるインパクトになっている

マキロイ選手もしっかりと右手が下のインパクトを迎えています。

右手が左手を追い越しながらインパクトに向かってくるスイングでは、このようにハンドファーストに打つことはできません。

 

腰を開いて球に力を伝える形ができているということが言えると思います。

例えば、ボールを丸太に置き換えてみるとマキロイ選手のスイングは丸太に対して思い切り右サイドのパワー(右肩や右三頭筋)を使って、パワーを伝えようとしているようにも見えてきます。

 

マキロイ選手のように右サイドを押し込んでいくイメージがあると、インパクトに向かってのパワーを伝えるイメージが湧きやすいかと思います。

右手が左手の下のまま右サイドのパワーをインパクトに向かってぶつけていく感覚になります。

 

手の返しは腰を過ぎてからが正解

右手が左手を追い越す動きが左腰のあたりに手元が上がった部分で発生しています。

アマチュアゴルファーの多くが、左足の前でこの動きが発生してしまうことが多いです。

 

なぜなら、右手が左手を追い越しながらのインパクトになっているからです。

いわゆるハンドファーストに打てない動きになっているわけです。

 

マキロイ選手のように手が返るのは腰のあたりで起こる事が望ましい形です。

ハンドファースト度合いが強い選手は、腰を過ぎてフィニッシュの直前で手が返るという選手もいます。

 

例えば、400ヤードをぶっ飛ばすドラコンプロのビクターロドリゲス選手などは別格です。

手の返しがフィニッシュの直前に入ります。

これだけのハンドファーストで打ち抜く化け物はなかなかいないと思います。

個人的には飛ばして曲げないという最強スイングだと思います。

 

つまりその分だけフェース面をスイングプレーンに対して安定して動かすことができているという証拠になります。

フェースの開閉量が少ないスイングという事が言えます。

 

なので、あなたがもっとフェースの開閉量を抑えていきたいという場合は、手がどこで返っているのかを確認してください。

左足の前あたりで手が返っているというスイングの場合は、アーリーリリースで右手が左手を追い越しながら(フリップが入っている)打っているということになります。

 

フリップ動作になってしまうのはリストターンスイングによる事が原因ですので、リストターンとボディターンはどっちが良い?【トッププロのスイングが答え!迷わない】も読んでおいてください。

 

マキロイ選手のフォローの形を目指すと失敗する

フォローで綺麗に右手が左手を追い越しているからと思って、多くのアマチュアゴルファーが腕の形にこだわって練習することがありますが、以下の形にこだわると失敗します。

これは、結果的にフォローで右手が左手を追い越した形になるということです。

このフォローのイメージを持ってスイングをすると必ずダウンスイングからインパクトで右手が左手を追い越しながらの動きになりますので、実際は左足の前で右手が左手の上に被さった状態になってしまうのです。

 

同時に、伸びあがりながら前傾姿勢を起こす動きが入ってしまいます。

あくまで自然発生する形であることを理解しましょう。

 

フォローで手が返っている形がかっこ良いからと思って、それを目指そうとすると、リストターンスイングになるだけで悪影響となりますので、こういったイメージを持つことは辞めた方が良いです。

 

マキロイ選手のスイングから真似できるポイント

マキロイ選手のスイングから真似できるポイントは、やはりアドレスのグリップの握りやセットアップの形だと思います。

ボディターンでスイングして球が掴まるという準備がアドレスで出来上がっていますので、この部分は真似するべきでしょう。

 

なぜなら、アマチュアゴルファーの多くが球が掴まりにくいアドレスになっていることが多いですからね。

また、マキロイ選手の切り返し動作も真似するべきポイントだと思います。

 

切り返しからクラブヘッドを後ろ回しする動きによってヘッドを加速させることができて、なおかつ右手が左手の下の関係性のままインパクトを迎えるという動きはボディターンスイングを身に着けるためには必須条件だからです。

そして、これができて正しいハンドファーストインパクトが可能となります。

 

こういった欧米系のスイング理論を体感したいという場合は、必ず右手が左手の下の関係性を維持しなければなりません。

そのためには、欧米系スイングに必須となるレイドオフのトップからでもボディターンで打てる技術を身につておく必要がありますので、以下の動画内のスイングを一度真似して打てるのかを確認してみてください。

 

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