左ひじが引けるチキンウィングをどうにかしたい。
チキンウィングを直すための具体的な方法を教えてほしいなぁ。
どうすれば左ひじが引けなくなるのかな?
今回はこのようなお悩みを解決するための方法になります。
この記事を読むことによって以下のメリットが手に入りやすくなります。
・左ひじの引けで苦しむスイングから解放される
・チキンウィングを克服するためのコツが分かる
・カッコ悪いフォローからフィニッシュへの動きを改善することができる
・左ひじの引けはインパクトの詰まりが原因であることが分かる
ベストスコア65の僕が今回は左ひじが引けるというチキンウィングで悩んでいるゴルファーの解決策をお伝えしますので、今回の内容を参考にされてみてください。
インパクトでボールを打ちぬいてから今度はフォローに行くわけですがこのフォローで特に気を付けておきたいことがあります。
それは左ヒジが背後に引けてしまうというもの。
この動きが大抵の人に見られると思います。
いわゆる「チキンウィングになってるよ~」と言われる場合もあると思います。
多分アマチュアの人の8割ぐらいはこの左ひじが背後に引けてしまっていると思います。
フォロースルーで左ひじの引けを修正するために具体的な改善策をお伝えしていきます。
「私も左ひじが引けてしまいます。どうしたら左ひじが引けないカッコいいフォローが取れるのでしょうか?」というご相談をよくいただきます。
左ひじが引けるという動きは良く起こりますよね。左ひじが引けるというのはインパクトで詰まることが原因となります。ぜひ左ひじの引けを克服しましょう。
左ひじが縮むという動きを改善
フォロースルーで左ひじが背後に引けるという事は、いわゆる左ひじが縮んでしまった状態になっているという事です。
なので、左ひじが縮んでしまっている状態を修正することが必要です。
左ひじが縮むことによりスイングアークが小さくなります。
そして、左ひじが縮むと同時にスイング軌道がアウトサイドインの軌道になりやすいのです。
左ひじがフォローで引けて縮こまってしまうという場合は、クラブヘッドを切り返しからボールに向けて当てに行きたくなる衝動から右手を強く使ってしまい右手首を手のひら側に折る動きを入れながら打ちに行ってしまっているということが原因です。
こうなると、球筋も当然弱弱しいものになる。
そしてスライスが出る確率が高まります。
なので自分が持っている力をボールに最大限伝えることが出来ないのです。
フォロースルーで左ひじと言うのは一旦折りたたまれていくように思うかもしれませんが、実はハンドファーストで打てると左肘はある程度伸ばされた状態で振りぬかれるものです。
左ひじが引けるから左ひじを伸ばそうとしてスイングするというわけでもないのです。
なぜなら、勝手にある程度伸ばされることになるからです。
左腕の振りぬき方ですが、細かく説明しますと左腕は目標方向へ伸ばされるようにして体の回転によって結果的に左に振りぬかれていくのです。
結果的に「左へ振りぬかれて行く」ということになります。
その後はフィニッシュに向かってだんだん左ひじがたたまれていくという感じになります。
だから、いくら左腕を伸ばすと言っても左腕を伸ばしっぱなしのイメージでスイングするというわけではないのです。
むしろハンドファースト度合いが強くなると左ひじがインパクトで曲がったままの状態になりやすいのです。
以下の写真を見ると分かる通りです。
ハンドファースト度合いが強いインパクトをしてくるゴルファーはこのように左ワキは閉まっておらず、むしろ開いた状態で左肘は曲がった状態でインパクトを迎えています。
このように完全に左肘は伸びきってはおらず、むしろインパクトで曲がっている状態からフォローに向かって行きます。
なので、ボールを打ち抜いてからは左ひじを伸ばしていくという意識は必要なくて、どちらかというとある程度左腕が伸ばされて行くために必要なるインパクトの当て方を覚えることが先です。
つまり、ハンドファーストで打つという事が基本となります。
インパクトでボールを打ちぬいた後に自然と左肘がある程度伸ばされて行くという事になりますので意図して無理に伸ばそうとするわけでもないのです。
インパクトでハンドファーストに打つことができれば、インパクトが詰まらなくなり結果的にフォローが大きくなっていくという感覚が正解です。
意識しても直らないのはなぜか?
