ゴルフ迷走中

フェースターンをしない方が良いのか、した方がいいのか・・・

ぶっちゃけどっちが正解なんだろう・・・

フェースターンをしなさいと言われることが多いけど・・・

もう1年ぐらいフェースターンの練習してるけど、コースで結果出ないしなぁ。

フェースターンって本当のところどうなんだろう?

 

今回はこのようなお悩みを解決します。

この記事を読むことで、以下のメリットが手に入ります。

・フェースターンの意識など必要ない事が分かる

・フェースターンをしないスイングに変えると飛距離が伸び方向性が安定する

・上手い人がフェースターンをしていない事が分かる

・コースに強いスイングと弱いスイングの違いが分かる

・フェースターンやリストターンはビギナー向けレベルの対処法だと分かる

 

結論から言いますが、上手くなりたいならフェースターンをしないスイングを作りましょう。

コースに強いスイングの作り方を教えます。

 

フェースターンをしないスイングとするスイングでは何が違うのか?

そしてフェースターンをしている人が陥ってしまう特徴など詳しくお伝えしますのでお楽しみください。

 

具体的には、フェースターンの量は少なく済むようにするということです。

 

フェースターンはしないが正解!【世界標準スイングを身につけろ!】

日本には、まだまだフェースターンに対して執着するゴルファーが多いのが現状です。

結論から言いますが、フェースターンを意識してスイングを作っていくゴルファーのほとんどが伸び悩みます。

 

確かにフェースローテーションは自然に多少発生するものですが、意図的に入れるということはよくありません。

この部分を勘違いしてフェースターンを能動的に入れようとしている人が多いです。

 

世界標準スイングでは意図的に手を返してフェースターンを推奨する理論はありません。

残念ながら日本だけです。

 

youtubeを見ても多くのレッスン動画で「フェースターンをしろ!」という理論をよく目にします。

リストターンをしなさい。フェースを返しなさい。地面に向かって出力しなさい。いろいろな表現がありますが、これらすべて体の回転を止めて腕を振るという理論です。

 

体の回転が止まるというのは、具体的に言うと、胸の回転が止まるということです。

 

フェースターンに対する勘違いを改めよう!

まずは、多くの方がフェースターンに対する考え方が間違っています。

フェースターンが必要だと思っている人や、教えられた人は、開いているフェースを閉じるものだと思って、ダウンスイングからインパクトに向かってスイングしている人がほとんどですね。

 

中には、ダウンスイングからフォローに向けて、フェースをひっくり返すように使うものだと勘違いをしています。

 

例えば、

ダウンスイングからインパクトに向けて、右手のひらを地面に向けるようにひっくり返してみたり。

インパクト前やその付近で、右手が左手を追い越すように腕を返したり。

 

インパクトに向かって、地面にボールを投げつけるように右腕を捻じって使うものだと思っていたり。

切り返しから胸の面を右へ向けたまま体を開かずにクラブヘッドを走らせる意識で腕を振ってみたり。

 

他にもいろいろな表現でフェースターンをさせる動きを取り入れさせようとするレッスンが多いです。

こういったレッスンを見ていると、悲しい気持ちになります。

 

なぜなら、それではいつまでたってもビギナーレベルから抜け出ることができずに苦しむことになるからです。

昔の僕もそうだったように。。。

 

では、なぜこういったレッスンが流行るのか?

