
山本道場ゴルフTV師範代の山本先生のスイングを解説してほしいなぁ。
どんな特徴があるのか?
魚突きドリルとか腹直筋打法とか色々な理論から本人のスイングの特徴などが分かればなぁ。
今回はこのようなお悩みを解決する方法となります。
この記事を読むことによって、以下のメリットが手に入ります。
・山本道場先生こと山本誠二先生のスイングの特徴が分かる
・欧米系スイングとの違いが理解できる
・ご自分のスイングを分析する上で参考になる
今回は山本道場ゴルフTVの師範代こと山本先生のスイングを解説してほしいという事を言われることが多いため、記事にしてみました。
山本誠二先生はいったいどんなスイングをされているのか?
動きとしてどんな特徴があるのか?
この部分を深堀してみたいと思います。
世界標準スイングとの違いなども理解できれば、ご自分が目指すべきスイングモデルなども理解しやすいかと思います。
山本道場師範代こと山本誠二先生のスイング分析【頭の位置に注目】
今回は山本道場ゴルフTV師範代こと山本誠二先生のスイングを分析してほしいというご要望をメールでいただくことが多いため、僕なりに分析してみたいと思います。
このサイトでは、他にもいろいろなプロゴルファーの方やコーチのスイングを解説していますので、いつも見てくださっている方は、ある程度はご自分のスイングチェックする際の指針になっているかと思います。
なので、今回もご自分のスイングを作っていく上で参考になる部分などが見つかれば幸いです。
魚突きドリル、すん、イカクロス、ミズカマキリ、腹直筋打法などなど。
様々な言葉の表現でユニークなレッスンを展開されている山本先生のスイングの特徴はいかに?
欧米系のスイングなどと比較して具体的にお伝えしたいと思います。
山本誠二先生のスイングを分析した結果
早速、山本誠二先生のスイングを分析していきます。
まずは、アドレスとインパクトの違いを比較してみます。
僕がスイング分析で大事にしている2点からお伝えします。
1つ目は、頭の位置がアドレスとインパクトでどのように変化しているのか?ということが大事です。
山本先生のアドレスとインパクトで頭の位置を比較するとアドレス時よりもインパクト時に頭の位置が上にあがっている動きが見受けられます。
アドレス時よりも頭の位置がインパクトで上に上がりながら打つ場合、前傾姿勢の起き上がりが原因となります。
前傾姿勢が起き上がることによって、頭の位置はアドレス時よりも上に上がることになるからです。
この動きを誘発してしまう原因として、考えられる部分がお尻の位置になります。
アドレス時よりもインパクト時にお尻の位置が前(ボール方向)に出ている動きが見受けられます。
これは専門用語でアーリーエクステンション(起き上がりが早い動き)によってお尻の位置がアドレス時よりもインパクト時にボール方向へ出ることになります。
結果的に前傾姿勢が起きることで、必然的に頭の位置が上にあがってしまうのです。
スイングを分析する上で、アドレス時とインパクト時で頭の位置とお尻の位置を比較した場合、このような違いを見つけることができます。
そして、違いが起きる原因を深堀すると、原因がアーリーエクステンション(前傾姿勢の起き上がり)によるものであることが分かります。
このサイトでは散々アーリーエクステンションを直す必要があることをお伝えしています。
なぜなら、アーリーエクステンションが直らないことには、ボールコントロールが難しくなるからです。
アマチュアゴルファーの多くがアーリーエクステンションで苦しんでいます。
練習量が多いプロの場合は、アーリーエクステンションでもボールコントロールは可能かもしれませんが、練習量が少ないアマチュアゴルファーの場合は、この動きが邪魔をして中々上達できないというドツボにはまりやすいです。
アーリーエクステンションになってしまう癖を克服するために、飛ばないゴルフスイングの改善点【球は捕まえに行かずに逃がしに行けば飛ぶ】も参考にされてみてください。
球を掴まえに行くと手を返すイメージが強くなるものです。
手を返すことによって、前傾姿勢が起きてアーリーエクステンションになってしまいます。
特徴は頭の位置の上昇(アーリーエクステンション)
山本誠二先生のスイングの特徴は頭の位置が上昇しながらのインパクトです。