左ひじを伸ばそうと意識しても、直らないのはインパクトの当て方がハンドファーストではなくハンドレイトになっている場合が多いのです。
ハンドレイトのインパクトになると前傾姿勢が起き上がる動きになりやすくヘッド先行でダウンスイングすることになりますので、インパクトが詰まるという問題が生まれてしまいます。
いわゆる左手首が甲側に折れる動きをインパクト付近で入れてしまうということです。
つまり、タメがほどけてリリースが早いという意味にもなります。
こうなると結果的に前傾姿勢が起きやすくなりますので、体の回転が止まってしまいやすくもなります。
このように様々な問題が出てしまうのです。
結果的に左ひじが引けてしまうというチキンウィングが発生するというわけです。
引けをなくすために苦労している人は多いでしょう。
左ひじを伸ばそうと思っただけで左ひじの引けがなおったら苦労はしませんからね。
なのでその根本的な部分を解消しなければなりません。
そうしないことには左ひじの引け(チキンウィング)は直せません。
チキンウィングを直す具体的な方法
チキンウィングを直すために具体的な練習方法があります。
それは、あえて左ワキを閉めずに球を打つ練習をするのです。
なぜなら、インパクトで左ワキを閉めずに開けたまま球を打つ練習をすることによって、左手首を甲側に折って右手首を手のひら側に折るフリップ動作ができにくくなるからです。
インパクトで左ひじは曲がっていても構いません。
左ワキを空けたままの意識を持つことによって、ハンドファーストで打つ感覚も得られやすくなるものです。
左ワキを無理に閉めようとせずに逆に空けたままのイメージでインパクトすること行っていると前傾姿勢の起き上がりやアーリーリリースも改善にされやすくなります。
左ワキを空ける感覚でインパクトするとシャンクが出るという場合は、アドレスですでにハンドファーストで構える癖を付けてください。
そうすることによって、手元が体の側面に外れてトップで懐がつぶれるというミスを防ぎやすくなりますので、左ワキを閉めずにハンドファースト打ってもシャンクしなくなります。
球を掴まえやすくするためにアドレスというのは大切ですからね。
なので、アドレスの手元の位置は左足の前【ハンドファーストで打てる構え】も読んでおいてください。
トップから左ワキを閉めずにダウンスイングしてくると自ずとクラブヘッドはインサイドから入ってくれyはすくなります。
先ほどお伝えしましたが、フォロースルーで左ひじがひけるというのもアウトサイドインの軌道にも原因があるので、左ワキを閉めずにインパクトするという練習でアウトサイドイン軌道も改善されやすくなるのです。
アウトサイドインのスイングというのはボールに最もサイドスピンが入りやすく、ハンドファーストに打てないすくい打ちというパターンになりますので、球は飛ばないし曲がるという結果になってしまいます。
アウトサイドインの軌道でボールをまっすぐに飛ばしたいと思う人は反射的に左ひじを背後に引くことでヘッドをターンさせないようにしています。
そして、この動きを入れるためには同時に前傾角度を起こして体を伸びあがらせるという動きが入ります。
その結果、アウトサイドから入ってきたらクラブがフェースオープンになってインパクトしやすくなるため、球が掴まらない状態に陥ってしまいます。
そして、伸びあがることによってシャンクも出やすくなります。
なので左肘が引けるチキンウィングを直すためには、ハンドファーストで打つという基本を身に着ける必要があるのです。
7番アイアンでフックボールを打つ練習でチキンウィングを直す
さて、左ひじの引けがどうしても直らないという人は7番アイアンを持ってフックボールを打つ練習をしてみるといいでしょう。
7番アイアンはシャフトの長さやロフトの角度的に見ても標準的なイメージのクラブだからです。
なのでボディーターンでフックボールを打つにはちょうど良いと思います。
先ほども話しましたが左ひじの引けの原因としてはアウトサイドインのカット軌道による傾向が強いのです。
なのでフックボールを打つためにはインサイドアウトの軌道を作ってスイングする必要がありますので、カット軌道とは真逆の動きになります。
フックボールの打ち方ですが、アドレスで飛球方向に対してクローズドに構えます。
クローズとというのはクラブヘッドをボールに対してスクエアに構えたら後ろ足を背中方向へ引いて飛球方向に対して肩が右を向く形を作ります。
あとはスタンスに沿ってクラブを振るだけで飛球方向よりも右に振りぬくインサイドアウトの軌道になります。
これでフックボールが打てるようになると左ひじの引け(チキンウィング)が直りはじめたと思っていいでしょう。
ポイントは左ワキを閉めないようにダウンスイングすることです。
ただフックボールを打つからと思って意図的に手首を返してフェースターンを起こす動きはおすすめしません。
こういったフェースターンを手首の返しで起こさせるレッスンは多いですが、これを続けているとチーピン持ちになってしまいますので、気を付けてください。
手首の使い方の具体的な内容としては、ハンドファーストでレートヒットを覚えるダウンスイングの左手首を読んで参考にしてみてください。
また、ご自分でスイングを確認する際にはフォローでのクラブフェースの向きなども意識してみるといいでしょう。
そうすることで腕が正しくローテーションできているのかというのも理解しやすくなります。
左ひじがフォローで引けるという場合は、左手首を甲側に折る動きをインパクト前から誘発してしまうわけですが、それに加えて左腕がローテーションできていないという場合もありますので、フォローでクラブフェースが左下を向くとフェースターンができている証も読んでおいてくださいね。
個人的にはあまりフェースローテーションを入れるスイングは好きではないのですが、左ひじが引ける動きを解消するには速効性がありますので、実践されてみるのも良いでしょう。
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