理由は単純です。

 

多くのビギナーゴルファーはスライサーです。

球が捕まらずにスライスばかり出てしまいます。

 

スライスする理由にフェースが開いているというのがあります。

そのため、フェースを開かないように使う必要があるということを、説明されます。

 

これはゴルフをしている人なら当たり前に知っていますが、フェースを閉じて打つことによって球が捕まるようになるという理由から、フェースターンをすることでそれが可能になるという話をするのです。

 

そして、フェースを閉じる動きを入れるために、

手を返す。腕を捩じる。前腕を回転させる。地面に向かってエネルギーを出す。地面に向かってボールを投げつける。

 

こういった表現で腕を使ったフェースの閉じ方ばかりを教え込んでいきます。

こうすることで、フェースがひっくり返りながらインパクトできますので、すぐに球が捕まるという感覚を養う事ができやすいからです。

 

今までスライサーだったり、球が捕まらなかった人からすると、すぐに球が捕まるという感覚を得ることができて「これは凄い!」となるのです。

しかし、これは残念ながらその場しのぎ的な方法です。

続けていても、いずれは引っ掛け(チーピン)やプッシュアウト(捕まらない)でまた悩むことになるのです。

 

なぜなら、腕を返したり捻じったりするフェースターンは、シングルさんやツアープロが行っている正しいフェースの閉じ方(世界標準)ではないからです。

世界標準スイングとリストターンスイングの違いはリストターンとボディターンはどっちが良い?【トッププロのスイングが答え!迷わない】を読んでおいてください。

 

そしてフェースターンを続けていくと、結果的にダウンスイングから体を止めて、腕を振るスイングになっていくのです。

多くのアマチュアゴルファーがこの状態に陥ってしまっています。

 

残念ながら、フェースターンを意識して腕を返している以上、ビギナークラスで悩み続けます。

そしてき近年の重心距離の長い大型ヘッドのドライバーでは通用しません。

フェースターンを意識している人のほとんどがドライバーが苦手です。

 

例えば、フェースターンをしていると、具体的にどういったスイングになっていくのかをお伝えします。

 

フェースターンをすることによって以下のデメリットが生まれます。

  • インパクトに向かって前傾が起きながら手元が高いインパクトになる
  • インパクトで右ひじが伸ばされて体の回転が止まる
  • 体の回転が止まるので、インパクトで後方から見て左のお尻が見えてこない
  • 伸びあがってインパクトするのでボールに正しく力を伝えることができず飛距離不足
  • 腕を返すので急激にフェースが返って特にショートアイアンなど引っ掛ける
  • 体を回そうものなら、振り遅れてドライバーなど長いクラブになると捕まらずにプッシュアウトする。
  • フィニッシュでバランスよく立つことができない

このように結果的に、飛ばないし、曲がりやすいスイングになるのです。

体を止めて腕を振るものだと勘違いしているゴルファーはこの状態に陥って抜け出ることができなくなります。

 

なぜなら、その感覚やイメージが癖になっていくからです。

そして、フェースを返すことばかりに執着していきます。

こんな状態では、コースに行くとアプローチもショットもボロボロです。

 

たまに運よく出る80台中盤辺りのゴルフが限界でしょう。

調子が出ないと瞬く間に、100を叩くようになったり、90台そこそこのゴルフで伸び悩む結果になる人がほとんどです。

フェースターンを意識したスイングでは、どう転んでもアマチュアゴルファーでは70台の安定は期待できないレベルです。

 

プロでも稀にこのようにフェースターンメインのスイングをしているゴルファーはいますが、結果の波が激しい人が多いですね。

練習量が多いプロですら、フェースターン意識の腕の運動量が多いスイングでは安定性に欠けるのです。

 

手を返してフェースターンをしているスイングではアマチュアが安定して70台で上がれるショットなんて到底無理な話なんです。

ましてやドライバーが苦手で飛距離不足に悩むことになります。

 

フェースターンをさせる練習は上達を妨げる

お伝えしてきましたように、フェースターンをさせる練習は、ビギナーレベルから上達できずに苦しむことになります。

そして、練習を続けることによって、それまでの感覚やイメージが凝り固まり、なかなかその癖から抜け出ることができなくなります。

 

イメージや感覚の違いを修正するためには、それまでの動きを完全に辞めて他の動きに変える勇気が必要です。

これができないので、いつまでも悩み苦しむビギナーゴルファーが増え続けてしまいます。

 