これは、先ほどお伝えしましたようにアーリーエクステンションによるものですが、これを横から見ると以下のように腰が左へスライドしている動きが分かりやすいと思います。
アドレス時に比べてインパクト時では左膝が目標方向へ流れています。
この流れた動きと同時に、腰のスライドが起こり、頭の位置が上昇しながらのインパクトを迎える動きを誘発することになります。
これは切り返しからのフロントベンド(骨盤を前傾させる動き)の動きが入っていないので、切り返しから下に沈む間ができずに腰が回転を始めることにより、右腰よりも左腰の方がすぐに高くなってしまうため、結果的にアーリーエクステンションとなり、スライドターンの動きが強くなるのです。
そのため、伸びあがりながらインパクトでは手元が高くなりますので、ハンドファーストで打てづらくなります。
打てたとしても、ハンドファースト度合いの弱いインパクトになりやすいのです。
ハンドファーストで打つためのコツとしてはアドレスの手元の位置は左足の前【ハンドファーストで打てる構え】も参考にされてみてください。
ツアープレイヤーと比較してみた
では、ツアープレイヤーたちのスイングとどう違うのかを比較してみましょう。
一般的に分かりやすい部分としては、アドレスとインパクトでの頭の位置ですね。
前傾姿勢が深くなることによって、インパクトでは頭の位置が下がってくるものです。
【ツアープレイヤーたちのアドレスとインパクト】
【山本先生のアドレスとインパクト】
インパクトでの頭の位置を比較すると対称的な部分が見えてきます。
前傾姿勢の起き上がり度合いも比較すると分かりやすいと思います。
ゴルフスイングは一瞬の動きなので、スイングだけを見ると体の動きの違いが分かりにくいのですが、このようにアドレスとインパクトの違いを比較しながら見比べることによって、どこがどう違うのか?という部分に気づけやすくなるのです。
一流選手になるほど前傾姿勢の起き上がりはなく、逆に前傾姿勢がインパクトに向かって深くなるという場合が多いです。
キャメロンチャンプ選手やダスティンジョンソン選手などは顕著に前傾姿勢が深くなっているのが見て取れます。
【キャメロンチャンプ選手】
ゴルフ理論は1つではない、どれを選ぶかは個人の自由
ゴルフスイング理論は1つではないため、どれを選ぶかは個人の自由です。
ただ、将来的にどういったスイングになりたいのかというのは、ある程度決めておく必要があると思います。
そうしないことには、色々な理論に実践しながら遠回りをする可能性が高くなるからです。
今回は大まかな部分で、山本道場ゴルフTVの師範代こと山本誠二先生のスイングを分析してみましたが、このようにご自分のスイング診断にも役立てていただけたら幸いです。
日本人アマチュアゴルファーも含めて、結果的にアーリーエクステンションによって伸びあがりながらのスイングをされている人がとても多いです。
個人的に自身の経験からも思う所ですが、アーリーエクステンションを止めることによって、スイングに対する考え方がシンプルになっていきます。
なぜなら、アーリーエクステンションが原因となり、手元が高くなりインパクト付近でフリップ動作が入ってしまいますので、手を返すタイミングとか腕の振り方とかフェースターンとか、そういった部分にばかり気を取られてしまいがちになるからです。
アマチュアゴルファーはよくフェースターンやリストターンと言われる動きを一生懸命練習されるわけですが、そもそもアーリーエクステンションを止めることができれば、そういった手を返したりフェースターンを意識したりする必要はなくなっていくのです。
もっとシンプルにゴルフスイングを考えられるようになるのですが、一般的に多くの人が前傾姿勢の起き上がり(アーリーエクステンション)を止めることができないため、色々と難しく試行錯誤しながら自分でゴルフを難しくしてしまっているのです。
なので、アーリーエクステンションを止めたいという場合は、「左に振りぬく方法」を実践しましょう。
前傾姿勢が起きる動きを改善して左に振れるスペースを作ることができれば、ツアープレイヤーのようなスイングになっていくものです。
スイングにおける大切な部分を極秘公開していますので、気になる場合はスコア65!7バーディーを取った左サイドと体幹の秘密を暴露!隠してきたテクニックを完全公開!も読んでおいてください。
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