ゴルフスイングに対してというか、ダウンスイングからインパクトに対して、間違った認識のフェースターン理論に悩み続けるゴルファーが増え続けているのが悲しい現実ですね。

 

閉じ方を変えればフェースターンをしない世界標準スイングになる

フェースターンをしないスイングは、フェースターンを推奨するスイングとはフェースの閉じ方が異なります。

腕を捩じってフォローで左手の平が空を向くように腕を捻じる動きなどしません。

 

インパクトからフォローで、右手は左の手の下の感覚をずーっとキープです。

右手が左手を追い越す感覚などありません。

 

フェースターンの意識は捨てろ!まずはシャットフェースを覚える

フェースターンをしないスイングを覚えるためには、シャットフェースに変える事からスタートするといいでしょう。

シャットフェースにするためにはグリップの握りも大切ですが、主に手首の動きを変える必要があります。

 

シャットフェースに変える具体的なグリップの握りと手首の動きに関しては、ゴルフのスライスしないグリップの握り方【フェースが開かない方法】を読んでおいてください。

シャットフェースに変えることによって、フェースの閉じ方を変えることができます。

 

具体的には、手首でフェースを閉じるのではなくボディの動きでフェースが閉じるという感覚になります。

 

シャットフェースにすることによって、腕を捩じって体の回転を止めてフェースターンさせる動きから、体の回転を主体として最後にクラブヘッドが付いてくる動きへと変えることができます。

 

その結果、切り返しから体の回転を止める余計な腕の動きを入れる必要がないので、右手が左手の下の感覚を保ったままハンドファーストでインパクトすることができるようになります。

これが安定してフェース面をコントロールできるスイングの形です。

 

個人的にはストロンググリップにして、フェースの開閉量を抑えるスイングを作った方がコースに強いと思います。

 

インパクトまでの正しい体の使い方を覚えよう

フェースターンしないスイングをするためには、ダウンスイングからインパクトまで体の正しい使い方を覚える必要があります。

今までフェースターンを意識していた場合、体を開かずに胸の面を後ろに向けたまま腕を返しながらヘッドを走らせてインパクトに向かっていたという動き、イメージや感覚を変える必要があります。

 

なぜなら、このような動きを意識したまま、もしくは消さないままにスイングしても正しい体の使いかたを覚える事ができずに、そのイメージや感覚が邪魔になるからです。

 

世界標準のフェースターンを意識しないボディターンスイングを身につけるために、ダウンスイングからインパクトのイメージを変えるための方法として、手っ取り早くその技術を身につけるならスコア65!7バーディーを取った左サイドと体幹の秘密を暴露!隠してきたテクニックを完全公開!をお勧めします。

インパクトまでの正しい体の使い方を覚えることができますよ。

 

フェースターンをしないフォローの抜き方を覚えよう

フェースターンしないスイングを身につけるためには、フォローの抜き方も大事です。

いくらインパクトまでのイメージや感覚が変わっても、フェースターンを意識したスイングをしてきた場合、フォローからフィニッシュの動きも、その癖がこびりついてしまっている場合が多いですからね。

 

フェースターンをしてきた場合、インパクト後のフォローからフィニッシュに向かう動きがフェースターンをしないスイングとは全く違うものになるので、以前の動きのイメージや感覚が変わらないままだと動きがマッチアップせずに苦しむことになります。

そして、フォローからフィニッシュへの動きが変わらないと、結果的にフェースターンのスイング(腕を返す動き)に逆戻りしてしまいますので、このフォローからフィニッシュの動きもしっかり変える必要があります。

 

具体的な方法としては、ゴルフのフォロースルーの作り方【正しい振り方を動画で解説】を参考にしてください。

今回お伝えしてきたことを実践して、ぜひフェースターンをしないスイング(世界標準スイング)を身につけてほしいと思います。

 

ビギナーゴルファーから抜け出すために必要な事をお伝えしてきました。

ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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